ボイストレーナー ブログ
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もう1通のメール、それはとても嬉しいメールでした。
「3つの言い訳」をしないと自らに誓い、まさにそれを
体現されている会員さんからいただいたメールです。
下記がそれです。
3つの言い訳について思った事を書かせていただきます。
僕は京都の学校に通っていたのですが、安田先生のレッスン
に集中するため、学校を辞めて東京に引っ越す事も考えていました。
勿論学校はとても大事でしたが、僕にとっては先生のレッスンを
受ける事の方が重要だったのです
しかし「学校もろくに続けられない中途半端な人間が世界標準の
テクニックが身に付けられるはずはない」と考え、どちらも中途半端
にならぬよう、両立する事を決意しました。
勿論京都から月2回東京まで通う事は経済的にも時間的にも決して
楽ではありませんでした。
しかし、その分絶対にバードビークで習っているメソッドを意地でも
身に付けつけてやると言う意欲だけは誰にも負ける気はしません。
(バードビークの他の会員さんも皆同じ思いだと思います)
練習を1日たりとも休んだ事はありません。
歌に集中する場合、何かを犠牲にしなければならない事もあると思います。
確かに元々東京や関東周辺に住んでいる人に比べれば通うのは遙かに
大変かも知れません。
しかし、先生はアメリカまで行かれて、しかも自ら試行錯誤してギャップの
埋め方や本当に効果のある練習方などを見いだされています。
更に歌に専念するために生きる事、歌う事に必要な物以外は省いた
生活をされていました。
渡航費、滞在費、言葉の壁、飛行機ひとつにしても命がけです。
言葉で書くのは簡単ですが、物凄い事だと思います。
とても僕なら出来なかったと思います。
実際先生が居てくれなかったら、僕はアメリカに生まれず日本に生まれた
事を恨んでいたかも知れません。
今は日本人で本当に良かったと思います。(先生本当にありがとうございます!)
実際先生の多大な苦労、覚悟、努力、試行錯誤を考えると(想像出来ないほど
凄まじいと思います)京都から月2回通う事だって屁のかっぱです。
以上、いただいたメールより
いかがでしたでしょうか?この方は「3つの言い訳」を一切していません。
なぜなら、
第一の言い訳「練習する時間がない」
この方は学業やバイトなど多忙な毎日から時間を捻出し
毎日欠かさず練習をしています。
第二の言い訳「レッスンに通うお金がない 」
レッスン料より高い交通費をだしてまで京都から
お通いいただいている。
第三の言い訳「自分にはできない 」
入会時に話すことすらままならない、ほとんど声が出ないという
肉体的なハンディーキャップを言い訳にせず、
今では4オクターブの声域を身につけるまでになった。
以上のように、様々な問題を自ら克服され、日に日に成長されている
会員さんからいただいたメール。
私にとってこれほど嬉しいものはありません。
次回はなぜ、「3つの言い訳」をしないことがGSPコースの
入会条件なのか、その理由を書きたいと思います。