ボイトレ 雑学 今日のおススメの一枚

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★ 今日のおススメの一枚
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誰でも一度は、天にまで突き抜けるような力強い
ハイトーンボイスで歌いたいと思ったことがあるはず。

そんな天賦の才能に恵まれたのが今日ご紹介する
ジョセフ・ウィリアムス。

映画音楽の巨匠、ジョン・ウィリアムスを父に持ち、
誰もが知る超有名バンドTOTOのボーカリストです。

TOTO歴代ボーカリストの中でも突出した実力の持ち主で
TOTOの活動と並行して、自身のプロジェクトも始動!

ある意味70年、80年代に頂点に行き着いたアメリカの
ポピュラー音楽

そんな華やかな頃の良質なサウンドとさらに輝きを増す
ジョセフ・ウィリアムスの歌声が新作「Williams Friestedt」
で堪能できます。

彼の歌声を学ぶのもよし。楽しむのもよし。

次回よりジョセフ・ウィリアムスのインタビューをお届けしますが、
その前にこのCDを聴いて予習しておいてください。

「今日のおススメの1枚」
▼ 今すぐクリック!



次回よりお届けするインタビューは、凄腕音楽プロデューサー
ジョーイ・カーボーン氏、会員の岸さんのご尽力により実現しました。

インタビューを通じこのメルマガ読者に有益な情報をお伝え
することで、日本人シンガーのレベル向上へご協力
いただきましたこと、この場をもちましてお礼申し上げます。

それでは、次回のインタビューお楽しみに!

ボイトレ 雑学 アーティスト・インタビュー「ジョセフ・ウィリアムス」

★ アーティスト・インタビュー  「ジョセフ・ウィリアムス」
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今日から、TOTOのボーカリスト ジョセフ・ウィリアムス
のインタビューを数回にわたりお届けします。

素晴しい声を持つ貴方から学びたいヴォーカリストのために
どうぞ、よろしくお願い致します。

1、 練習ではどんなエクササイズをしますか?

僕のするエクササイズはとてもスタンダードなものだよ。

でもツアーが近づくとよりトレーニングに励むけどね。
ちょうどお腹まわりを絞り込むようなものだよ。

2、 いままでボイストレーニングを学んだことがありますか?
そうであれば誰に学びましたか?
そしてどんなエクササイズをしましたか?

音楽学校で一生懸命に励んでいる若いフアンの子たちが多くいるのは
知っているけど、実際、僕は正式なトレーニングをしたことがないんだ。

注)ここで言う正式なトレーニングとは声楽をベースとした
専門教育を意味すると思われます。)

でも、80年代にはセス・リグス氏に学んだことはあるよ。
そして今は、ジェラルト・ホワイト氏に師事しているんだ。

3、 声のウォーミングアップに良い方法はありますか?

早めに始めて、ゆっくりと、そして丁寧に。

ヘッドボイスへのスケールエクササイズをしたり、
一日を通して、何種類かのスケールエクササイズを
ゆっくりやるのが好きだね。

次回に続く・・

■ ジョセフ・ウィリアムスのインタビューで彼がセス・リグス
に学んだのが80年代、そしてもうすぐ2012年

その時の隔たり、実に30年!

私が日本のボイストレーニングは30年遅れているという
理由の1つがここにあります。

今あなたがしているボイトレは30年前のものですか?
それとも、その立ち位置にすらいないのでしょうか?

リグス氏でもない、バクスター氏でも学べない、日本人に、
いや、あなた自身にあうようにカスタマイズされた2012年
最新のボイストレーニングをしてみないですか?

量産型ボイストレーナーが教える、お仕着せのマニュアルとは
似て非なるボイストレーニングです。

ボイトレ 雑学 アーティスト・インタビュー「ジョセフ・ウィリアムス」

★ アーティスト・インタビュー 「ジョセフ・ウィリアムス」
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■ 声の使い過ぎや疲労からどのようにして喉を守りますか?

睡眠と水だね。そして鼻をいつもきれいにしておき、
鼻づまりから解放される方法を見つけることだね。

■ 風邪をひいた状態で歌うことについて聞かせてください。
大切なライブやレコーディングの前に風邪をひいたらどうしますか?

先も言ったように、鼻の通りをよくしておくこと。

でも人生そう簡単にはいかない。時には風邪をひいたり
自分ではどうしようもできない想定外の事もおこる。

ひどい風邪で歌わなければならないときもあるけど、
ハードに歌わないように努力することはできる。

いつもそう簡単にはいかないけどでね。

ここ最近の僕の心構えとしては、風邪をひいたり
病気にならないように細心の注意を払ってもそう
なってしまった時、自分に言い聞かせるんだ

「何が起ころうとかまうもんか・・
なるようにしかならない・・って」

自分の声が蛙のように聞こえるかもしれないけど、
自分ができることをやっていれば、それについて
思い悩むことはない。

シンガーなら誰でも、病気になったり、声がひどい
状態を経験したことがあると思う。

本人はもちろんのこと、お客さんにとっても楽しい
ことじゃないからね。

だから健康維持には気をつけているよ。

■ ステージでの緊張はどうやって克服しましたか?

ラッキーなことにいまはもうパフォーマンスの前に
緊張することはないけど、若かった頃は緊張したよ。

とにかく勇気を持ってステージに立つ、
場数を踏むことだね(笑)

■ 歌をやめたいと思ったことはありますか?

楽しめるかどうかが自分の基準になっているんだ。
楽しめなくなった時が自分にとっては去り時だね。

■ シンガーにとって一番大切なこととは?

睡眠!

■ 先日リリースしたばかりの最新CDについて聞かせてください。

ピーターとこのアルバムを制作できてとても光栄だったよ。
かれはとても才能豊かで偉大なヤツさ。

そしてウエストコーストサウンドの大フアンでもある。

ボーナストラックを収録した日本盤を最近にリリース
したけど是非チェックしてほしいな!

11、日本のシンガーにメッセージを!

決してあきらめないで!夢を追いかけて!
そして、練習、練習、練習!!

また会える日を楽しみにしているよ。


ジョセフ・ウィリアムスの歌声が堪能できるこのCD
を聴きながらインタビューをお読みください。

ハードに歌う彼も、いや、だからこそ、
喉のケアにはかなり気を使っているのですね。

ボイトレ 雑学「ボビー・コールドウェル インタビュー」第3回

ボイトレ雑学 「ボビー・コールドウェル インタビュー」 第3回
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■ やすだ)あなたのシンガーとしてのキャリアはとても長いですが、
長く歌い続ける秘訣はありますか?

★ ボビー)まず自分のスタイルを見つけることだね。
僕自身は幸い、それを20代の終わりに見つけることができた。

そして、自分自身が楽しく、熱くなれる曲を歌うこと。

人に与えられた歌いたくもない歌を歌っていたら、
長続きなんかしないからね。

それから僕は、適度に新しい持ち歌を加えていくことで
自分に刺激を与えているよ。

それが歌いたいというモチベーションにつながるんだ。

■ ボーカリストにとって一番大切なことは何ですか?

★ それは「歌う理由」だね。それに尽きるよ。

■ では、あなたにとっての歌う理由は何ですか?

★ 今、そこで待ってくれているお客さんだよ。(笑)
(このインタビューはライブ開演前の楽屋でおこないました。)

自分の歌を聴いてくれる人がいる限り、僕は歌い続けていく
つもりさ。

■ 最後に日本のシンガーにアドバイスをお願いします。

★ シナトラを聴きな!マイケル・マクドナルドもね。
偉大なシンガーがやっていることを学ぶんだ。

呼吸であったり、フレージングだったり、リズム、グルーブなどをね。

■ 偉大なシンガーの声質や、声域をマネる
ことについてはどう思いますか?

★ そんなことをやっていたら、ろくなシンガーになれやしないよ。

例えばフランク・シナトラはシンガー以上の人だよ。
彼は歌っているんじゃない。

ストーリーテラーなんだ。

つまり役を演じている役者といってもいいかもしれない。

歌は歌う本人だけではなく、リスナーの心とつながっている。

その歌はあなたにとってどんな意味があるのか、自分に問いかける
そうすればお客とコミュニケーションをとるきっかけがつかめるよ。

最近は必要もない高い声や低い声をだしたり、こったリックなど
アクロバット的なことをやるシンガーが多いけど、

だからなんなの?

と言いたいよ。心がないよね。

君たちには、そんなシンガーにはなってほしくないな。
それが唯一のアドバイスだね。

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東京での最終ライブの日、楽屋では、誰の目から見ても
疲れきっているボビー

でも、一度ステージにあがるとスイッチが入ったかのように
大変身、まさにプロだと感じました。

ボイトレ 雑学「ボビー・コールドウェル インタビュー第2回」

ボイトレ 雑学 「ボビー・コールドウェル インタビュー第2回」


■ やすだ) 話すことを控えること、部屋の湿度に気をつけること、
それ以外で長いツアー中、声のダメージを防ぐ方法はありますか?

★ ボビー) 残念ながら、1日2ステージのツアーが何週間も続く場合、
どんなに気をつけても完全に声のダメージを防ぐことはできない。

おススメはしないけど、トラブルに備えて僕はステロイドを常備しているよ。
ツアーを乗り切るために背に腹は変えられないからね。

でも、副作用もあるからできるだけ使用しないほうがいい。
使うにしても短期間でやめたほうがいい。
詳しくは医者に相談してみるといいよ。

■ あなたはとても強い高声をお持ちですが、
高音をうまくだすコツはありますか?

★ 僕は3種類の声を持っている。それはチェストボイス、
ミドルボイス、ヘッドボイスの3つなんだ。

まずはチェストボイスを鍛え、その次にヘッドボイスの練習をする。
そしてこの2つがそれぞれ強くなったら、最後にミドルボイスの練習
をするんだ。

つまりチェストとヘッドをうまくつなげるということだ。

高い音域ではヘッドボイスにつなげることが大切だけど、
これがなかなか難しい。

疲れているときは、僕もチェストボイスを高いところまで
持ち上げて歌ってしまうこともあるよ。
それは喉にとっていいことじゃないけどね。

今日は東京でのライブ最終日で、喉も疲れ気味なんだ。
喉が疲労していると声のコントロールはとても難しい。

多分今夜はプレッシャーを使ってチェストボイスで
歌いとおすことになるだろうね(笑)

■ それはボーカリストにとっての共通の悩みですね。
次の質問も悩みの種の1つですが、風邪をひいたとき
はどうしていますか?

★ いままで大きなトラブルはないけど、鼻かぜや熱があるときは
歌う気分になれないこともある。

しかし、それでも歌わなきゃいけないときがある。
開き直りも必要だと思うよ。

ボイトレ 雑学「ボビー・コールドウェル インタビュー 1回目」

ボイトレ 雑学 「アーティストインタビュー 」

さて、今回からボビー・コールドウェルへのインタビューを
数回にわたってお届けするつもりです。

ライブ前の楽屋に伺いインタビューしてきました。
名実とも一流のアーティストのインタビューから
何かを感じとっていただければ幸いです。

特にこのインタビューの最終号で、なぜ彼が今でも
多くの人に支持されるのか、

そして第一線で歌い続けていられるのか、
その理由の一端を垣間見ることができます。

逆をいえば、いかに多くのシンガーが、
ある「罠」にはまりこんでいることか!

そして、短いキャリアで歌をやめることになるのか
その現実を知ることになるでしょう。

■ やすだ)まず声のウォームアップにはどんなことをしますか?

★ ボビー)まず、リップロールをするね。それは声の柔軟性を高めてくれるんだ。
高い声になるにつれソフトパレット(軟口蓋)の移動が大切だね。

■ それ以外はどんなエクササイズをしていますか?

★ スケールエクササイズだね。ア、エ、イ、オ、ウの母音を
単独で歌ってみたり、それぞれの母音をつなげて練習したりするよ。

それから子音と母音のコンビネーションも練習するね。
それが終わっていよいよ歌に取り組むんだ。

■ 喉のために気をつけていることはありますか?

★それはインタビューを多く受けないこと(笑)
まあそれは冗談だけど、あまり話しすぎるのはよくないね。

なるべく必要でないことは話さず、言葉を選んで会話すること
が大切かな。話し声は以外にも喉に負担をかけるからね。

それから今回のようなツアーでは、ホテルのバスルームのドアを閉め、
サウナのようになるまでシャワーを出しっぱなしにしておく。

そして、しばらくそのスチームを吸い込むようにしているよ。

ボイトレ 雑学「マネは良い?悪い?」

ボイトレ雑学 「マネは良い?悪い?」

■ ご質問

私は憧れのシンガーのように歌いたいのですが、マネを
した方がいいという人と、人のマネはよくないという
人がいて混乱しています。どちらが本当なのでしょうか?

また好きな歌を歌っているはずなのに最近何か満たされ
ないというか、苦しい気持ちになります。

■ お答え

マネがいいか、よくないかというご質問ですが、
どちらも正しいし、どちらも間違っているといえます。

ポイントは2つあります。

1つめは、あなたの目的は何か?
2つめは、真似するべきこと、してはいけないこと。


まず1つめのあなたの目的ですが

「単に好きなシンガーのように歌えるようになればそれでいい」
というのであればマネをするのは当たり前のことでしょう。

赤ちゃんだって、親のマネをしながら育っていきますし
どんなことでも型(マネ)から入ることは理にかなっています。

だから最初の段階で憧れの対象をマネするということ
は決して間違ってはいません。

「自分の好きなシンガーのように歌いたい」
「憧れの歌手のようになりたい。」

歌を始めるきっかけは皆こんなもんでしょう。
(ちなみに、私のきっかけは女の子にモテそうだから
という不純な動機でした。(恥))

しかし赤ちゃんも親のマネから、精神発達の
過程で自我意識が芽生えてきます。
そう反抗期とよばれるものです。

これと同じように、モノマネの時期を過ぎると
自分を表現したいという欲求が高まってきます。

すると今のままでは「なにか物足りない、苦しい」そう感じます。
なんの思いのないまま、誰かのマネをして歌っているからです。

その人自身が反映されてない歌は、歌っている本人だけでなく、
聴いている人たちを、なんともいえない不自由な気持ちにさせます。

いつまでも「憧れのシンガーのように歌いたい。」と思い続ける、
それはイコール自分自身と向き合っていないということでもあります。

流行の歌、人がいいという歌、そんな受け売りを繰り返していると、
本来の自分と行動が離れていきます。

つまり、あなたがあなたである理由がわからなくなってくる。
だから苦しくなるのではないでしょうか?

本当は、あなたにしか歌えない歌があるはずです。

生まれ育った環境や文化、体験、価値観など一人ひとり違います。

自分と同じように思いを表現する人、あなたとまったく同じ考え
方をする人がいないからこそ、あなたが歌う価値があるのです。

あなたは、憧れのシンガーのように歌いたと言っていますが、
実は気づいていないだけで、心の奥底ではあなた自身の歌を
歌いたいのではないでしょうか?

もし、そうであるなら喜んで下さい。

あなたが次のステップに進む時期がきたということです。

次回はこれを見誤ると大変なことになる

2つめのポイントの「真似するべきこと、してはいけないこと」
をお届けする予定です。

ボイトレ 雑学「マネは良い?悪い? その2」

■ マネは良い?悪い? その2

今回は2つめの「真似すべきこと、してはいけないこと」
についてお答えします。

前回

「赤ちゃんは、親のマネをして育つ。」

「型(マネ)から入ることは理にかなっている。」

「最初の段階で憧れの対象をマネしてもいい。」

といった内容をお伝えしました。


マネというと「個性がない」といったネガティブ
なイメージをもたれがちです。

しかし、マネは決して悪いことではありません。
いや、むしろ積極的に真似をするべきです。

なぜなら、マネをすることイコール、他人が血と汗と涙で
身につけた労力と膨大な時間を大幅にショートカットして
手に入れることができるからです。

ただ1つ気をつけておきたいことがあります。
それは、マネする対象を間違えてはいけないということです。


狼に育てられた少女、アマラとカラマのお話はご存知でしょうか?

1920年頃、インドのある村で発見されたのですが、
人間というより、狼そのものだったそうです。

4本足で歩き、生肉を食らい、夜になると遠吠えをするのです。

その後、人間として教育されたのですが結局、直立歩行もままならず、
言葉も満足に話すことができませんでした。

このようにマネをする対象を間違えてしまうと大変なことになります。

それでは、歌を学ぶときマネをしてはいけないことはなんでしょう?

1つ目は、声質です。

憧れのシンガーが、もしあなたとかけ離れた声質だとしたら
あなたの喉はかなりのリスクを背負うことになります。

そのシンガーには自然なことかもしれませんが
あなたにとって、そうであるとは限りません。

無理に合わせようと発声器官を不自然に歪めることになります。

サイズの合わない靴に、足をねじ込むようなものです。
水ぶくれができ、外反母趾になること必至です。

「隣の花は赤い」という諺があります。
人間はつい自分にないものを欲しがります。
他人のものが良く見えます。

「タレントの〜ちゃんのような顔だったら・・・」
「もっと背が高くなりたい!」
「体型が気に入らない・・・」

しかし、自分でどうにもできない
ことに思い悩むのは時間のムダです。

あなたが憧れのシンガーとそっくりな声がだせないように、
そのシンガーもあなたのような声はだせないのです。

だから、あなただけの個性ある声質を大事にして
さらに磨きをかける

それがあなたにとってのアドバンテージになります。

声質そのものをマネることはいけませんが、例えば口や咽頭、鼻腔
などの共鳴空間や声帯の使い方、声の響かせ方、息の緩急、質感、
ニュアンス的なものはおおいに学ぶべきです。

ボイトレ 雑学「マネは良い?悪い? その3」

 ■ マネは良い?悪い? その3

声質の他にマネしてはいけないこと

それはキーです。

昨今、高音志向のためか、高音の出し方に
興味のある人が多いようです。

もちろん、ボイストレーニングにより
高音を開発することはできます。

ただ、もしあなたが低音域に魅力がある人だったら
やはり、もともと高音を得意とする人に比べると
数倍の努力とエネルギーが必要です。

先日も話しましたが、背丈、顔かたちはかえられません。

高い声がでるから、あるいは低い声がでるから偉いという
ことではありません。

大切なことは、あなたの魅力が一番伝わるキーを選んで歌うことです。

あなたのとって、最適なキーを選ぶ方法はこの教材に収録しています。

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173856.html


要は、人のふんどしで相撲を取らないことです。

それが、他の誰でもないあなた自身が歌う理由の
1つでもあります。

さて今度は、何をマネするかです。

マネすべきことの1つは、音楽のジャンル
スタイルといわれるものです。

まず、自分が好きな歌のスタイルから始め

それから好き嫌いをせず、ポップス、R&B、ロック、ジャス、
ブルースなど様々な歌のジャンル、スタイルに挑戦しましょう。

いろいろ試してみることで、あなたに最もフィットするスタイル
がわかります。

それでは、それぞれのスタイルのなにを学ぶのか?

それは、そのスタイルをそのスタイルたらしめている
特徴的なグルーヴ、フレーズ、声の使い方などです。

それらを学ぶことで、いつのまにか自分の中で消化吸収され、
あなたのオリジナルなものとなって現れてきます。

でもこれらは、表面的なものにすぎません。

私たちが本当にマネしたいこと

それは一流といわれるボーカリストの意志の力、
思考、どんな気持を感じているかなど

(たまに破滅型の思考を持ったアーティストがいますが
彼らを真似することはおススメしません。)

精神的、内面的な部分が、表面的なテクニック
以上に、人を惹きつけ力となって現れます。

そして、華やかな部分だけでなく、見えない陰の努力
もまた積極的にマネしたいところです。

なんでもそうですが、結局いきつくところは
本質的なことです。

ボイトレ雑学「一切のムダを排除したボイストレーニング」

パレートの法則って知っていますか?
80:20の法則ともいわれるのですが、
イタリアの経済学者パレートが提唱した法則です。

「成果の80%は、20パーセントの
原因や努力からうまれる」というものです。

例えば、売り上げの80%は、
優秀な20%の社員の働きで得られるとか、

仕事の成果の80%は、費やした時間の20%で決まるとか、

さまざまな分野で、この法則が適用できるそうです。

確かにそう思います。

ボイストレーニングも、成果の80%は
効果的な20%のトレーニングで決まる。

ボーカリストに必要な80%のテクニックは、
厳選した20%のエクササイズで身につけられる、

これらは、経験上うなずけます。

でも、この20%をわかってない人があまりにも多いことか、
あまり効果が期待できない残りの80%を
必死になってトレーニングしている。

もったいないですね、
腹筋のトレーニングなんていうのもその1つです。

バードビークでは、20%のエクササイズを
集中しておこないます。

だから成果が出るのは当たり前なのです。
一切のムダを排除した、ボイストレーニングです。

ボイトレ雑学「ボーカリストの健康と自己管理」

先日、こんな記事を目にしました。

イギリスのリバプール・ジョン・ムーアズ大学の
研究チームが、英医学誌に発表したところによると

北米と欧州で1956〜99年に有名になったミュージシャン
100人の享年や死因を調べたところ、

売れてから5年以内の死亡率が、同じ年齢、性別、
人種の一般人の約3倍に上ることが分かったそうです。

酒や麻薬類の過剰摂取が19%、事故死が16%、
酒や麻薬類の常習による慢性疾患が8%、
暴力の犠牲が6%もあったそうです。

特に、60〜70年代にロックのイメージがドラッグ、
アルコールと結び付いていたり、

一部のラップが暴力をあおる内容だったりするほか、
常に強いストレスにさらされる環境も原因のようです。

しかし、これからの時代、シンガーには健康と自己管理
が求められます。

それは、ある意味、才能より大切なことかもしれません。

いくら才能があっても、声の乱用、軽視はおろか、
上の報告のように、自堕落な生活は、ボーカリスト
としてだけでなく、彼らの命まで奪ってしまいました。

類まれな体力と喉の強さで歌い続けているボーカリストも
いますが、彼らは、例外中の例外で、お手本として見習う
ことはできません。

もし、彼らのようになりたくないのであれば、心と体と喉
の健康を保ち、そして正しい練習をすることです。

ボイトレ雑学「今日のオススメアーティスト」

老いてなお盛ん! いや変な意味ではありません(笑)

ミスターAORことボビー・コールドウェル、御歳57歳
今も張りと艶のある声で、往年の彼を知るファンの期待を裏切りません。

あまりにも有名なので、私ごときがくどくど説明することもないと思いますが、
「風のシルエット」「ハート・オブ・マイン」などの大ヒット曲を持ち、

ソングライターとしても抜群のセンスでシカゴやボズ・スキャッグスなどの
一流アーティストに曲を提供するなど、世代を問わず多くのファンを魅了
し続けています。

彼のことを知らない人も、テレビCMで彼の歌声が流れているので、
知らず知らす耳にしている方も多いと思います。

流行が去れば見向きもされない、数回も聞けばもう十分、
最近はそんな音楽が量産され、そして瞬く間に忘れ去られていきます。

しかし、良いものは時代を超えて人の心に深く刻み込まれます。
まさに、ボビー・コールドウェルの歌がそれです。

私が彼の音楽を聴くようになってから20年以上、
いまだに私のフェイバリット・アーティストの一人です。

恒例の今日のおススメの1枚を挙げるにしても、どれを選べばいいか
迷ってしまうほど、全ての作品が秀逸です。

本当はデビュー作から、順を追って全てお聴きいただきたいのですが、
初めての方は、手軽ということで、まずはこの1枚から聴き始めては
いかがでしょうか?

今日のおススメの1枚

 

只今来日中のボビー・コールドウェル、東京公演は既に終了しましたが、
今週は大阪と福岡のビルボードライブで彼の生の歌声を聴くことができます。
お近くにお住まいの方は是非行かれてみてください。

そして、今日のおススメアーティストに彼を紹介したということは
勘のいいあなたなら、もうお気づきだと思いますが、

そう!ボビー・コールドウェルへの独占インタビューを
メルマガの記事として取り上げる予定です。

メルマガにご登録いただいていない方は、この機会に是非どうぞ!

http://www.vocal-lesson.jp/article/13152485.html

ボイトレ 雑学「セス・リグスの元ネタ」

ボイトレ 雑学 「アーティストインタビュー」

前回に続き、世界最高峰の実力派R&Bシンガー、
ティム・オウエンズのインタビュー4回目をお届けします。

■(やすだ)
セス・リグスさんから具体的にどんなテクニックを学びましたか?

★(ティム)
テクニック的に彼から具体的に学んだこと、それは
母音をいかに扱うかということだね。

高音域で母音が広がってしまうと、とても扱いにくくなるし
喉を痛める危険性もある。

例えば、高音でAH(ア)※のような母音を歌うときは、
音が広がって潰れたようになるので、UH(ウ)のような
母音をブレンドすることで上手くまとめることができるんだ。

もちろんリスナーに気づかれないように、
うまくブレンドする必要はあるけどね。

※ 日本語の母音のアは1つしかありませんが、
英語ではアに対応する母音が複数あります。

便宜上ここではAH(ア)と表記します。
他の母音でも同じことが言えます。

■ そうですね。それは大変重要なコンセプトですね。

私も15年以上前になると思いますが、
セス・リグスさんのメソッドに出会ったとき、
これは、チェザリーのメソッドと共通するなと思いました。

後に知ったのですが、実はセスさんもチェザリーのメソッドを
学んでいたとのことです。
だから共通点が多いのもうなずけました。

★ なるほどね。
他にリップロールなど声のウォームアップの仕方も教えてもらったんだ。
今は練習や歌う前は必ずやっているよ。

いきなり、ハードに歌い始めるシンガーもいるけど
絶対やめたほうがいいね。

ボイトレ雑学「睡眠と休息」

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★ アーティストインタビュー ティム・オウエンズ No3
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前回に続き、世界最高峰のR&Bシンガー、
ティム・オウエンズのインタビュー3回目をお届けします。

■(やすだ)ボーカリストにとって気をつけることは何ですか?

★(ティム)最も大切なこと、それは疲れているときは歌うなということ。
本当に休息は必要だ!特に睡眠は欠かせないね。

ツアーで1日2ステージこなすときは、ライブのあとホテルに直行して寝る!
もし、飲んで、バカ騒ぎしたら翌日声なんて出やしない。
クラブで叫んだり、大声で話すのも禁物だね。

まず睡眠をしっかりとること、そして水をたくさん飲むこと
この2つは忘れないで欲しい。

それから、先も言ったけど、リスナーは誰も完璧な発声なんて
求めてなんかいない。

かといってテクニックが必要でないということでもない。

間違ったところにプレッシャーをかけると、すぐ喉をやられる。

喉を締め付けたり、お腹を硬くしてもダメだね。
テクニックと個性のコンビネーションが大切だと思うよ。

■ あなたもセス・リグスさんのレッスンを受けたことがありますよね?
彼から何を学びましたか?

★ 僕がロサンゼルスに引っ越してから彼のレッスンを受けたんだ。
声の健康の維持、声をいかに守るかということを彼から学んだ。
セスは歌い方を教えないからね。

ボイストレーニングの先生は、ほとんどクラッシック出身の人だけど、
クラッシックの先生はポップスを軽蔑し下に見ている人が多い。

そのなかでセスはクラッシックの先生にもかかわらず、
ポップワールドに理解と尊敬を示してくれたんだ。

それが、彼がポップスのボイストレーナーとして成功した要因だね。

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173858.html

テクニック的に彼から具体的に学んだことそれは・・・(次回に続く)

ボイトレ雑学「自分自身を知るボイストレーニング」

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★ アーティストインタビュー  ティム・オウエンズ No2
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本日は前回に引き続き、ティム・オウエンズの
インタビューをお届けします。

■(やすだ)人は自分にないものを求めがちですよね。

★ (ティム) そうなんだよ。
知り合いのシンガーの話しなんだけど、どうすればもっと
大きな声が出せるのか、そればかり考えてるんだよ。

でも、彼女の声はシャーデーのようにとても美しいんだ。
シャーデーはそんな声量はないけど、みんな彼女の声を愛している。

誰も彼女にパワフルな声なんか求めていない。
それが彼女のスタイルだからだよ。

だから、僕は誰もが自分自身のスタイルを確立すべきだと思っている。

ボイストレーナーの多くが、もっとパワーを、もっと声量をといった
指導をするから、みんな混乱するんだよ。

もちろん、ミュージカルなどそれを追及しなくてはいけない
ジャンルもあるけど、基本的には、自分の良さを見つけ、
それを磨いていくことが大切だと思うよ。

例えば、僕は声だけでなく、顔もマイケル・ジャクソンに似ていない。
彼より黒いし、鼻も高くない。整形もしていない(笑)

毎日、マイケルに似せようと頑張っても、決して彼のようにはならない。
なぜなら、僕はマイケルじゃないから・・・

歌も同じことだよ。彼の兄弟でさえ同じ声や顔じゃないしね。

■ そうですよね。でも誰かのような声になりたくてボイストレーニング
をする人って案外多いんですよ。
 
★ ボイストレーニングをすれば誰でも世界一のシンガーに
なれるわけではないけど、確実に今よりはベターなシンガーになれるね。

他の誰かになるのではなく、もっと自分自身を知る、そのために
トレーニングに励むべきだよ。

それに誰も完璧な発声なんて聞きたくないからね。
もちらん間違った発声はダメだけど

声を守るためにもボイストレーニングは大切だね。

この続きは、また次回・・・

ボイストレーニング、歌ですぐプロ級?

以下、ある会員さんとのやりとりです。

「浮気して、あるサイトで売られている教材を買ってしまいました。
1週間でプロ級になれるって書いてあったので・・・」

「聞くまでもないと思いますが、それでどうでした?」

「はい。自分がバカでした。
やつぱり甘い話はないなと改めて実感しました。」

「そうですよね。●●さんが上手くなりたいレベルは
そんなんで身につくようなものじゃないですよね。」

ちょっと冷静に考えてみれば、ボイストレーニングや歌に限らず、
英語やスポーツなど、どんなことだって“すぐにプロ級”
なんてありえないことはわかります。

上達するにしても、それは低レベルでの話しです。

そして、そんな甘い話はないことくらい、誰でも心の
奥底では薄々気づいているはずです。

私自身を含め、人間はときに安易な方法を求めます。
それを求めるのは、楽をしたいという心の弱さからきます。

でも、物事を極めようと思ったらそこから抜け出さない
といけません。

私も、長い年月をかけて、ありもしない幻想を探し回りました。

そして、いきついた結論は

魔法はない

しかし

当たり前のことを
当たり前にやれば
当たり前の結果がついてくる。

という、当たり前の真実を発見しました。

でも、この当たり前のことが
当たり前になっていない

そして、当たり前じゃないことが、
当たり前になっている現実をみると

お伝えしていかなければならないなと
改めて思いました。

ボイトレ雑学「アーティストインタビュー」

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★ アーティストインタビュー
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先日ご案内した、アル・マッケイ オールスターズ
のティム・オウエンズ

ライブへいった方々から、
「私も打ちのめされました。」
「メルマガで言っていた意味がわかりました。」
「世界のトップとの差に愕然としました。」

などの声が届きました。

ティム・オウエンズ
知名度を問わず、R&B,ソウル、ファンクの分野で
世界最高峰の実力の持ち主です。

世界のトップを間近で触れる機会はそうはないから、
ライブへ行ける人は是非とオススメしたのです。

そして、今日はそのティム・オウエンズへの
インタビューをお届けします。

■(やすだ)
まず、あなたが歌を学んだ経歴を教えていただけますか?

★ (ティム)
最初はテキサスのダラスにあるパフォーミングアートスクールで学んだよ。
それからロサンゼルスに引越しセス・リグスのやり方も少し勉強した。

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173858.html

どちらも、楽器としての体作りをしたんだ。
スタイルは身近なアーティストや、独学で学んだよ。

楽器としての体作りと、スタイルを学ぶことは全く違うことだからね。

■ スタイルを学ぶというと、好きなアーティストのマネをすればいいと
思う人がいますが、そのへんのことについて話していただけますか?

★ まず、言っておきたいことは、CDから学ぶときは
気をつけないといけない。

勝手にこんな風に声を出しているのかなと、自分で勝手に誤った
解釈をして練習すると、まったく違うことをやりかねない。

大切なことは、自分自身の声とは何か、それを見つけ発展させることだよ。

アメリカンアイドルという番組があるけど、せっかく声を鍛えたのに、
曲の選択を間違えてオーディションに挑む人が結構多いんだよ。

まったく向いていない曲を歌ったりしているんだけど、
彼ら自身はそうは思っていないんだ。

彼らが曲を選ぶ基準は、単に自分の好きなアーティスト
のものばかりなんだ。

自分もそのシンガーのように歌えると思っているけど、
実際、彼らの声には合っていないことが多いんだ。

この続きは、また次回・・・

ボイトレ雑学「今日のオススメアーティスト」

今日のオススメアーティストは
アース・ウインド&ファイヤーの元メンバーである
名ギタリスト、アル・マッケイが率いる

アル・マッケイ オールスターズ

グルービーなギターといったら彼の右に出るものは
いないといっていいほどの凄腕です。

そして、あの名曲ファンタジーやセプテンバーなども
作曲しており、彼の存在なくしてはアースの黄金期は
なかったといっても過言ではないでしょう。

メンバーの多くがロサンジェルス在住で、そこを中心に活動し
ていることから、私がアメリカに住んでいたころは
LA ALLSTARSというバンド名でした。

現在はアル・マッケイの知名度を生かしてか、
AL McKAY ALLSTARSと呼ばれているようです。

そして3人の超強力ボーカル陣の中でテナーパートを
担当するのがティム・オウエンズ

彼はこのバンド以外でもソロ活動、そして
K-CI & JOJOのプロデューサーもしています。

実は私は、アメリカで彼のレッスンを受けたことがあります。

ティムは、このボイストレーニングのメソッドを
中心に学んだ人ですが

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173858.html

私が彼から学んだのはボイストレーニングのテクニック
ではなく、どのように歌うかスタイル的なアドヴァイス
が中心の実践に即したものでした。

ティムのライブを初めて観たときは、
正直打ちのめされました。

何に打ちのめされたかって?
それは直接ご自身で体感して下さい。

ブルーノート東京 本日〜23日まで

あなたも必ず打ちのめされますから(笑)

都合がつかない方は
今日のオススメの1枚を聴いてください。

 

とにかく凄いです。
完全に本家を食っています。

できたら是非ライブへ足を運んで下さい!!

打ちのめされながらも、
楽しまずにはいられなくなります。

そして彼らの音楽に身を任せれば、
勝手に体が動き出すこと請け合いです。

ボイトレ雑学「一流のボーカリストに学べ! アーティストインタビュー」

★ マーク・マクミレン・インタビュー 3回目
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やすだ: 
マークさんは長いこと歌っていらっしゃいますが、
今でも緊張することはありますか?

マーク:
そうだね、もう長いこと人前で歌っているけど、
いまでも緊張することはあるよ。
大きなギグになるほどね。

でも場数を踏んでいくうちに少しずつ良くなっていくよ。
緊張しないためには、まず十分にウォームアップをすること

そして、しっかり歌詞を覚え、曲を把握しておくこと
それらができていれば自信につながる。

僕が緊張するときは、あまり準備ができないで
新曲を歌うときだね。

メローディーはどうだったかな?
チャートは大丈夫だろうか?
失敗したらどうしよう?
心配が緊張を引き起こすんだ。

準備がしっかりしているほど、気持ちも楽に歌える。
でも一度ステージに上がったら、いまやるべきことに
フォーカスする。

できる限り自分の力が発揮できる環境を自ら整えていく
ことも大事だね。

若いころはそんなことは全く考えていなくて、
行き当たりばったりでライブをしていた。

でも少しずつ、先言った準備は勿論のこと、心と体の
準備の大切さを実感するようになってきたんだ。

ライブのときエネルギーが必要だからね。
今はライブに向かう前に、軽く昼寝をしたりしているよ。
疲れた状態では集中できないし、歌いたくないからね。

マーク・マクミレン「スペシャルクリニックDVD」
お蔭様で好評です!!
ただ、数日中に売り止め、または値上げします。

なぜって?
正直、あまり買っていただきたくないからです。

わかる人には、表面的なテクニックより
このDVDに収録されている内容のほうが
これから長いボーカリスト人生を送る上で
何倍いや何百倍も大切だということを知って
います。

実は、彼の一言が、私の琴線に触れ

ある迷いが確信そして自信に変わりました。

そのことが、私自身そして今後のレッスンの
方針にも影響を及ぼすでしょう。
それほどのインパクトがありました。

今わからなくても時期が来たらわかります。
もし、わからないようでしたら
そのときは・・・・

http://www.vocal-lesson.jp/article/13227023.html

ボイトレ 雑学「マーク・マクミレン・インタビュー2回目」

お蔭様で、マーク・マクミレン、スペシャルクリニックDVD
本質を求める、芯の通った方々にお申し込みいただきました。

ありがとうございました。もうそろそろお手元に届く頃です。

その一方で残念なこともありました。

「遠くに住んでいるのでクリニックにいけません。」という
メールをいただいたので、じゃあビデオに撮ってDVDとして
ご覧いただこうと思ったのですが、

DVDつくりますよとご連絡したら、今度は「お金がないので
買えません」というお返事が・・・

以前に「3つの言い訳」ということをお伝えしました。

いろいろなご事情がおありのことと思いますが、
この言い訳をやめないうちは、前には進めません。

私だったら、本当にいいものがあれば、
迷わずアメリカでもどこでもいきます。

そして、飢えをしのいでも歌のためには
惜しみなくつぎ込んできました。

そして、せっかく直感に従って、お申し込みいただいたのに、
後になって「やっぱりやめます。」とキャンセルされる方

実は、直感には大切な意味があります。
(ここでは書きませんが)

それを後から理性が言い訳を考え始めます。
そして論理的に、正しく直感を説得します。

直感は論理的な話に弱く、
最後には言いくるめられてしまいます。

本当は直感にこそ従うべきだったのに・・・

そして、「次の機会に・・・」という言葉

次はありません。
例えあったとしても、ないつもりでいたほうがいいです。

私のポリシーとして、ボーカリストにとって
ためになることしかご案内しません。

オススメしていた本にしても、もうすぐ絶版だから、
早く手に入れた方がいいですよとお知らせしていましたが、

素直な方は、迷わず手にされました。
3千円程度の本がいまや30万円以上の
超高値で取引されています。

このように、手をこまねいているうちに条件は
悪くなっていきますし、選択肢も少なくなっていきます。

これらのことがわかっている人は、確実にこういう機会を
最大限利用し、確実に自分のものにしていきます。

一方、本当に利用して欲しい方に限って見逃してしまう・・

ああ、なんという矛盾!

是非、言い訳をやめ、素直になり、直感を大切にしてください。

愚痴っぽくなってスミマセン。
でも、それにはこんな悲しいことがあったからなのです。
(後半に続く・・・)

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★ マーク・マクミレン・インタビュー 2回目
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■(やすだ)ライブの前に風邪をひいたときどうしていますか?

★(マーク)それが一番恐れることだね。なかには風邪をひいても
あまり声に影響が出ないシンガーもいる。

ボビー・コールドウェルなんかそうだね。
いったいどうなっているのかと思うよ。

■その秘密をしりたいですね。

★ その通りだね。

でも多くのシンガーは声がかれたりするよね。

僕もそうだけど、風邪で声がかすれて上手く歌えなかったな
と思っていると、お客さんは今日良かったねというんだ。

多くのリスナーは枯れたハスキーな声が好きなんだね(笑)

風邪のとき歌うと、いつもと違った感覚になるよね。
高い声が出なければメローディーを変えてみて歌ったり
インプロ(即興)することも大切だね。

いつも同じように歌う必要はまったくないんだよ。
臨機応変に対処することだ。

偉大なシンガーはいつも同じようには歌わない。

いままでの自分の癖に気づいたり風邪のときも
学ぶことはあるよ。

ついに、マーク・マクミレン「スペシャルクリニックDVD」
が完成しました!

まやかしでない、本質をついた骨太なDVDです。

http://www.vocal-lesson.jp/article/13227023.html

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■ 早いもので、今年も残すところあと5日。

あなたは、この1年やり残したことはありませんか?

先日、私がアメリカに住んでいたころの仲間だった
韓国人のボーカリストが亡くなったと、人づてに聞きました。
まだ30代の若さでした。

焼肉パーティーにも招いてくれたこともありました。
いつも笑顔を絶やさない人でした。
そんな彼がまさか・・・

私は知らなかったのですが、彼は病気と闘いながら、
アメリカまできたそうです。

でも病気の素振りなんかぜんぜん見せませんでした。
いや、それどころか人一倍パワフルでした。

今になって思えば、自分の残された時間を
知っていたのかもしれません。
だからこそ、自分の可能性を試そうと精一杯生きていた

健康上の問題だけでなく、地理的なこと、お金のこと、
たくさんの問題を抱えていたはずです。

それなのに、彼は言い訳をしなかった。

直感にしたがって最後の最後まで自分の持てる力を
試し続け、そして生き続けた

彼の生涯は短かったかもしれません。
しかし、人の何倍もの密度の濃い時間を過ごした
ことに違いはありません。

そうはいっても、まだまだやりたかったこと、
やり残したこともあったろうに・・・

星になった彼の冥福を祈りながら、
志半ばで逝った彼の分まで、精一杯生きようと誓いました。

それがいま生かされている自分のできることだから・・・

少し湿っぽくなりましたが、
今年もお世話になりました。

よいお年を!

ボイトレ 雑学「マーク・マクミレン インタビュー」

ボイトレ 雑学

本日は、マーク・マクミレンのアーティスト・インタビュー
をお届けしますが、(前回の記事はこちら)

http://www.vocal-lesson.jp/article/13212239.html

9月のエリック・ベネイのライブに続き、今月はボビー・コールドウェル
のツアーメンバーとして彼が再来日します。

そして、つい数日前に彼から連絡があり。時間が空きそうだから
何かできないかな?と提案がありました。

それなら、ミニライブとQ&Aミニレッスンなど、シンガーのための
ちょっとしたクリニックでもしようかということで急遽話がまとまった
のですが、何分、日時が迫っています。

彼のミニライブ&クリニックにご興味のある方は後半
をお読み下さい。

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★ マーク・マクミレン・インタビュー 1回目
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■上手く歌うためには何が必要ですか?

★心理的にも肉体的にもリラックスしていることが大切だね。
そして、自分本来の声を見つけこと。でもそれには時間がかかるよ。

僕も昔はマーヴィン・ゲイやスティービー・ワンダーのように
歌おうと思っていた。でも自分は彼らではないと気づいたんだ。

そして、自分にとって自然で楽に出せる声を追求していった。
それには、正しい呼吸、喉を緊張させない正しいテクニック
を身につけることも大切だね。

やっかいなことに、毎日体の状態は違う。
調子のいい日があれば、悪い日もある。

人のマネ、つまり借り物の声や歌を歌うと
体に無理強いさせることになる。

そのためにも自分の声を見つける必要があるね。
僕は今でも学び続けているよ。


■いままで、どのように音楽を学んできたのですか?

★音楽学校で学んだり、たくさんの本を読んで学んだよ。


■どこの学校ですか?

★コロラドのある学校で学んだけど、歌い始めたころは、
レコードから直接学んだね。優れたたくさんのシンガー
を聴いて真似していた。

でも、それには無理があると気づいたんだ。
自分自身の声を見つけるには10年以上かかったね。

そして今でも自分の声は発展し続けている。
来年リリースするCDでは、さらに進化した
僕を聞くことができるよ。


■何かよいウォームアップはありますか?

★リップロールは最適だね。声帯をほぐし、
唇の周りもリラックスできる。

僕の知っているシンガーたちもウォームアップには
まずこれをやるね。
(リップロールのエクササイズはこれに収録)

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173858.html

リップロールは緊張しないことが大切だね。
その後、いくつかのスケールエクササイズを
組み合わせて練習するね。

その日の状態によってウォームアップする時間も
変わってくる。

調子の悪い日はウォームアップの時間を多めに
とったほうがいいね。

特に朝のウォームアップは効果があるよ。
夜にライブがあるときには、朝ウォームアップ
するかしないかで声の出方が変わってくるんだ。


■ウォームアップにどれくらい時間をかけますか?

★15分位かな。スポーツをする前は体をストレッチするだろ?
それと同じさ。

ライブ会場へ向かうとき、ロサンジェルスはいつも渋滞
しているから、車の中でウォームアップすることもあるよ。
周りのドライバーからは、こいつ何やってんだ?
って変な顔されるけどね(笑)


■どのように声の健康を保っていますか?

★それはとても大変なことだね。

ギグのとき音響が悪かったり、バンドが大音量
でプレーすると、それに張り合ったりしがちだけど、
ここでボイストレーニングの知識や技術を知って
いると役に立つね。

ハードに歌うにしてもテクニックで補うことができる。
以前、僕も喉をやられて3週間くらい声が出なくなった
ことがあるよ。

ぬるま湯に塩を加えてうがいをすることはとてもいいね。
風邪の予防にもなるし。

シンガーにとっては、体が楽器だからね。
十分にいたわってあげないといけない。

日ごろからスポーツをして体力をつけておくといいね。
歌うときもエネルギーをもって歌うことができるしね。

この続きは次回に・・・

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■ マーク・マクミレンのミニライブ&クリニックの詳細ですが

日時: 12月8(土)13:30〜のスタート予定
            14:30〜15:00頃終了予定。
(スタート、終了とも多少前後することもあります。只今調整中)

場所: 東京 新宿区内某所 (只今手配中)

参加者にはマークからプレゼントがあるかも?

時間がせまっています。小さなスペースで一流の海外アーティスト
に直接触れる機会はめったにありません。
そして、今後このようなことを開催するかどうかも未定です。

12月8(土)に予定が入っていない方は是非ご参加お待ちしています。
既に予定が入っている方も、変更可能でしたらご参加下さい。
この貴重な体験をお見逃しなく!

※お申し込みは下記、問い合わせフォームより「ミニライブ&クリニック参加」
とお問い合わせ内容の欄にご記入下さい。

また、当日マーク・マクミレンさんに質問してみたいことも合わせてご記入下さい。
詳細は追ってご連絡いたします。お申し込みはコチラから!

※ このクリニックは終了いたしましたが、

  当日の様子をビデオに撮りました。

  ▼

 http://www.vocal-lesson.jp/article/13227023.html

The VOICE of the MINDにプレミアが!

■ 先日、会員さんから、絶版となったThe VOICE of the MIND
が古本でなんと60万円で売れ出されていると聞きました。

優れたボイストレーニング教則本ではありましたが、
¥3,500の本がそこまでプレミアがつくとは、驚きです!

でも、なにがなんでも手に入れたいという人が
いるから、ここまで高騰するのですね。

実際、4万円くらい出して買った会員さんもいました。

いくらなんでも、本でそこまで出せないという人には実際、

The VOICE of the MINDのなんたるかが音声で体感できます。

ボイトレ雑学「オススメアーティスト」

■ 今日のオススメアーティストは、

先日のエリック・ベネイのツアーメンバーとして
バックボーカルとキーボードで参加した、私の友人
でもあるマーク・マクミレン。

私もライブに足を運びましたが、
エリック・ベネイを陰でしっかりと支えていました。

しかもオファーから数回のリハーサルでこの完成度
さすが、仕事人です。

実は、彼はソロとしても活躍していて、CDも
リリースしています。

今日のオススメの一枚



白人の洗練されたセンスと、黒人のソウルフルな
パッションを兼ねそろえた、

まさに、ブルーアイドソウルという言葉がぴったりな
彼の音楽が堪能できます。

彼は、シンガーだけでなく、キーボードも弾きこなし

ソングライターとしてもボビー・コールドウェル、
チャカ・カーンなどにも曲を提供するほど非凡な
才能をもっています。

勿論、自身のCDも言わずもがな。

私はCDを試聴するとき、たいてい3〜4曲まで
聴いて、その後を聴くかどうか判断するのですが、

このCD は、1曲目から13曲目までノンストップ
で聞き続けてしまうほど佳作ぞろいです。

しかも、自身で描いた絵がCDのジャケット
になっています。

ほんと、彼の多才ぶりは、うらやましい限り。

それにとどまらず、現在、映画の音楽ディレクターを
まかされ忙殺中の彼、いったい彼の才能はどこまで
広がっていくのでしょうか?

先日、彼の滞在先のホテルにお邪魔してインタビュー
してきました。

そして、エリック・ベネイを紹介いただき、
少しお話させていただきました。

次回は、マーク・マクミレンのインタビューを
お届けする予定です。

ボイトレ雑学「カーメル・ヘレン インタビュー最終回」

友人であるシンガー、カーメル・ヘレン
へのインタビュー最終回です。

■ 喉の健康を保つために心がけていることを教えて下さい。

★ 休息をとり、そして水をたくさん飲むことね。

そして乳製品を摂らないこと。

私は乳製品が大好きなの。
でも、ライブの3日前から摂らないように
気をつけているわ。

日頃は、週に2回くらい乳製品を食べるけど、
摂りすぎると、ろくな練習ができないからね。

まあ個人差もあるから、自分の体と相談しながら
決めるといいわ。

それからタバコは吸わないこと。
そして、ストレスをためないこと。

例えば、リハーサルやライブ前に誰かと
言い争いになったとするわね。

すぐに喉を痛めるわ。

だから誰かと口論になりそうになったら、
リハーサルやライブが終わるまで待って、
寝る前にかたをつけるわ。(爆笑)

冗談だけどね。まず自分から謝るのがいいわ。
謝ることをためらわないことね。

それから喉を健康に保つためには、
正しい練習を欠かさないことだわ。

気をつけてはいるけど、私も無理に声を押し出す
癖があって、そうすると喉は疲労するわ。

昔は、風邪気味で声が出にくいのかと思っていたけど、
実は声の酷使によることが多かったことが分かったの。

■ 他に何かありますか?

★ お酒は良くないわね。喉を乾燥させるし、
翌日にも影響が出るわ。

コーヒーも同じく体から水分を奪う作用
があるので良くないわ。

常に体にとっていい事をするべきだわ。
なぜなら体があなたの楽器だから。

■ シンガーにとって一番大切なことは何ですか?

★ ゴールは何か?シンガーとしてのあなたのゴール、
目的は何かを知ることね。

それに向かって突き進むことが大切だわ。

例えば私の場合、こう自分に問いかけるわ。
歌でお金をたくさん稼ぎたいの?

いや、違うわ。
それは私の本当にやりたいことではないわ。

私の本当の目的は何だったかしら?

歌を通じて世界のピニオンリーダーになり、
人々の役に立つこと。

人とつながり、その人たちを幸せにし、
少しでもいい気分にしてあげたい。

とてもシンプルなことだけど、とても大切なこと。

それらのゴールを確かめることが
自分のパフォーマンスを支えてくれるの。

■ 最後に日本のシンガーにメッセージをお願いします。

★ 歌うことは、とても美しい芸術活動ね。
歌はこの世界をよりよくする力があるわ。

あなたが成し遂げたいゴールに向かって、
あなたが信じる道を貫いてね。

そして一生懸命に練習すること(笑)

日本の皆に会える日が来ることを楽しみにしているわ。

たチェザリーメソッドを習得し、
彼女は自分の声や歌が変わったといいます。
今でもボイストレーニングにはこれを欠かさないようです。

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173857.html

ボイトレ雑学「アーティストインタビュー」

本日は、前回ご紹介した、カーメル・ヘレンへの
インタビューをお届けします。

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★ アーティストインタビュー
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■(やすだ) あなたはグロリア・ラッシュの生徒でしたよね?

★(カーメル) ええ。


■世界中にはたくさんのボーカルメソッド、
 そしてボイストレーナーがいますが、
 なぜグロリアに学ぼうと思ったのですか?

★そうね。すごくいい先生がいるって噂に聞いて
 いたんだけど、その頃私は、サンフランシスコ
 に住んでいたの。

 機会があってグロリアのレッスンを受けることが
 できたんだけど、テクニックはもちろんのこと、
 彼女の人間性にも惹かれたわ。

 はじめのうちは不定期にレッスンに通っていたんだけど、
 本格的にレッスンを受けるためにロサンジェルスに
 引っ越すことにしたの。


■どれくらいの期間、グロリアに学んでいたのですか?

★ロサンジェルスに移って、本格的にレッスンを
 受けはじめてから3年位かしら。


■グロリアから、何を学びましたか?

 正しく歌うことね(笑)
 声を安定させること、声域の拡げ方など
 数え切れないほどたくさんのことを学んだわ。

 声の方向性とか、どこに、どのように感じるといった
 感覚など、今でこそ彼女が言おうとしていた本当の意味
 や感覚が理解できるようになったけど、はじめのころは、
 よくわからなかったわ。

 でもついに正しい歌い方をマスターしたわ。


■具体的にどのように、改善されましたか?

★そうね、毎日欠かさず練習する必要性を学んだわ。
 昔はよくサボっていたから(笑)

 つまり技術もそうだけど、精神面での改善が大きかったわ。
 
 以前は、ライブで声のことばかり気になっていたけど、
 毎日の練習によって、正しい働きを筋肉に記憶させる
 ことができたわ。

 そのおかげでステージではコミュニケーションに集中
 できるようになったの。

 その他、声域が拡がったこと、喉にダメージを与えない
 歌い方をマスターしたことなどね。

 グロリアのレッスンを受ける前は、悪い歌い方で
 よく声をつぶしていたから(笑)


■今は、声域はどのくらいあるのですか?

★練習する声域は4オクターブ、歌うときに使う
 声域は3オクターブくらいね。

 レッスンを受ける前は、1オクターブ半位だったわ。


■テクニックを実際どのように歌に応用していますか?

★先も言ったけど、歌うときはテクニックのことは
 あまり気にすべきではないわ。

 それよりコミュニケーションやフィーリング
 を大切にすべきね。

 でもそうなるためには練習で、声の位置を理解したり、
 ブリッジを滑らかにするエクササイズを繰り返すことで、
 そのうち意識せずとも歌に応用できるようになっていくわ。


■それでは今はもう歌うときテクニックのことは
 気にしていないのですね?

★正しくできているときはね(笑)


■あなたはロックを歌っていますが、
 なぜロックなのですか?

★どんなスタイルの音楽も好きだわ。
 だけど特にロックのハイエナジーなところが好きね。

 そして黒人だったらR&Bを歌うべきという
 考えも嫌だったの。

 皆がR&Bにいくから、あえて私はロックを歌った。
 でもR&Bを否定しているわけではないの。

 それは私の一部だし、R&B、ソウルミュージック、
 ロックのコンビネーションを模索しているわ。
 いってみればハイエナジーなソウルミュージックね(笑)


グロリアが教えていたチェザリーメソッドを習得し、
彼女は自分の声や歌が変わったといいます。

⇒ チェザリーメソッドについてはこちらから

次回も引き続き、カーメルのインタビューをお届けします。
彼女が普段気をつけていること、どのような練習をしているのか
など、より核心にせまります。

ボイトレ雑学「今日のおススメアーティスト」

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★  今日のおススメアーティスト
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■ 今日のおススメアーティストは、
  私の友人であるボーカリスト


■ カーメル・ヘレン


私たちは、いまこの音楽が流行っているから、
皆が聴いているから、売れる音楽だから、
という理由で歌うスタイルを決めてしまいがちです。

それが、心から求めるものであればいいのですが
上のような理由で、自分が進むべき方向を安易に
決めてしまうのはどうでしょう?

もちろん価値観は人それぞれです。

それでいいという人は、それも1つの道です。
貫きとおしていただきたいし、
それ以上、私がとやかく言う資格はありません。


私がカーメルを尊敬する理由、それは

流行や周りの状況に惑わされず、自分がやりたいこと、
信じる道を突き進む姿勢です。

彼女は黒人であるソウルフルな声を武器にしつつも
一貫としてロックなスタイルにこだわる
カッコいいロック姉ちゃんです。

黒人はブラックミュージックを歌うべきという
既成概念を破り、今の時代の流れに逆行してでも、
自分を貫く

それは、音楽活動をしていく上でハンディーキャップ
にもなりかねません。

彼女ほどの実力をもちながらも、いざレコード会社との
契約となると、お偉いさんから言われることは

「時代に合わせろ。」

「もっと売れるスタイルに変えろ。」

もちろん、「はい。」とうなずく彼女ではありません。
その結果レコード会社からは、・・・・

でも、それも全て承知のうえ

音楽だけでなく、生き方がロックです。
そんな彼女を私は尊敬しています。

最近イギリスのあるレーベルが彼女に
興味を示しているようです。

彼女の音楽を、ワールドワイドにするためにも
是非頑張ってもらいたいところです。


そして、もう1つカーメルを見習うべきところ
それは、日々のトレーニングを欠かさないことです。

チェザリーメソッドを習得し、彼女は自分の声や
歌が変わったといいます。

チェザリーメソッドについては

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173857.html


このサイトでカーメルの歌が聴けます。

http://www.carmelhelene.com/home.htm

先日の渡米で、彼女の家にいっていろいろ話をうかがいました。
彼女がこれほどの実力を身につけた裏には・・・

その内容は、メルマガでシェアしたいと思います。

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ボイトレ雑学「カート・エリング インタビュー」

ボイトレ雑学 「カート・エリング インタビュー」

今日は、先日の渡米で食事をともにさせていただいた
一流ジャズシンガー、カート・エリングと交わした
会話の一部をお届けします。

皆さんからよくいただく質問を、私が代表してお聞きしました。

プライベートなことは割愛していますので了承くださいね。
といっても、男どうしのたわいもない話です。(笑)

それでは、どうぞ

■ やすだ: 今までに誰かに歌を習ったことがありますか?

★ カート: 特定の1人に習ったことはないよ。

クワイヤーに参加していたとき素晴らしいコンダクターと
出会って指導を受けたことはあるけど、音楽学校に通ったり
専門的な教育は受けたことはないね。

残念ながら、よいボイストレーナーとの出会いがなかったんだ。
ビデオやCD教材などをつかって、自分自身で試行錯誤してきたよ。

■ 多くの人は先生についてトレーニングを積んだり、
エクササイズをする必要があると思うのですが?

★ もちろん僕もトレーニングは欠かさないよ、
ただ自分自身でやるだけさ。
毎日50分はウォーミングアップするね。

■ どんなウォーミングアップをするか教えていただけませんか?

★ 主にスケールエクササイズだね。

どんな感覚か確認し、その日の調子はどうかチェックするんだ。

ピアノがあるときはそれで練習するけど、ツアーに出ていて
ピアノがないときはテープに録音しておいたのを使うんだ。

■ ツアーに出ていてハードスケジュールが続くとき、
どうやって声の健康管理をするんですか?

★ 先も言ったけどウォーミングアップは欠かさずやるね。

お酒は飲まない。もちろんタバコも吸わない。
そして正しい発声で歌うこと。
とても当たり前なことだけだよ。

■ お酒はまったく飲まないんですか?

★ 普段は飲むよ。仕事のとき以外はね。
いつもは水を多く飲むことを心がけているよ。

■ ストイックですね?


★ そうさ、修行僧みたいなもんだよ。
70歳、80歳になっても歌っていたいからね。

■ あなたは低音から高音までとても広い声域を持っていますよね。
多くのシンガーは低音と高音の間にブレークがありますけど
どうやってそれを防いでいるのですか?

★ それについては君の方が詳しいんじゃない?(笑)

高音域では大きな声で歌わないこと。
ボリュームを落とすんだ。

ブレークを避けるために低音と高音が融けるように
混ざり合うところを見つけるんだ。

自分ではそれを感じられるけど、
聴いてる人はきっと気付かないだろうね。(笑)

■ シンガーにとって一番大切なことはなんですか?

★ いつも歌っていることだよ。

そして、よりよくなるために誰よりも練習すること。
誰よりも歌う情熱を持つことが大切だね。

■ ステージで緊張したことはありますか?

★ もちろん!何度もね。

■ どうやってそれを克服したんですか?

★恐れというより、例えば今日レコード会社の人が
聞きにくるとか耳打ちされたときは緊張したね。

だって自分の人生が変わるかもしれない。
でも学んだよ。そんなの幻想だって。

だっていつ誰が来るかわからないもんね。
誰か1人が特別なのではなくて、
見に来てくれた一人ひとりが特別なんだよね。

もしアーティストであること、そして歌に集中
していれば誰が来ようと余計な雑念など消えていくよ。

そうなるまで時間はかかったけどね。
そして今の自分がいる。(笑)

■ 頭ではわかるけど、なかなか大変ですよね。

★ だから先いったでしょ?いつも歌っていろって。

経験に勝るものはないよ。

もちろん今の自分は簡単にそういえるけど
だって10年以上もロードにでているからね。

■ 風邪を引いたときはどうやって対処してるのですか?

★ 容易なことじゃないね。もし風邪をひいたら、
なるべく静かに歌うことにしているよ。

薬を飲んで対処するのもいいけど、
とにかくベストを尽くすこと。

インフルエンザにかかったり
食あたりになったことも二、三回あるよ。

ライブの当日、足を骨折して医者に行く
時間がなかったから、そのまま座って
ライブをしたこともあるよ。

それから失恋、傷心、どんなときも歌わなきゃならない。
それがシンガーに課された務めだよ。

でも自分自身もいたわってあげなきゃいけない。

■ それじゃいままでライブをキャンセルしたことはないんですか?

★ 2回ほどあるよ。
そのときはかなり重い病気でキャンセルするほかなかったんだ。

■ 新作CDのコンセプトは何ですか?

★ 夕やみのロマンス、ムード。そう宵越しのストーリーなんだ。

映画のサウンドトラックのような仕上がりにしたかったんだ。
新しいアイディアもたくさん詰まっているよ。

温かく、ヒーリング的な要素もね。
それがコンセプトさ。

■ 今日はありがといございました。

★ 日本にいってみんなに会えることを楽しみにしているよ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ いかがでしたか、一流アーティストの思考から多くを
  学んでいただけたら幸いです。

ちょうど一昨日、リリースされたばかり、できたてほやほやの
彼の新作、是非聴いてみて下さい。

既に私の愛聴盤になっています。
オススメです!

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173853.html

アメリカでは、超一流ボーカリストであるカート・エリング
のような人でも毎日練習を欠かしません。

彼らがいまだに練習に励んでいるというのに、私たちがサボっていたら
追いつくどころか、ますます差を広げられるだけです。

そうならないためにも日々精進あるのみ!!

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173855.html

ボイトレ雑学 「今日のオススメアーティスト」

■ 一昨日、発売されたばかりの、カート・エリングのニューCD
  すでに私の愛聴盤になっています。

▼ オススメです!!



■ 皆さんこんにちは。

先日アメリカから帰国しました。

おかげさまで充実した1ヶ月ほどの
アメリカ滞在でした。

アメリカでのエピソードは折に触れ
お話したいと思っていますが、

こうして、たまに環境を変えると
自分自身を見直すいい機会になります。

これからどうしていくか、何をすべきか、
また何をやめるべきか、いろんな面で自分の
考えを整理できます。

またいつもそうなのですが、帰国した直後
日本に対して感じる新鮮さであったり、
懐かしさであったり、違和感であったり・・

言葉ではうまく表せない、なんともいえない
感覚も大切にしています。

この感覚も3日ほどすると、日常の中に
埋もれていくのですが

いつものルーティンに戻る前の不思議で貴重な時間が、
新たな気づきを引き出してくれます。

旅先での感覚、戻ってきたときの感覚
2つの違う感覚を味わえるのも旅の醍醐味ですね。

何かを創造する人間は、旅に限らずたまには
意図的に非日常をつくりだすことが大切だと思います。


さて、それでは本題です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★  今日のおススメアーティスト
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■ 今日のおススメアーティストは、現存するジャズシンガーの中で、
  私が最も尊敬する人。

そして、先日の渡米の際、一緒に食事をさせていただいたボーカリスト


■ カート・エリング


スゴイ、スゴすぎる!

彼の歌を形容するには、この言葉しか見つかりません。

何がスゴイのか?

まず、声の表現力。

楽器奏者は言葉がない分、音色でいかに想いや
感情を表現するかに命をかけます。

ボーカリストは言葉に甘え、
声のニュアンスが大雑把になりがちです。

決しておろそかにしているわけではない
のでしょうが、

テクニックが未熟なため、結局は微妙な
ニュアンスまでコントロールできない、

というのが多くのボーカリストの実情でしょう。

しかしカートは違います。

様々な情景が彼の声から伝わってきます。
声そのものでストーリーを語っています。

そして、さらにスゴイのは、怒涛のスキャット!

なにもスキャット自体、珍しいものではありませんが、
彼のスゴイところは、歌詞まで即興でつけていくという
離れ業をやってのけます。

メロディーと歌詞のインプロを同時にしかもパーフェクトに
こなすのは、カート以外踏み込んだことのない、

いや踏み込みたくても踏み込めない
神かカートのみできる領域です。

彼は大学時代、哲学を学んだだけあって、その歌詞インプロ
は詩的で文学的ですらあります。

しかし、あまりにも高度な英語を次から次へと紡ぎだすため
私の英語力では、ダイレクトにその意味を理解できない
もどかしさはあります。

まあ、アメリカ人でも相当なインテリじゃないと理解できない
みたいなので仕方ないか・・・

カートはボーカリストの枠のみにカデゴライズするには
あまりにも窮屈すぎます。

総合芸術家といったほうが適切でしょう。

そんな、彼が新しいCDをリリースしました。




そしてカート・エリングと食事中に交わした話を
メルマガで、シェアします。

さすが一流ボーカリストと思わせる内容です。

もちろん登録は無料です。

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173852.html

また、渡米中に、お会いした他のボーカリストへの
インタビューも次回以降、配信の予定でいます。

新しいメルマガでは、貴重なボイトレに関する情報など優先して
配信しますので、まだご登録いただいてない方はお急ぎ下さい!

The voice of the mindついに絶版!

■ このHPでも、必須教則本としておススメしていた

「The voice of the mind」

どうやら絶版になったようです。


定価¥3,500の本が、古本でなんと
6万円前後で取引されているようです。

そこまでしても手に入れたい人がいるから、
古本でもこれだけ高騰しているわけで

大枚をはたいてでも買うだけの価値ある
本だったということですね。

早く手に入れたほうがいいですよと
前々からアドヴァイスしていましたが、

それをきっかけに、絶版前に手に入れた方は
ラッキーでしたね。

やはり、すぐに行動に移す人が得をします。

それにしても、どうでもいいようなボイストレーニング
の教則本が版を重ね、優れた本が消えていく・・・

ほんと不思議です、この世の中は


絶版になった以上、この教材で学ぶしかないですね。

「The voice of the mind」の実践版教材。

ボイトレ雑学 「3つの内的な力」

ボイトレというと

発声練習をする。
腹式呼吸の訓練をする。

などが一般的に知られていることです。

いままで、あまり語られてきませんでしたが、
感覚を鍛えることも大切なトレーニングの1つです。

感覚を鍛えるとどうなるのでしょう?


1、 気づく力
2、 感じる力
3、 イメージする力


この「3つの内的な力」が身につきます。

実はこの「3つの内的な力」を同時に
鍛えていかないと上達はおぼつきません。

ボイストレーニングのレッスン経験がある人は、
リラックスの重要性はご存知のことと思います。

「リラックスすると緊張がほぐれ、
体が柔軟になり声がよく出る。」

と先生に言われたことがあるかもしれません。

もちろん結果としてそうなるのですが、その結果を
導くプロセスについてはあまり知られていません。

そして、それがわからないために結果が伴わない人が
とても多いのです。

このプロセスの1つが、感覚を鍛えることなのです。

そして感覚を鍛える準備としてリラックスが必要なのです。

リラックスする方法は人それぞれです。

私はヨガやストレッチ、水泳なども取り入れていますが
絶対こうしなきゃいけないということはありません。

しかし、私自身が実践しているなかでも短時間ででき、
しかも効果的な方法の1つを今日ご紹介します。


まずコップ2〜3杯の水を飲みます。
(できたら軟水がベター)

15分位したら、これを使います。
(ちなみに私が愛用しているものはこれ!)



これを使って飛び跳ねるのですが、膝をバネのように柔らかく
つかい、上半身の力をダラ〜っと抜くことがポイントです。

体がほぐれるだけでなく、血液、リンパの流れもよくなります。
実は、これがスゴク重要なのです。

5分〜10分くらいやったら、静かな場所で仰向けになります。

この段階でかなり体がほぐれ、リラックスしているはずです。

いよいよ感覚のトレーニングに入っていきましょう。

呼吸が整ったら、全身をモニターしていきます。

ちょうど頭からつま先までスキャンするようにチェックします。

先ほどの運動で体液の流れがよくなっています。
その流れを感じられますか?

あるいは、体がジ〜ンとするような感覚がわかりますか?

次に、呼吸、脈、内臓にも意識を向けていきます。

体のどこかに変化はありますか?
何か感じるところはありますか?

何か感じたらそこに意識を集中させます。

そして体にこう問いかけて下さい。

この感覚は何?
この感覚の意味することはなあに?

始めたばかりの頃は、すぐには感じられないかもしれません。

なんとなくでもいいので、感じようとすることが大切です。

すると続けているうちに感じられなかったことが
感じられるようになります。

聞けなかった体の声が聞こえるようになってきます。

この訓練をすることで、センサーとしての体が機能し始めます。

これが「感じる力」を身につけるの第一歩です。

これでお終いではありません。

ここからがいよいよ本番です。


この続きですが・・・

本当は、ばらしたくないんですよね。

だって、ほとんど知られていない内容だと思うし

このサイトはボイストレーナーの方々も多くご覧に
なっているようだし

とてもありがたいことなのですが・・・

でも、本音をいうとあまり大っぴらにしたくないんです。

誰だってライバルには種明かしはしたくないですよね?

といっても、私のところで扱っている教材などで結構
種明かしはしていますが・・・(汗)

実際、これらのアイディアを使って、レッスンをされているところが
結構増えているようです。

「価値あるものを伝えていく」という私の信念からして、とても嬉しい
ことではあるのですが

でも、まだまだ伝えきれないほどたくさんのアイディアがあります。

まだ具体的にはお話できませんが、ある方法で伝えていくことに
なると思います。

話しが脱線しましたが、チェザリー教則CDの予約特典として
今回の続きをレポートにしてお伝えしようとおもいます。

チェザリー教則CDもこのレポートの内容を実践した後、
取り組むとさらに効果的です。

発売までの期間限定特典です。
予約はこちらから! 注)このキャンペーンは終了しました。

でも今日お話したことをやるだけでもぜんぜん違いますよ。
是非、お試しあれ!

ボイトレ雑学 「魔法?」

9月11日、アメリカの同時多発テロから
丸5年を迎えました。

ちょうどその頃、私はアメリカに住んでいました。

早朝、突然電話がなり、眠い目をこすりながら受話器
をとると、私の身を案じた家族からの電話でした。

寝ぼけていたこともあって、初め何をいっているのか
さっぱりわからずにいましたが、ことの重大さに次第
に体が震えてきました。

しかし、情報を仕入れたくても私はテレビを
持っていません。

いったい自分の周りには何が起こっているのか
不安が高まってきます。

とりあえず、近くのショッピングセンターの
開店を待つことにしました。

開店と同時に家電コーナーへ足早に向かいました。

そして一面においてあるテレビには、あの映像が・・

命にはかえられないと思い、なけなしのお金を
はたいてテレビを購入しました。

それが、私の9.11体験です。

あれから5年がたちました。

そして今、世界はよい方向に向かっているのか
それとも・・・


歌には力があります。

どんなものにも勝る力がある
そう信じています。

そして、歌や光に満ちた地球に
なることを祈っています。
(後半に続く・・・)

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■ バードビークのレッスンに通えば、
  すぐに上達するのでしょうか?


というご質問をいただきました。

このご質問には2つ質問を含んでいます。


1つ目は「すぐ」

すぐとは、どれくらいの期間を期待しているのか?


そして「上達」

どのレベルまで望むのか?


ちょっと上手くなるレベルですか?

きっかけであれば、その日のうちに
いや10分で改善できることもあります。


でも、このサイトをご覧になっている
あなたは、より上のレベルを目指す意識の
高い方だと思いますのでそれを前提にお話し
することにします。


もし、あなたが高いレベルまで到達したい
というのであれば、残念ながらすぐの上達
はありえません。


すぐに上達

楽して上達


このような甘い言葉をよく耳にします。

これは、面倒なことはしたくないという
人間の心の弱さにつけこんだものです。

うわべだけを取り繕っても、根本を解決しないと
それより先は絶対にいけません。断言します!


いままで、歌の上達法はないか、日本だけでなく
アメリカにまで渡り、様々なメソッド、方法を見たり
聴いたり、自らの身体で試してきました。

そして唯一わかったこと、自信を持っていえる
ことがあります。


それは「魔法」はないということです。


魔法はないが、効果的なボイトレ、
練習の仕方、考え方はあります。

それを地道にやるかやらないか、
そこが運命の分かれ道です。

無駄な努力をする必要はありませんが
やるべきことはやらないといけません。

これは、どんな分野であれ同じです。


例え、魔法があったとしても、そんなものは
すぐ陳腐化します。

すぐに身につく、だれでもできることの価値は
著しく下がるからです。

レアなものほど価値がある、それは
小学生でもわかることです。

逆の言い方をすると、すぐに身につかない
誰もができないからこそ価値がでてくるのです。

といっても、技術的に難しいというよりは
本当に必要なやるべきことを継続できるか
どうかということです。

そこに価値を見出せる人にこそレッスンに
来ていただきたいというのが本音です。

そして、そういう方には高いレベルまで到達
できる階段を用意しているつもりです。


魔法はないということに早く気づき
目を覚ました人だけが、より高い
ステージに上がることができるのです。


なぜすぐには上達しないのか、その理由を
次回お話したいと思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

(前半の続き・・・)

■ 情報は大切です。

テレビをもっていなかった私は、命にも関わる情報
を入手することができませんでした。

(テレビの情報が全て正しいということではありませんが・・・)

命には関わらないかもしれませんが
ボイストレーニングもどういう情報を
得るかによってあなたの人生を左右します。


今は、インターネットでどんな情報でも
手に入れることが可能になりました。

しかし、まだまだ玉石混合です。

情報が平等に行き渡る世の中だからこそ
その選択、判断には慎重さが必要とされますね。

ボイトレ雑学 「成長曲線」

前回は、すぐ歌が上手くなる「魔法はない」
というお話をしました。

冷静に考えてみれば当たり前のことです。

スポーツだってなんだって高いレベル
の技術をすぐ身につけられますか?

そんなむしのいい話ないですよね?


それでは、なぜすぐに上達しないのでしょう。

それは成長曲線というものが語ってくれます。

図を描けないのでもどかしいですが、縦軸が上達
横軸を時間とした図をイメージして下さい。

多くの人は、左下から右上に角度45度で「一直線」
に伸びるグラフのような上達を期待しますが、

ところがどっこい。そはは問屋が卸しません。

実際は、最初「水平」に、それが徐々に角度がついてきて
滑らかなカーブを描きながら、やがては「急上昇」していく


そう。成長とは直線ではなく、曲線なのです。

何か新しいことを始めたとします。
しかし努力したわりにはなかなか
上達しません。

次第に不安になってきます。

ところがある臨界点に達すると
成長曲線は、急激に上昇します。

つまり上達するということです。

臨界点の手前で不安がピークに達します。

「このままボイトレを続けていてもムダじゃないか」

「頑張っているのに、成果を感じられない」

夜明け前が一番暗いといいますが、まさにこの状態です。

ほとんどの人は、これであきらめてしまします。

もう少しで夜明けなのになんともったいない!

いちばん苦しいときだからこそ、
もう一歩のふんばりが大切です。


でも、これを一度体験しておくと強いです。

また次の段階に挑戦するとき
たとえ思うようにならなくても

「あの時と同じだな」
「あっ、またきたな」と

いたずらにあせったり、迷ったり
することがなくなります。


夜がきても、夜明けを信じられるようになる。

夜が明けても、いずれまた闇がやって来ると
いうことが理解できる。

所詮この繰り返しです。

そして続けることで、この再現性を感じる
ことができるようになります。


魔法があったとして、それは私たちにとって
邪魔なだけです。

自分の力で勝ち取ったものこそ
本当の価値があるからです。

それが、人間が人間として生まれて
きた目的だと思うのです。

当たり前のことを、当たり前にやる
すると当たり前ではない結果がでる。

ありもしない魔法を求め、さまよい続けるより
このほうが、よっぽど確実だと思いますが
いかがでしょう?


目先のテクニックも大切ですが
こういう本質的なことが一番大切
だと思います。

わかっていただけるとありがたいのですが・・・

ボイトレ雑学 「今のやり方で本当にいいの?」

インプリンティング(刷り込み)ってご存知ですか?

産まれた直後のひな鳥に動き回るものを見せると、
それを親鳥であるかのように追いかけ、他のものは
見向きもしなくなる現象のことをいいます。

実は、かって私もこの状態に陥っていました。

最初に習ったボイトレが全てのように
思い込んでしまったのです。

その結果は、前にお話したとおり、喉にトラブルを
かかえ、ほとんど声がでなくなってしまったのです。

その先生を教祖のように思ってしまったのです。

他の人もそう思っていました。

いまでも多くの人がそう思っているようです。

ある意味、新興宗教のようなところでした。

今は、そのボイストレーナーを反面教師としています。

しかし、そこで終わってしまったらおしまいです。
そんな人に人生を振り回されるなんてゴメンです。

もし、このままじゃいけないと感じているのなら
今までやってきたやり方、考え方、思考パターン、
習慣を一度見直してみる必要があります。

今までのやり方、習慣や思考を捨てる。

それはつまり、自分がそれまで大切にしてきたものを捨てる
あるいは手放すことですから、怖いに決まっています。

しかし、その恐怖を乗り越えなければ
次のステージには進めません。

そのため、それまでのやり方、常識、
習慣、考え方、思い込みを疑ってみる。

「それは本当に正しいものなのか?」

と自問自答してみる。

哲学的には「自分を見る目」

脳科学的には「メタ認知」

つまり、第3者の目をもって自分自身を客観視する。

そして、別の角度から自分を見つめなおしたときに
新しい可能性の扉がひらくのではないでしょうか?

もし、現状のあなたがこれを聞いてピンとくるものがあれば

何か別のアプローチ方法が必要な時期なのかもしれません。

そんな、きっかけを私に与えてくれたのが、この教材でした。

私の人生の転機となった、ボイストレーニング・ボーカル教材 ⇒

ボイトレ雑学 「腹式呼吸が必要なわけ」

最近では、ボイストレーニングという言葉を知らない人を

探す方が難しいくらい、世間で認知されるようになってきました。


ところで、ボイトレと聞いたら、あなたは
まずどのようなトレーニングを思い浮かべますか?






腹式呼吸や腹筋のトレーニングと思った方が結構
多かったのではないでしょうか?


このサイトをご覧になっている研究熱心なあなたは、
そうではないですよね?

なかには、私が腹式呼吸を完全否定している

と思ってらしゃる方もいるようですが、その逆です。


重要だからこそ、安易に触れて欲しくないし、

語って欲しくもない、というのが本当のところです。

こと歌のボイトレに関しては。


それでは、なんのために腹式呼吸のトレーニングが必要かわかりますか?

その本当の意味をわかっている人は、ほんの一握りに過ぎないと思います。

一般の人だけでなく、ボイストレーナーや指導者でさえも・・・


今後、誰かの口から「歌には腹式呼吸が必要だ」という言葉を聞いたら

試しに「なぜ腹式呼吸が必要なの?」と聞き返してみてください。

まず、答えられないでしょう。

答えが返ってきたとしても、的外れなことがほとんどのはずです。


「息をコントロールするため」という答えだったら、かなりましです。

でも、これでもまだ的確な答えではありません。

それでは、腹式呼吸のトレーニングの本当の意味とは?


いいですか、重要だから、1回しかいいませんよ。


「それぞれ固有の声帯のサイズを鑑み、音域、声質による声帯の使用割合に応じた
必要最小限の息を、継続的、かつ安定的に供給、そして息の配分を自在にコントロール
する能力を身につけるため」腹式呼吸のトレーニングが必要である。

by やすだ (無断複写転用禁止)(笑)


以上のことが、腹式呼吸のトレーニングの本当の目的です。

目的のない、または、わからないトレーニングは、

砂漠で落とした、ダイヤモンドを探すことに等しいです。


インターネットで情報を探すときだって、検索エンジンに

キーワードを入力しないと、求める情報にたどりつけませんよね。


的確なキーワード、つまり何を得たいのか、その目的がはっきりして
いないと、いつまでたっても、欲しい結果を手に入れることはできません。


この考え方は、腹式呼吸のトレーニングだけではなく、

全てのことに応用できますね。

ボイトレ雑学 「母音の修正」

もうすぐクリスマス、街はきれいにデコレーションされ
クリスマスムード一色にそまっています。


ところで、皆さんは、いくつくらいまでサンタクロースの
存在を信じていましたか?

私は、小学校2年生まで信じていました。

ある日、友達から、サンタはいないと真実を知らされ
そんなのウソだと言って友達とケンカして帰ってきました。

とても悲しく、悔しかった思い出があります。

今となってみれば、些細なことですが、私たちは大人になるにつれ
これと同じように、現実に向き合うという経験をいやでもしていきます。

それが大人になるということかもしれません。

でも、この殺伐とした世の中だからこそ、夢や希望が必要です。


私たちには、歌があります。

歌をとおして、あなたの夢や希望を実現する。

あなたの歌を聴く人に、夢や希望を与える。

素晴らしいと思いませんか?


そして、夢と希望をもって頑張っているあなたに、

私から、ささやかなクリスマスプレゼントがあります。

注)このキャンペーンは終了しました。


■ 高音をトラブルなく歌えるボーカリストは、
  そう多くないと思います。


トラブルの原因はいくつか考えられます。

その原因の1つが母音です。

たいていのボーカリストは低音と高音で、母音を修正
することなくそのまま同じように歌ってしまいます。

これがトラブルの原因になります。


これを防ぐには、ボイトレのあるテクニックを使います。

「母音の修正」というものです。

わかりやすい秘話を1つご紹介しましょう。

本邦初公開です。


マイケルジャクソンが、あのモンスターアルバム「スリラー」

の次にリリースした「バッド」のツアーのときの話です。

アルバムのタイトル曲でもある、

ヒットチューン、バッドのサビの部分

You know I'm bad, I'm bad-you know it 〜♪

このフレーズの最高音である、badの部分を歌うたびに

マイケルは喉に違和感を感じていました。

ツアーを重ねるうちに、声がかすれ、

喉に疲労もたまっていきました。

当時の彼のスケージュールは、殺人的で、

喉を休めるわけにもいきません。


そこでマイケルジャクソンにアドヴァイスを与えたのが

世界一有名なボイストレーナー、セスリグス氏。

彼は、マイケルにこう言いました。


「君の歌唱スタイルを変える必要はない。

ファンもそれを望んでいないだろう。

今のスタイルこそが君の持ち味だからね。

ただこのままツアーを続けたら、

君の喉は取り返しのつかないことになる。

そこで、ちょっとした魔法を教えよう。

サビのbadのaに少しiを混ぜて歌ってごらん。」

注)このbadのaの部分の発音をあえて日本語でいうと、
アとエの中間みたいな音です。

それをどちらかというとエに近づけて
イを少し混ぜた感じの音にします。)


マイケルは、早速彼のアドヴァイスに従い、それを試しました。

すると、悩みの種だったトラブルは改善され、

なんとかバッドツアーを乗り切ることができました。



厳密に言うと、正しい発音ではありませんが、

リスナーに気がつかれない程度に母音に修正を加えます。

高音になればなるほど、母音は近づき、溶け合っていきます。

高音では、この「母音の修正」のテクニックは必須です。

もちろん、日本語でも使えます。

いや、使うべきです。


セスリグスの教材で、母音の修正について、少し触れています。

興味のある方はどうぞ(やはり音声があるとわかりやすいですね。)
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
セス・リグス教則CD,Bookの詳細はコチラから!

ボイトレ雑学 「今日のおススメアーティスト」

■ 先週はAORの創始者ともいえるケニー・ランキンの
  ライブにいってきました。

変にこねくり回し歌を台無しにしているシンガーも多いですが
彼のいやみのない素直な歌唱にはとても好感がもてます。

おすすめの1枚



あまりの気持ちのよさにシャンパン1本あけてしまいました。

これから忘年会シーズン皆さんもお体大切に。

特にボーカリストは体が資本ですからね。(自戒)


■ お待たせしました。

いよいよボイトレ教材、チェザリー教則CDの発売の目どが立ちました。

先月、突然の「君のところでCD化してみたら?」という先方の
提案から始まり、なれない契約交渉、プレス業者の選定

ジャケットやラベル等のデザインのやりとりなどを経て
いま工場でCDプレスをしている真っ最中だと思います。


11月下旬〜12月の上旬に発売できそうです。

私自身も出来上がりが待ち遠しいです。

できたてほやほやのチェザリー教則CDを
是非あなたも手に入れてください。

チェザリー教則CD、についての詳細はコチラから!

ボイトレ雑学 今日のおススメアーティスト

アメリカで彼のライブを観て以来、今回が2回目。

久しぶりに行ってきました。
Zepp Tokyoでのライブ。

今日のおススメアーティスト、ライブレポートは

UKが誇る、R&Bの貴公子

■ クレイグ・デイヴィッド

彼のファーストCDがリリースされたその頃、
私はアメリカにいました。

なかなかの新人が出てきたな、と思っていた矢先、
LAでライブがあるというので、いってみようと
思ったのですが、これが大変!

アメリカでも彼の評判は急上昇中だったようで、
チッケットの入手が困難。

ライブをブッキングした頃、これほどの人気を
予想できたかどうかわかりませんが、
小さいクラブにしては、完全の需要過多。

チケット争奪戦の結果、あるコネをつかって何とか入手。
どうにかこうにか、たどり着きました。

注目は、フレーズ限界まで言葉を詰め込んだ、
まさにラップばりの歌唱。

CDでの軽快さが、ライブでどこまで再現できるか、
興味はそこに集中しました。

けっこう動き回りながら、彼の売りである軽やかな歌も乱れず、
ピッチもリズムもしっかりキープ。

よくある、そこらのボイトレをやっていては、
絶対彼のような軽やかさでは歌えませんね。

リズムに追いついていけず、モタること必至。


そこで、クレイグ・デイヴィッドのように歌うための3か条

1、敏捷性、柔軟性を優先するため声帯を厚く使いすぎない。

2、立ち上がりのいい声をだすため、頭部の共鳴を中心にする。

3、子音をコンパクトに、なるべく前の方におく。

以上をふまえたエクササイズが必要です。

このCDで即チェック!



今回の東京でのライブは、3daysだったのですが、
私が観たのは2日目。

初日のライブにいった人の話だと、
それほど調子がよくなかったそうですが、

2日目は、後半に少し声の疲れを感じたものの、
なかなかのライブでした。

というより、じっくり聞き入ることができませんでした。

なにせ、周りのお姉さまがたの黄色い声援がスゴくて。(笑)

それなら、いっそのこと楽しもうかということで、
踊ってきました。(笑)

ひさびさに気持ちのいい汗をかいたライブでした。

職業病というか、おもわず歌を分析してしまう自分が
いるのですが、今回は純粋に楽しませてもらいました。

ライブの楽しみ方は数あれど、クレイグ・デイヴィッドの
よう人のライブは、頭を空っぽにして、体で感じないとね。

汗をかいた後のビールはうまかった。(笑)

ボイトレ雑学 「練習と遊び」その1

ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?

遊びにいっている人、練習に励んでいる人
はたまた、仕事をしている人(ご苦労様です。)

遊ぶときは遊び、練習するときはしっかりやる。

その切り替えが大切ですね。

日ごろボイトレに励んでいる方は、3ヶ月〜半年
に1回、1週間位休みを取ってみるのもいいですよ。

そのときは、練習のことは一切、頭からはずして下さい。

練習をしなきゃという義務感、練習しない罪悪感は禁物です。

そして、1週間後・・・

あら不思議!

いままでできなかったことができるようになっていたり、
新たな気づきがあるはずです。

だまされたと思ってやってみて下さい。

もちろん、正しい方法で、日ごろ欠かさず
ボイトレしていることが前提ですよ。

練習をサボりがちの人は、くれぐれも
これを言い訳に休まないでくださいね。(笑)

ボイトレ雑学 「練習と遊び」その2

先日「遊ぶときは遊び、練習するときはしっかりやる。」
その切り替えが大切。

とお伝えしましたが、少し言葉が足りませんでした。

誤解された方がいらしたようなので、もう少し詳しくお話します。

「遊ぶときは遊び、練習するときはしっかりやる。」

これは、練習は苦しいものとか、嫌なものとしてとらえるという
ことではありません。

ボイトレを習慣化するために、こういう時期もありますが
いつまでもここに留まっていてはいけません。

仮にこれを、第1段階としましょう。

人からの押し付けや義務感でイヤイヤ練習しても、ある程度まで
上達するかもしれませんが、そこから先には、なかなか進めません。

そこから抜け出すには、第2段階にレベルアップする必要があります。

習慣になるくらい、身についてきたら、マシーンのようにただやる。

これが第2段階。

そこに、感情はありません。

毎日、歯を磨いたり、顔を洗ったりするような感じです。

私もある時期、それこそ朝から晩まで時間があれば練習してました。

でも、やっている時間のわりに、結果がついてこない。

そのとき、私と同じ先生に習っていたアメリカ人ボーカリストは
私を尻目に、どんどん上達していくのです。

しかも「こいつ、いつ練習してんの?」と思うくらい
女の子と遊んでばっかいました。(羨)

なぜ、彼が加速的に上達していったか、その理由がわかったのは
私が第3段階に達した時でした。


「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。

好きであれば、


練習=遊び


になります。

この段階では、楽しい、嬉しい、充実感、達成感といった感情が伴います。

ではどうすれば、そんなふうになれるのか。

「練習に楽しみを見出す方法」

2つあります。それは


1、工夫。

2、ムダを省く。


いいですか、重要だからもう一度いいますよ。


1、工夫。

2、ムダを省く。


工夫。これは一言ではいえませんので、別の機会に譲ります。
あなたも工夫して考えてみて下さい。(笑)

工夫とは奥が深いのです。

ムダを省く。これは効果的な練習に集中すればいいだけのことです。

そのヒントは以前に話した、80:20の法則にあります。


先ほどの、第2段階にいた私は、単に長時間ダラダラとやってただけで、
そこには、工夫も効率的な練習をしようという考えもありませんでした。

練習してるんだから、うまくなって当たり前くらいにしか
思っていませんでした。

今になって思えば、勘違いも甚だしかったです。

完全な時間の浪費でした。

しなくてもいいボイストレーニングのしすぎぎで
喉にトラブルが起こることもしばしばありました。

そんな私とは対照的に、先ほどのアメリカ人ボーカリストの彼は、
いかに短い時間で効果をあげられるか、練習を工夫し、それを
ゲームのように楽しんでいたのです。

それが私と彼の大きな違いでした。

私にとって、練習=遊び になるためには、

練習に面白味を感じることができるような工夫が必要だったのです。

そうなれば、もはや練習は苦痛でも負担でもありません。

何が効果的か、どうすれば練習が楽しくなるか工夫し、そのアイディア
を練習に取り入れれば、遅かれ早かれ、必ず成果となって現れます。

やっただけ、確実に効果を感じられる。
だから、楽しくなるのです。


うまくなるから、楽しい。
  楽しんでいるから、うまくなる。


そうなれば練習が趣味となり、遊びになるわけです。


練習=遊び ⇒ 工夫 ⇒ 成果 ⇒ 嬉しい ⇒ 練習=遊び  ・・・


この、プラスのスパイラルを繰り返せば、加速度的に上達していきます。


イヤイヤ練習しても1時間なら、練習をエンジョイしても同じ1時間。

どうせヤルなら、楽しまなきゃソンソンです。

この域に達すれば、それで充分なのですが、実は、これで終わりではありません。

えっ、まだあるの?

そうです。まだあります。

めげずについてきて下さい。


それは、最終段階である、第4段階。

楽しいといったような自我を超越した段階。

一体感、安らぎ といったもっと深遠な感覚。

瞑想、座禅を組んでいるかのような無の境地。

あるがままに受け入れ、淡々とこなすのです。

世界標準のボーカリストを目指すのであれば

そんな境地に達したいものです。

ボイトレ雑学 今日のおススメアーティスト

■ ミスター パーフェクト

それが、彼に与えられた称号。

今日、ご紹介するアーティストは
バラードの帝王といえばこの人


■ ピーボ・ブライソン

力強くも、優しい繊細な歌声は、洗練された
都会的なサウンドと絶妙にマッチ

グラスを傾けながら、おしゃれでゴージャスな
気分に浸りたいとき、彼の歌はかかせません。


先日、彼のライブにいってきました。

今回はノーマン・ブラウンとのジョイントでした。

7対3くらいの割合で、ノーマン・ブラウン中心のショーといった感じで、
ピーボ・ブライソンのフアンにとってはちょっと物足りないライブだったかも

全体的に散漫とした感じは、否めませんでした。

私的には、今回、ノーマンのギター目当てだったので、
(ピーボのソロはアメリカでのライブも含めて6回ほど観ているし)

一粒で二度おいしいライブでした。


ノーマンのギターテクはいわずもがな
ですが、歌もけっこういける人です。

特に、ギターとのユニゾンでのインプロスキャットは、
ジョージ・ベンソンを上回るのではないかと思うほど超絶でした。


ピーボ・ブライソンといえば、いつものことながら、
変わらない安定感のある歌唱で、この人ほど安心して
ライブを観ていられる人もいません。


もし、ピーボ・ブライソンのような歌い方を目指すのであれば、
以下の3か条を守るべし!


1、力で押す歌い方だと思いこんで、そこだけマネしないこと。
  確実に喉を痛めます。

2、1の前提として声帯のコントロール、
  および、響きを完全に解放する能力を身につけること。

3、練習により自分のキャパを広げ、そして把握すること。

そして、今日のこの1枚。



ピーボ・ブライソンは、もともと常人をはるかにしのぐ
キャパの広い人ですが、その限界もまた完全に把握しています。

言い換えれば、コップの水が溢れる一歩手前で
水を注ぐのをやめる術を知っています。

このボイトレのテクニックについては、
いずれお話ししようかと思っています。


でも、彼はテクニックだけの人じゃないんです。

歌いながら客席をまわり、1人ひとりのお客さんに
握手をもとめるショーマンシップも見逃せません。

一流のエンターテイナーとはかくありき!


最後にマーヴィン・ゲイのWhat’s going onをノーマンと歌ったのですが、
この曲に関しては、隙のない彼の声にはミスマッチ。

泥臭いラフな感じのノーマンに軍配が上がっていました。

どんなすごいボーカリストでも、自分の強みを生かしているに過ぎない
改めてそう感じた一瞬でした。


そして、ライブの後、舞台裏をのぞくことができたのですが、
あっ、これは問題があるのでやめときましょう・・・(笑)

ボイトレ雑学 「上達しない8つの原因」

■ 上達しない8つの原因


1. 最初からできっこないと思い込んでいる。

2. イメージが描けない。

3. やる気、情熱が長続きしない。

4. 具体的な行動に移せない。

5. 練習に努力や苦痛を伴う。

6. 効果の上がらない方法を繰り返している。

7. 習慣化できない。

8. 成果が出るまで信頼して待てない。


自分の未来を思い浮かべて、自分自身を信頼して、その過程を楽しみながら結果を待つ

ボイトレだけでなく、何事においてもこういう姿勢は大切ですね。


次回は、「声と心を成長させる5つのキーワード」をお届けします。

ボイトレ雑学 「声と心を成長させる5つのキーワード」

今日、スターウォーズエピソード3を見に行きました。


スターウォーズといえば最新のテクノロジーを駆使した

映像に目がいきがちですが、物事を学ぶ教訓や含蓄のある

言葉がところどころにちりばめられています。


ボーカルマスターを目指す人は要チェックです。


前回は「上達しない8つの原因」をお届けしました。

今日は、その中の1つ「イメージが描けない」にも関係することです。


「声と心を成長させる5つのキーワード」


1、 Open (広がり)

2、 Flexibility (柔軟性、素直さ)

3、 Bright (輝き、明るさ、快活)

4、 Warm (暖かさ 熱心)

5、 Free (解放、自由、自主的)


上の5つのキーワードをイメージしながら
ボイトレに励んで下さい。

声の音色もそうですが、心のあり方も大切です。

声と心は車輪の両輪のようなものです。

柔軟で、明るい、軽い、解放された声と心が結びついたとき

上達への扉が開きます。


応用の段階では、様々なスタイルに対応したり、歌によっては

Heavy、Darkなど様々なオプションが必要な場合もあります。


でも、練習のときは(特にはじめの段階)

5つのキーワードを原則として下さい。

そうじゃないと、ダークサイド(誤った方向)

にたやすく堕ちていくことになります。
(スターウォーズの影響の受けすぎ?)

ボイトレ雑学 「練習する時間がない!?」

年が明けたと思ったのもつかの間、もう2月

皆さん、それぞれお忙しいことでしょう。

仕事、勉強、日常の雑務などやらなければならないことが

山ほどあります。

「なかなか思うように練習時間がとれない」とお悩みのあなた

このアイディアを試してみては

当たり前のことですが、1日は24時間です。

これは、誰でも平等に与えられています。


この限られた時間を有効に使うも、使わないも、あなた次第です。


では、時間を有効に使うとは、どういうことでしょうか?

次のような時間の分類の仕方があります。


1. 緊急で、重要なこと

2. 緊急でないが、重要なこと

3. 緊急であるが、重要でないこと

4. 緊急でも重要でもないこと


あなたは1〜4の中で、どこに一番時間を費やしていますか?

例えば、差し迫ったライブや仕事は、緊急かつ重要です。

そこにエネルギーを集中させることは言うまでもありません。


でもライブ以前に2.の時間をいかに有効に使ってきたか、否かによって

ライブの結果がきまります。


2.の時間とは、この場合、練習や準備です。

つまり、緊急でないが、重要なことを積み重ねてきた結果

ライブの成功をもたらします。


ただでさえ少ない睡眠時間を削って練習する人もいます。

とても熱心、とほめてあげたいのですが、そのうち無理がきます。


一見、有効に時間を使っているように思えますが、

睡眠不足は免疫力を低下させ、風邪をひきやすくします。


風邪をひいたら最後、風邪を治すために全エネルギーを

集中することになります。


つまり1.の緊急で、重要なことになってしまいます。

治るまで、練習も満足にできませんし、クオリティーも落ちます。

大切なライブが散々なものになってしまいます。


また、筋肉は活動と充分な休息の繰り返しによってつくられます。

ボイトレも一種の筋肉トレーニングです。

トレーニングと睡眠がセットになって効果があがります。


それでは、どうやって練習と睡眠の時間を確保するか?

それには、3.の緊急であるが、重要でないこと
(先輩や上司からの突然のさそい、無意味なおつきあいなど)

それと、4.の緊急でも重要でもないこと
(目的もなく、だらだらTVをみることなど)

などの時間をなるべく排除していくことです。


もうおわかりかと思いますが、

いかに、2.の緊急でないが、重要なことに時間を費やすかによって

あなたの人生は大きく変わります。


私の場合、何かをするときの基準として、自分にいつもしている質問は

それをすることで自分は成長できるのか?ということです。



そうすれば、おのずと3.と4.の時間は少なくなっていくはずです。

これで、もう「時間がない」なんて、あなたも言い訳できませんよ。


ちょっとカッコよすぎました?

昨年、部屋にかざったクリスマスツリー、そのままにしていました。

さすがに、1.の緊急で、重要なことになってしまいました。

昨日の節分、やっと片付けました。(汗)

ボイトレ雑学 「3つの言い訳」その1

オリンピック盛り上がっていますね


華やかな舞台にだけに感動があるのではなく

その裏で、わき目もふれず、ひとつの目標に
向かって努力をしてきたその姿にこそ

人々は感動するのではないでしょうか?


4年に1度の「緊急で重要」な瞬間のために日々

「緊急ではないが、重要なこと」に時間を集中する。

まさに、よいお手本です。


私は根性や、体育会系ののりは大の苦手ですが、

そんな私でも、歌の世界は、あまいなあ〜と思います。


もし歌があなたにとって、本当にやりたいことであるなら、

1日たった1時間程度のボイトレの練習時間も
とれないというのは、いかがなものかと・・・


前回お話した時間の使い方をもう一度ためしてください。

えっ、それでもまだ時間がとれない?

それは、あなたにとって歌を歌うことは、

それほど大切なことではないということです。


もっと、大切な他のことに時間を使いましょう!

あなたにとって、歌うことは

「緊急でも、重要でもないこと」ですから。


「3つの言い訳」というのがあります。

1つは、今回お話した「時間がない」という言い分けです。

残り2つは、次回お話しします。

ボイトレ雑学 「3つのいい訳」その2

■ 3つの言い訳とは

1、 時間がない。といういい訳

2、 自信がない。できない。といういい訳

3、 お金がない。といういい訳


あなたが本当にやりたい!と望むものがあるなら
「3つのいい訳」をしないと心に決めましょう。

1の時間がない。といういい訳は、以前お伝えしましたね。

今日は、2つめの自信がない。できない。といういい訳です。


練習をしていると、自分には難しい、できないと思うような
壁が必ずたちはだかります。

そういうときは、必ずできる!やる!と心に誓って下さい。

できる!やる!と決めれば、100%望みは叶うとはいいませんが、
自信がない。できない。と思っているうちは、実現の可能性は限り
なく低くなります。

もし、自信がない。できない。

という否定的な言葉が口をついたら、あるいは頭によぎったら、こうして下さい。


自信がない。できない。 → でも、できるようになるにはどうしたらいいか?


脳は前にある言葉より、後にくる言葉を重要だと認識します。

だから、すぐさま肯定的な言葉、しかも、自分自身に問いかける
言葉に変換してあげて下さい。

そうすれば脳というコンピューターは、自分にとって必要な情報
や行動を高速スピードで探し始めます。


「そうはいっても、なかなかできないんだよね〜」

「それができれば苦労しないよ。」


そんな声が聞こえてきそうです。


「人間だもの」といったのは、相田みつをさんだったでしょうか?

人間は頭だけでなく、心を持ち合わせた生き物ですからね。

ときには弱い心が顔をのぞかせます。

頭ではわかっても、なかなか思い通りにならないのが常です。


練習のとき、できない悔しさがこみ上げてきてもいいです。


「もうボイトレなんて、やめてしまいたい!」

「涙がでるほど悔しい。」

「自分自身が腹立たしい。」


それらの感情をを無理に抑えよとすると、心に破綻をきたす人もいます。

時には悔し涙を流しても、それは、それでいいんです。

それだけ、大好きで、一生懸命やっているという証拠です。

どうでもいいことだったら、涙なんてでやしません。

一度、素直にその感情を認め、涙した後は、すっきりするはずです。

そうしたら、この言葉を思いだして下さい。


「今できていないだけであって、将来もそうである必要はまったくない。」


そうすれば、またやっていこうという気持ちにもなります。

実は、私もレッスンで一度、涙したことがあります。

どうしてもできない課題がありました。

いろんなことを犠牲にして、アメリカまできて、自分はいったい
何をやっているんだ、そう思ったとたん涙が頬をつたいました。

人前で泣いてしまったのです。

しかも女性の先生の前で・・・

子供の頃、ケンカしても絶対に泣きませんでした。

悔しいことや、悲しいことがあっても、
決して人前では涙は流しませんでした。

男は涙を見せたら負けだと知らず知らずのうちに思っていたようです。

19歳のとき、親父が死んだ時でさえ泣きませんでした。

そんな私が不覚にも、レッスンで涙をこぼしてしまったのです。

多くのことをあきらめ、挫折の連続だったけど、
歌だけはあきらめられなかったのです。

だから悔しくて、やるせなくて・・・

もし、あなたにとって、ゆずれないものがあれば、
悔しいときは、悔しがればいい。

泣きたいときは、泣けばいいです。

素直になっていいのです。

でもいつまでも、その感情を引きずらないでください。

そのままでいないでください。

涙のあとは、明日の練習のために、スイッチを切り替えて下さい。

そう。それでいいんです。

ほら、未来のあなたが微笑んでますよ!

ボイトレ雑学 「3つの言い訳」その3

「3つのいい訳」
以前にお話しましたね。

その中の1つ、「お金がない」という
言い訳をまだお伝えしていませんでした。

私は、自分がどうしてもゆずれないものには決して
「3つのいい訳」をするまいと心に誓いました。

私が最初にアメリカへ行ったときの話です。

少しでも多くのレッスンを受けようと、余計なものは一切買わ
ないで、全てボイストレーニングのレッスン費にまわしました。

そのために、Studioと呼ばれる狭いワンルームの部屋を借りました。

ワンルームとはいえ、1人で住むには高くつくのでルームメイトを探し、
その狭い部屋をさらにカーテンで区切り、スペースをシェアしました。

家具もテレビも買いませんでした。もらってきた空き箱でテーブルを
つくったりして節約できるものは節約しました。

ベットを買うのももったいなくって、床の上に直にシーツを敷き寝ました。

安アパートには、それなりの理由があるとわかるのに、
さほど時間はかかりませんでした。

寝入りばな、うとうとしながらも、なにかモゾモゾ足元に感じるのです。

眠い目をこすりながら、何かと思って見てみると

ギャ〜!ゴキブリでした!

そうです、ゴキちゃんが大発生しているのです。

身の毛がよだち、眠気は一気に吹き飛びました。


それだけではありません。

「安い」というだけの理由で選んだアパートは、ロサンゼルスで
最も治安の悪いといわれるところの1つにあったのです。

毎晩のように、どこかでパーンという乾いた音の銃声が響きます。

警察のヘリコプターがサーチライトを照らしながら、
数時間おきに低空飛行で轟音とともにやってきます。

闇を切り裂くサーチライトが無慈悲に部屋に差し込まれ、
それは真昼の明るさに匹敵するくらいです。

これは夢か幻か?まるでアクション映画のワンシーンに
紛れ込んでしまったかのような錯覚をしました。


ルームメイトは、フランス出身のピアニストだったのですが
その彼がこれまた朝が早い。

太陽が昇るころ、ヘリコプターの巡回パトロールが終わるのを
見計らったように、彼の日課が始まります。

どうやら日本の某宗教団体の信者みたいで朝早くから南無妙法蓮華経を
フランス語なまりの妙なイントネーションで唱えるのです。

今でも耳にこびりついて離れません。(笑)

お経が一通り終わると、今度はキーボードの練習が始まります。


そんな状況でしたが、人間というのは環境に適応する生き物
のようで、1週間もすればそれほど気にならなくなりました。

昼間の疲れもあったせいか、泥のように眠れるようになりました。

ゴキブリ、ヘリコプター、ルームメイトの日課、
シーツを敷いただけの硬い床。

三重苦ならず、四重苦を克服したとき、
どこでも眠れることが私の特技になりました。(笑)


話が長くなりましたが、以前お話したミュージカルの「レント」並み、
いや、それ以下の暮らしでしたが、それでもレッスンを全てに優先しました。

でも、それを苦労とは思っていませんでしたし、むしろ幸せに感じていました。

だって、好きなこと、自分のやりたいことがやれていたから!


今の日本は、なんだかんだいっても恵まれた国です。

まず食べることに困りません。

あなたが本当にやりたいことにお金をつかえるのです。

それは、歌であろうと何であろうと関係ありません。

あなたが、心から求めること・・・

そこに、時間やエネルギー、お金を投入しなくてどこにするのでしょう?


私たちが、今の時代、そしてこの日本に生まれたのは
何らかの意味があると思うのです。

まず、やりたいことはほとんどできます。

こんなことができる国は世界でもごく一部です。

そんな環境にありながら言い訳ばかりしている。

昔の私がそうでした。

可能性のあった多くのことをあきらめてきました。

だから、アメリカに行くとき、自分がどうしてもゆずれない
ことには、決して3つのいい訳をするまいと心に決めました。

たまに、
「ボイトレを受けたいんですけど、学生なのでお金がないんです・・・」

「レッスンに行きたいのはやまやまですが、地方に住んでいるので、交通費が・・・」

といった内容のメールをいただくと「あっ、昔の自分と同じようなこと言ってるな」と
ある意味なつかしく感じます。

そういう時期があってもいいと思いますが、そのままでは、先には進めません。

どこかで言い訳をしないと決断するまでは。


会員さんの中には、学生さんもたくさんいますし、大阪、京都、山形、滋賀などから、
レッスン費を上回る交通費をかけて、月2回、東京まできていただいている方も
実際いらっしゃるのです。

その方々は、自分に向かってささやき続ける、
言い訳をクリアし、己に勝った人たちです。

自ら、背水の陣をしいているのですから
もうその段階で、二歩も三歩もリードしています。


せっかく日本に生まれたんだから、そのメリットを最大限に
生かすのが天から与えられた、私たちの義務ではないでしょうか?

その義務を果たさなきゃ罰が当たるような気がします。

自分がゆずれないものなど、人生の中でいくつもあるものではありません。

その限られた本当にやりたいことに、全ての資源を集中しましょう。

それが後悔のない生き方だと思うのです。


■ 実は先日、歌には直接関係はないのですが
  あるコンサルティングをお願いしました。

それは1時間12万円でした。

1万2千円じゃないですよ、12万円!!!

でも、それだけの価値があると思うから、迷わず投資しました。

それが自分にも、会員さんにも、投資した以上の価値として
帰ってくることを確信しているからです。

表面上はわからないかもしれませんが
バードビークは日々進化し続けています!

ボイトレ雑学 今日のおススメアーティスト

■ シンプル イズ ベスト

いきつくところ、このキーワードにたどり着きます。

デジタルな音楽が巷にあふれている昨今
シンプルな音楽を聴くと心が洗われます。

過剰な編曲、すきまなく音を詰め込んだ音楽
それも1つの方法です。

一方、その揺り返しで、心を癒す音楽が求められています。

今日、ご紹介するアーティストは、
元祖、癒し系ミュージックともいえる

包み込むような歌声と超絶ギターテクが特徴の

夫婦デュオ


■ タック アンド パティー

ギターと歌だけ。

逃げることも、隠れることもできません。

まさに、真剣勝負。

タックの多彩なギターワークとパティーの深みのある声があいまって、

声とギターだけですが、決して薄さを感じさせません。

いや、これだけで充分です。

ノーモア、ノーレス。

先日まで、来日ツアーをおこなっていた彼ら
残念ながら、今回はスケジュールが合わず

ライブにいけませんでした。

でも、以前に何度もいっています。

そのたびに、たくさんの学びと気づきがあります。

そうそう、バードビークでは、会員さんとアメリカへいって

昼間はアメリカ人ボイストレーナーによるレッスン、

そして夜はロック、R&B、ポップス、ジャズなどライブを

はしごする音楽三昧な日々をおくる、

ボイトレ、レッスンツアーなるものを以前やったのですが
(またやるかも)

タック アンド パティーもスケジュールに

半強制的に、無理やり組み込みました(笑)

彼らのことをまったく知らなかった会員さんが

その後の自分のスタイルを変えてしまうほどの衝撃的な

ライブだったといっていました。


パティーの歌い方の特徴は

基本的に、声門(声帯の間のすきま)を広げ気味にして、

息を多めに使います。

テクニック的な見地から言えば、多少息を使い過ぎかなともいえますが、

それが彼女の特徴ですし、完全にコントロールしきっているので

彼女にとっては、それが正解です。

息の流れが聞こえますので是非CDでチェックしてみて下さい。


今日のおススメCD




低音で、喉頭を下に押し付けすぎることが、たまにきずです。

セオロイドマッスッルグループ(低音を出すときに必要な喉頭の中の筋肉)

がもともと発達している人ですので、喉頭を無理に押し付けなくても

充分に低音はでるはずなのですが・・・

でも、そんな表面的なことはどうでもいいのです。

夫婦としての愛、信頼感が音楽に深みを与え

優しく、あたたかく、人の心に入り込みます。

そんなテクニックを越えた、本質的な部分を聞き取って下さい。

「本質」 私たちも、この域まで達したいですね。

ボイトレ雑学「いよいよ乾燥シーズン到来、喉のケアを!」

12月に入り、だいぶ空気が乾燥してきました。

空気の乾燥は、喉にとって大敵です。

ボイトレの練習中には、喉に潤いを与える
ことが大切です。

そのためにも加湿器は必須です。

また、ある程度の湿度があると風邪の
予防にもなります。

その他、私は吸入器を使っています。

私が使っている吸入器はこれ
ボーカリスト必携です!
↓↓↓↓↓↓↓


吸入器についての最新の記事

ボイトレ雑学 「今日のおススメアーティスト」

伝説のバンドが来日しました。

私の大好きな、あの名ボーカリストが参加
すると聞いたときは、耳を疑いました。

それって、ミスマッチじゃない?って。

どういう化学反応をおこすか、
怖いものみたさと好奇心でいってきました。

■ クイーン + ポールロジャース

うーん、それなりに楽しかったです。

ただ、いまひとつ釈然としない。

消化不良というか、なんというか

やはり、クイーンというバンドは、
フレディーマーキュリーあってのクイーンで、

これはもはやクイーンではない。

当たり前といったら当たり前で、そんなこと
初めからわかっていたつもりでしたが・・・

といっても、決してポールロジャースがだめだとかそういうことではなく、
むしろ、実力かたいったらポールロジャースのほうが上です。

ただ、クイーンの曲には、フレディーの繊細で、ときには危うい
声があいまって、はじめて成り立つものだと再認識しました。

ポールロジャースは、上手いです。

ロックボーカリストのなかで、名実とも5本の指に入るボーカリストです。

クイーンの曲に、彼の黒っぽいフレーズが絡むことも想定内でした。

それはそれでいいんです。

だれも、フレディーのものまねをを期待しているわけではありません。

消化不良と感じた理由は、数曲フリーやバッドカンパニー時代の曲をやったこと、

もう1つは、ブライアンメイ(ギター)や、ロジャーテイラー(ドラム)が
歌いすぎたことも、完全に流れをこわしました。

全曲クイーンの曲で、ポールロジャースが全て歌い通したら、
また新たな展開になったかもしれません。

でも、所詮これはフェスティバルと割り切れば、
それぞれのファンの、それぞれの思いを満たそうとした
メンバーたちのやさしい心遣いだったのでしょう。

ライブレポートが長くなりましたが、今日のおススメアーティストは

■ ポールロジャース

20歳そこそこで、早熟な才能を見せつけていた彼も
すでに55歳は過ぎているはず。

そして、今回のクイーン公演でも、衰えることのない声を披露してくれました。

今回、ライブにいけなかった人も、彼の歌の上手さの秘訣を、
DVDで研究してみて下さい。

いろいろチェックポイントはありますが、
誰でもすぐわかるところでは、

彼の表情筋(顔の周りの筋肉)の使い方です。
是非、あなたのボイトレ、歌にも生かしてみて下さい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



そして、今日のこの一枚。

これを聞かずして、ロックを語るなかれ、という名盤中の名盤です。

これを発表した当時、彼らは20歳前後だったはず、

それで、この味わい!

奇跡としかいいようがありません。
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5〜6年前にLAでバッドカンパニーのライブをみました。

彼と同世代のアーティストが、才能を食いつぶして消えていくなか

紆余曲折もありながら、今も現役で頑張っている彼を見つめ、
ひとり感慨にふけってしまいました。

そして「こんなカッコいいおやじになりたい」と心に誓った私でした。

ボイトレ雑学 「今日のおススメアーティスト」

先日、LAとハワイに行ってきました。

ハワイを代表するバンドといえば、

■ カラパナ

ハワイの音楽といえば、ハワイアンミュージックを思い浮かべる人が
多いと思いますが、私の中でハワイといえばカラパナです。

大好きなバンドの1つです。

ロック、ポップス、ソウル、ジャズなどのエッセンスに加え
ハワイの大自然で培われた、透明感あふれるサウンドからは、
波の音、風のにおい、肌をさす日差しが感じられます。

ビーチで聴いていると最高です。

曲のよさもさることながら、それぞれのメンバーの
テクニックも聴きどころです。

個人的には、初期のカラパナより、
わりと最近のカラパナのほうがスキです。

今日のおススメの一枚はコレ!

もう、かなり在庫は少ないはずです。
廃盤になる前に即ゲット!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

ボイトレ雑学 「今日のおススメアーティスト」

新作をひっさげ、ようやく来日してくれました。

もちろん行きましたよ、彼のライヴ

しかも、ブルーノートで彼がみれるとは・・・

今日のおススメアーティストは

■ エリック ベネイ

実力とカッコよさを兼ねそろえたボーカリストといったら
彼をおいて他にはいないでしょう。

天はニ物を与えず、と言いますが、
ニ物どころか彼には何物与えられているのでしょう?

神様ちょっと不公平じゃない!?(笑)

歌がうまくて、フェロモン出しまくりときたら
女性がほうっておくわけがありません。

みんなメロメロになってました。

他の公演はわかりませんが、少なくとも私が観た初日の
ファーストステージはパーフェクトな歌を披露していました。

というよりCD以上のクオリティーで歌っていました。

口パクのシンガーが少なくない中、これはすごいことです。

ボイトレのテクニックを彼から多くを学べますが、特に声の
サイズを完璧にコントロールしていたことが印象的でした。

この重要性は、バードビークのレッスンでも
耳にタコができるほど強調していることです。
(具体的には、いずれ解説しようと思います。)

今回の新作は、単なるR&Bやソウルの枠にとどまらず
ポップス、JAZZ、ラテン風の曲など、様々な
スタイルを取り入れたものになっています。

この方向性は私も大歓迎です。

デヴィッド・フォスターのプロデユースということで
彼の新たな一面を引き出すことに成功しています。

バックミュージシャンもツワモノぞろいです。
是非聴いてみてください。

ボイトレ雑学 「今日のおススメアーティスト」

今日ご紹介するアーテイストは、追悼の意味もこめて、
今月、7月1日に54歳という若さで逝った

■ ルーサー ヴァンドロス

最近、具合が悪いということは、聞いていたのですが、まさかこんな早く、
逝ってしまうとは・・・

また、一人、R&B界の巨人がこの世を去ってしまいました。

歌はもちろんのこと、アメリカでは、バラエティー番組にもよく出演していて、
お茶の間でも大人気な彼でしたが、日本では知名度はイマイチのようです。

R&Bというより、ブラックコンテンポラリーにカテゴリーされますが、
そんなことはどうでもいいでしょう。

あえていうなら、彼自身がカテゴリーです。

力強さと繊細さのバランスはピカイチ!

もともと、かなりキャパの広い人です。

チェストボイスをかなり多めに使うため、全ての人が彼と同じように
歌うことは難しいでしょうが、ボイトレ、テクニック的に学ぶこと大です。

また、ときおり声帯をすこしラフに使うことで味をだしています。

ルーサー ヴァンドロスのおススメCDはこれ。



彼のご冥福をお祈りするとともに、彼の歌が永遠に受け継がれますように。

ボイトレ雑学 「上達への4つの段階」

■ 上達への4つの段階

第一段階 できていないことすら、わからない段階

第二段階 できていないことはわかったが、できない段階

第三段階 できるようになったが、余裕がない段階

第四段階 頭で考えなくても、無意識にできる段階


第一段階は、わけもわからず、バンドやカラオケで、
ワイワイ楽しく、ただ歌っている状態です。

何もわかってないので、一番楽しい時期かもしれません。

自分で違和感を感じたり、人に指摘されたりして、
このままじゃいけないと思い、レッスンに通い始めたり、
ボイトレ教材などで勉強し始めるのが第二段階です。

頭ではわかったが、体がついてこない状態です。

イメージを明確にもち、筋肉の動きが新しい習慣
になるまで練習します。

その段階を越えると、自分がイメージすることを
コンスタントにできるようになる第三段階に入ります。

自分にもできる!と確信がもてるようになり、
もっと学びたいという意欲が高まります。

そして、ついに第四段階、無意識で、
自然にできるようになります。

いままでテクニックのことで、大半を占めていた
頭のキャパシティーに余裕ができます。

この段階では、テクニック的な制限から開放されて、
大きな自信をもって歌えます。

その分、一番大切な部分、歌の内容、オーディエンス
とのコミュニケーションなど本質的なことにエネルギー
が集中できるようになります。

さて、あなたは今どこの段階にいますか?

ボイトレ雑学 「今日のおススメアーティスト」

ボイトレ雑学 「今日のおススメアーティスト」

今回は、第一回目ということで、誰をおススメしようか、正直迷ったのですが、
独断と偏見で、私の好きなアーティストをご紹介しようと思います。

■ジョージ マイケル

若い方は知らないかなー、80年代にアイドルユニット,ワムで
一躍有名になったアーティスト、その後、ソロに転身したのですが、

元アイドルと侮るなかれ!

その確かなテクニックと声の艶やかさは右に出るものはいません。

様々なスタイルを取り入れ、曲によって自由に声を操る能力は学ぶ価値あり。

ジョージ マイケルを初回のおススメに挙げたことを、変にかんぐって、
Bird Beakのやすだって、そうだったんだー、と思ったあなた
(Bird Beakのスタジオも新宿二丁目の隣町だし・・・)

それは断じてないです!キッパリ(笑)

純粋に彼の歌にほれ込んでいるだけです。

初めての人は、まず2枚組みのベスト版CDを聞いてみると良いでしょう。



最近リリースしたCDは残念ながら・・・

もう彼の時代は終わったのかなー、と思いつつ
もう一花咲かせてほしいところです。

ボイトレ雑学 「焦点をあわせる。」

ボイトレ雑学

■ 焦点をあわせる。

みせかけの声量を求めて、効率の悪い歌い方をしている人がいかに多いことか、

それより、声の焦点を集めることで、もっと楽に、しかもエネルギッシュに
歌えるようになります。

地球にまんべんなく降り注ぐ、太陽の光で火事になることはありませんが、
虫眼鏡でエネルギーを一点の集めると簡単に火をおこすことができます。

それと同じことです。

その焦点を合わせるポイントは、サウンドビーム、サウンドコラムの頂点と
顔の前面にあるフォーカルポイントと呼ばれるところにあります。

もちろん、他の部分との協調が必要ですので、
そこだけ意識すればよいということではありません。

それについては別の機会にお話します。