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★ 今日のおススメの一枚
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誰でも一度は、天にまで突き抜けるような力強い
ハイトーンボイスで歌いたいと思ったことがあるはず。

そんな天賦の才能に恵まれたのが今日ご紹介する
ジョセフ・ウィリアムス。

映画音楽の巨匠、ジョン・ウィリアムスを父に持ち、
誰もが知る超有名バンドTOTOのボーカリストです。

TOTO歴代ボーカリストの中でも突出した実力の持ち主で
TOTOの活動と並行して、自身のプロジェクトも始動!

ある意味70年、80年代に頂点に行き着いたアメリカの
ポピュラー音楽

そんな華やかな頃の良質なサウンドとさらに輝きを増す
ジョセフ・ウィリアムスの歌声が新作「Williams Friestedt」
で堪能できます。

彼の歌声を学ぶのもよし。楽しむのもよし。

次回よりジョセフ・ウィリアムスのインタビューをお届けしますが、
その前にこのCDを聴いて予習しておいてください。

「今日のおススメの1枚」
▼ 今すぐクリック!

次回よりお届けするインタビューは、凄腕音楽プロデューサー
ジョーイ・カーボーン氏、会員の岸さんのご尽力により実現しました。

インタビューを通じこのメルマガ読者に有益な情報をお伝え
することで、日本人シンガーのレベル向上へご協力
いただきましたこと、この場をもちましてお礼申し上げます。

それでは、次回のインタビューお楽しみに!

★ アーティスト・インタビュー  「ジョセフ・ウィリアムス」
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今日から、TOTOのボーカリスト ジョセフ・ウィリアムス
のインタビューを数回にわたりお届けします。

素晴しい声を持つ貴方から学びたいヴォーカリストのために
どうぞ、よろしくお願い致します。

1、 練習ではどんなエクササイズをしますか?

僕のするエクササイズはとてもスタンダードなものだよ。

でもツアーが近づくとよりトレーニングに励むけどね。
ちょうどお腹まわりを絞り込むようなものだよ。

2、 いままでボイストレーニングを学んだことがありますか?
そうであれば誰に学びましたか?
そしてどんなエクササイズをしましたか?

音楽学校で一生懸命に励んでいる若いフアンの子たちが多くいるのは
知っているけど、実際、僕は正式なトレーニングをしたことがないんだ。

注)ここで言う正式なトレーニングとは声楽をベースとした
専門教育を意味すると思われます。)

でも、80年代にはセス・リグス氏に学んだことはあるよ。
そして今は、ジェラルト・ホワイト氏に師事しているんだ。

3、 声のウォーミングアップに良い方法はありますか?

早めに始めて、ゆっくりと、そして丁寧に。

ヘッドボイスへのスケールエクササイズをしたり、
一日を通して、何種類かのスケールエクササイズを
ゆっくりやるのが好きだね。

次回に続く・・

■ ジョセフ・ウィリアムスのインタビューで彼がセス・リグス
に学んだのが80年代、そしてもうすぐ2012年

その時の隔たり、実に30年!

私が日本のボイストレーニングは30年遅れているという
理由の1つがここにあります。

今あなたがしているボイトレは30年前のものですか?
それとも、その立ち位置にすらいないのでしょうか?

リグス氏でもない、バクスター氏でも学べない、日本人に、
いや、あなた自身にあうようにカスタマイズされた2012年
最新のボイストレーニングをしてみないですか?

量産型ボイストレーナーが教える、お仕着せのマニュアルとは
似て非なるボイストレーニングです。

★ アーティスト・インタビュー 「ジョセフ・ウィリアムス」
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■ 声の使い過ぎや疲労からどのようにして喉を守りますか?

睡眠と水だね。そして鼻をいつもきれいにしておき、
鼻づまりから解放される方法を見つけることだね。

■ 風邪をひいた状態で歌うことについて聞かせてください。
大切なライブやレコーディングの前に風邪をひいたらどうしますか?

先も言ったように、鼻の通りをよくしておくこと。

でも人生そう簡単にはいかない。時には風邪をひいたり
自分ではどうしようもできない想定外の事もおこる。

ひどい風邪で歌わなければならないときもあるけど、
ハードに歌わないように努力することはできる。

いつもそう簡単にはいかないけどでね。

ここ最近の僕の心構えとしては、風邪をひいたり
病気にならないように細心の注意を払ってもそう
なってしまった時、自分に言い聞かせるんだ

「何が起ころうとかまうもんか・・
なるようにしかならない・・って」

自分の声が蛙のように聞こえるかもしれないけど、
自分ができることをやっていれば、それについて
思い悩むことはない。

シンガーなら誰でも、病気になったり、声がひどい
状態を経験したことがあると思う。

本人はもちろんのこと、お客さんにとっても楽しい
ことじゃないからね。

だから健康維持には気をつけているよ。

■ ステージでの緊張はどうやって克服しましたか?

ラッキーなことにいまはもうパフォーマンスの前に
緊張することはないけど、若かった頃は緊張したよ。

とにかく勇気を持ってステージに立つ、
場数を踏むことだね(笑)

■ 歌をやめたいと思ったことはありますか?

楽しめるかどうかが自分の基準になっているんだ。
楽しめなくなった時が自分にとっては去り時だね。

■ シンガーにとって一番大切なこととは?

睡眠!

■ 先日リリースしたばかりの最新CDについて聞かせてください。

ピーターとこのアルバムを制作できてとても光栄だったよ。
かれはとても才能豊かで偉大なヤツさ。

そしてウエストコーストサウンドの大フアンでもある。

ボーナストラックを収録した日本盤を最近にリリース
したけど是非チェックしてほしいな!

11、日本のシンガーにメッセージを!

決してあきらめないで!夢を追いかけて!
そして、練習、練習、練習!!

また会える日を楽しみにしているよ。


ジョセフ・ウィリアムスの歌声が堪能できるこのCD
を聴きながらインタビューをお読みください。



ハードに歌う彼も、いや、だからこそ、喉のケアにはかなり気を使っているのですね。

ボイトレ雑学 「ボビー・コールドウェル インタビュー」 第3回
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■ やすだ)あなたのシンガーとしてのキャリアはとても長いですが、
長く歌い続ける秘訣はありますか?
 
★ ボビー)まず自分のスタイルを見つけることだね。
僕自身は幸い、それを20代の終わりに見つけることができた。
 
そして、自分自身が楽しく、熱くなれる曲を歌うこと。
 
人に与えられた歌いたくもない歌を歌っていたら、
長続きなんかしないからね。
 
それから僕は、適度に新しい持ち歌を加えていくことで
自分に刺激を与えているよ。
 
それが歌いたいというモチベーションにつながるんだ。
 
■ ボーカリストにとって一番大切なことは何ですか?
 
★ それは「歌う理由」だね。それに尽きるよ。
 
■ では、あなたにとっての歌う理由は何ですか?
 
★ 今、そこで待ってくれているお客さんだよ。(笑)
(このインタビューはライブ開演前の楽屋でおこないました。)
 
自分の歌を聴いてくれる人がいる限り、僕は歌い続けていく
つもりさ。
 
■ 最後に日本のシンガーにアドバイスをお願いします。
 
★ シナトラを聴きな!マイケル・マクドナルドもね。
偉大なシンガーがやっていることを学ぶんだ。
 
呼吸であったり、フレージングだったり、リズム、グルーブなどをね。
 
■ 偉大なシンガーの声質や、声域をマネる
ことについてはどう思いますか?
 
★ そんなことをやっていたら、ろくなシンガーになれやしないよ。
 
例えばフランク・シナトラはシンガー以上の人だよ。
彼は歌っているんじゃない。
 
ストーリーテラーなんだ。
 
つまり役を演じている役者といってもいいかもしれない。
 
歌は歌う本人だけではなく、リスナーの心とつながっている。
 
その歌はあなたにとってどんな意味があるのか、自分に問いかける
そうすればお客とコミュニケーションをとるきっかけがつかめるよ。
 
最近は必要もない高い声や低い声をだしたり、こったリックなど
アクロバット的なことをやるシンガーが多いけど、
 
だからなんなの?
 
と言いたいよ。心がないよね。
 
君たちには、そんなシンガーにはなってほしくないな。
それが唯一のアドバイスだね。
 
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東京での最終ライブの日、楽屋では、誰の目から見ても
疲れきっているボビー
 
でも、一度ステージにあがるとスイッチが入ったかのように
大変身、まさにプロだと感じました。
ボイトレ 雑学 「ボビー・コールドウェル インタビュー第2回」
 
 
■ やすだ) 話すことを控えること、部屋の湿度に気をつけること、
それ以外で長いツアー中、声のダメージを防ぐ方法はありますか?
 
★ ボビー) 残念ながら、1日2ステージのツアーが何週間も続く場合、
どんなに気をつけても完全に声のダメージを防ぐことはできない。
 
おススメはしないけど、トラブルに備えて僕はステロイドを常備しているよ。
ツアーを乗り切るために背に腹は変えられないからね。
 
でも、副作用もあるからできるだけ使用しないほうがいい。
使うにしても短期間でやめたほうがいい。
詳しくは医者に相談してみるといいよ。
 
■ あなたはとても強い高声をお持ちですが、
高音をうまくだすコツはありますか?
 
★ 僕は3種類の声を持っている。それはチェストボイス、
ミドルボイス、ヘッドボイスの3つなんだ。
 
まずはチェストボイスを鍛え、その次にヘッドボイスの練習をする。
そしてこの2つがそれぞれ強くなったら、最後にミドルボイスの練習
をするんだ。
 
つまりチェストとヘッドをうまくつなげるということだ。
 
高い音域ではヘッドボイスにつなげることが大切だけど、
これがなかなか難しい。
 
疲れているときは、僕もチェストボイスを高いところまで
持ち上げて歌ってしまうこともあるよ。
それは喉にとっていいことじゃないけどね。
 
今日は東京でのライブ最終日で、喉も疲れ気味なんだ。
喉が疲労していると声のコントロールはとても難しい。
 
多分今夜はプレッシャーを使ってチェストボイスで
歌いとおすことになるだろうね(笑)
 
■ それはボーカリストにとっての共通の悩みですね。
次の質問も悩みの種の1つですが、風邪をひいたとき
はどうしていますか?
 
★ いままで大きなトラブルはないけど、鼻かぜや熱があるときは
歌う気分になれないこともある。
 
しかし、それでも歌わなきゃいけないときがある。
開き直りも必要だと思うよ。
ボイトレ 雑学 「アーティストインタビュー 」
 
さて、今回からボビー・コールドウェルへのインタビューを
数回にわたってお届けするつもりです。
 
ライブ前の楽屋に伺いインタビューしてきました。
名実とも一流のアーティストのインタビューから
何かを感じとっていただければ幸いです。
 
特にこのインタビューの最終号で、なぜ彼が今でも
多くの人に支持されるのか、
 
そして第一線で歌い続けていられるのか、
その理由の一端を垣間見ることができます。
 
逆をいえば、いかに多くのシンガーが、
ある「罠」にはまりこんでいることか!
 
そして、短いキャリアで歌をやめることになるのか
その現実を知ることになるでしょう。
 
■ やすだ)まず声のウォームアップにはどんなことをしますか?
 
★ ボビー)まず、リップロールをするね。それは声の柔軟性を高めてくれるんだ。
高い声になるにつれソフトパレット(軟口蓋)の移動が大切だね。
 
■ それ以外はどんなエクササイズをしていますか?
 
★ スケールエクササイズだね。ア、エ、イ、オ、ウの母音を
単独で歌ってみたり、それぞれの母音をつなげて練習したりするよ。
 
それから子音と母音のコンビネーションも練習するね。
それが終わっていよいよ歌に取り組むんだ。
 
■ 喉のために気をつけていることはありますか?
 
★それはインタビューを多く受けないこと(笑)
まあそれは冗談だけど、あまり話しすぎるのはよくないね。
 
なるべく必要でないことは話さず、言葉を選んで会話すること
が大切かな。話し声は以外にも喉に負担をかけるからね。
 
それから今回のようなツアーでは、ホテルのバスルームのドアを閉め、
サウナのようになるまでシャワーを出しっぱなしにしておく。
 
そして、しばらくそのスチームを吸い込むようにしているよ。
ボイトレ雑学 「マネは良い?悪い?」
 
■ ご質問
 
私は憧れのシンガーのように歌いたいのですが、マネを
した方がいいという人と、人のマネはよくないという
人がいて混乱しています。どちらが本当なのでしょうか?
 
また好きな歌を歌っているはずなのに最近何か満たされ
ないというか、苦しい気持ちになります。
 
■ お答え
 
マネがいいか、よくないかというご質問ですが、
どちらも正しいし、どちらも間違っているといえます。
 
ポイントは2つあります。
 
1つめは、あなたの目的は何か?
2つめは、真似するべきこと、してはいけないこと。
 
 
まず1つめのあなたの目的ですが
 
「単に好きなシンガーのように歌えるようになればそれでいい」
というのであればマネをするのは当たり前のことでしょう。
 
赤ちゃんだって、親のマネをしながら育っていきますし
どんなことでも型(マネ)から入ることは理にかなっています。
 
だから最初の段階で憧れの対象をマネするということ
は決して間違ってはいません。
 
「自分の好きなシンガーのように歌いたい」
「憧れの歌手のようになりたい。」
 
歌を始めるきっかけは皆こんなもんでしょう。
(ちなみに、私のきっかけは女の子にモテそうだから
という不純な動機でした。(恥))
 
しかし赤ちゃんも親のマネから、精神発達の
過程で自我意識が芽生えてきます。
そう反抗期とよばれるものです。
 
これと同じように、モノマネの時期を過ぎると
自分を表現したいという欲求が高まってきます。
 
すると今のままでは「なにか物足りない、苦しい」そう感じます。
なんの思いのないまま、誰かのマネをして歌っているからです。
 
その人自身が反映されてない歌は、歌っている本人だけでなく、
聴いている人たちを、なんともいえない不自由な気持ちにさせます。
 
いつまでも「憧れのシンガーのように歌いたい。」と思い続ける、
それはイコール自分自身と向き合っていないということでもあります。
 
流行の歌、人がいいという歌、そんな受け売りを繰り返していると、
本来の自分と行動が離れていきます。
 
つまり、あなたがあなたである理由がわからなくなってくる。
だから苦しくなるのではないでしょうか?
 
本当は、あなたにしか歌えない歌があるはずです。
 
生まれ育った環境や文化、体験、価値観など一人ひとり違います。
 
自分と同じように思いを表現する人、あなたとまったく同じ考え
方をする人がいないからこそ、あなたが歌う価値があるのです。
 
あなたは、憧れのシンガーのように歌いたと言っていますが、
実は気づいていないだけで、心の奥底ではあなた自身の歌を
歌いたいのではないでしょうか?
 
もし、そうであるなら喜んで下さい。
 
あなたが次のステップに進む時期がきたということです。
 
次回はこれを見誤ると大変なことになる
 
2つめのポイントの「真似するべきこと、してはいけないこと」
をお届けする予定です。
■ マネは良い?悪い? その2
 
今回は2つめの「真似すべきこと、してはいけないこと」
についてお答えします。
 
前回
 
「赤ちゃんは、親のマネをして育つ。」
 
「型(マネ)から入ることは理にかなっている。」
 
「最初の段階で憧れの対象をマネしてもいい。」
 
といった内容をお伝えしました。
 
 
マネというと「個性がない」といったネガティブ
なイメージをもたれがちです。
 
しかし、マネは決して悪いことではありません。
いや、むしろ積極的に真似をするべきです。
 
なぜなら、マネをすることイコール、他人が血と汗と涙で
身につけた労力と膨大な時間を大幅にショートカットして
手に入れることができるからです。
 
ただ1つ気をつけておきたいことがあります。
それは、マネする対象を間違えてはいけないということです。
 
狼に育てられた少女、アマラとカラマのお話はご存知でしょうか?
 
1920年頃、インドのある村で発見されたのですが、
人間というより、狼そのものだったそうです。
 
4本足で歩き、生肉を食らい、夜になると遠吠えをするのです。
 
その後、人間として教育されたのですが結局、直立歩行もままならず、
言葉も満足に話すことができませんでした。
 
このようにマネをする対象を間違えてしまうと大変なことになります。
 
それでは、歌を学ぶときマネをしてはいけないことはなんでしょう?
 
1つ目は、声質です。
 
憧れのシンガーが、もしあなたとかけ離れた声質だとしたら
あなたの喉はかなりのリスクを背負うことになります。
 
そのシンガーには自然なことかもしれませんが
あなたにとって、そうであるとは限りません。
 
無理に合わせようと発声器官を不自然に歪めることになります。
 
サイズの合わない靴に、足をねじ込むようなものです。
水ぶくれができ、外反母趾になること必至です。
 
「隣の花は赤い」という諺があります。
人間はつい自分にないものを欲しがります。
他人のものが良く見えます。
 
「タレントの〜ちゃんのような顔だったら・・・」
「もっと背が高くなりたい!」
「体型が気に入らない・・・」
 
しかし、自分でどうにもできない
ことに思い悩むのは時間のムダです。
 
あなたが憧れのシンガーとそっくりな声がだせないように、
そのシンガーもあなたのような声はだせないのです。
 
だから、あなただけの個性ある声質を大事にして
さらに磨きをかける
 
それがあなたにとってのアドバンテージになります。
 
声質そのものをマネることはいけませんが、例えば口や咽頭、鼻腔
などの共鳴空間や声帯の使い方、声の響かせ方、息の緩急、質感、
ニュアンス的なものはおおいに学ぶべきです。
 ■ マネは良い?悪い? その3
 
声質の他にマネしてはいけないこと
 
それはキーです。
 
昨今、高音志向のためか、高音の出し方に
興味のある人が多いようです。
 
もちろん、ボイストレーニングにより
高音を開発することはできます。
 
ただ、もしあなたが低音域に魅力がある人だったら
やはり、もともと高音を得意とする人に比べると
数倍の努力とエネルギーが必要です。
 
先日も話しましたが、背丈、顔かたちはかえられません。
 
高い声がでるから、あるいは低い声がでるから偉いという
ことではありません。
 
大切なことは、あなたの魅力が一番伝わるキーを選んで歌うことです。
 
あなたのとって、最適なキーを選ぶ方法はこの教材に収録しています。
 

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173856.html

 
要は、人のふんどしで相撲を取らないことです。
 
それが、他の誰でもないあなた自身が歌う理由の
1つでもあります。
 
さて今度は、何をマネするかです。
 
マネすべきことの1つは、音楽のジャンル
スタイルといわれるものです。
 
まず、自分が好きな歌のスタイルから始め
 
それから好き嫌いをせず、ポップス、R&B、ロック、ジャス、
ブルースなど様々な歌のジャンル、スタイルに挑戦しましょう。
 
いろいろ試してみることで、あなたに最もフィットするスタイル
がわかります。
 
それでは、それぞれのスタイルのなにを学ぶのか?
 
それは、そのスタイルをそのスタイルたらしめている
特徴的なグルーヴ、フレーズ、声の使い方などです。
 
それらを学ぶことで、いつのまにか自分の中で消化吸収され、
あなたのオリジナルなものとなって現れてきます。
 
でもこれらは、表面的なものにすぎません。
 
私たちが本当にマネしたいこと
 
それは一流といわれるボーカリストの意志の力、
思考、どんな気持を感じているかなど
 
(たまに破滅型の思考を持ったアーティストがいますが
彼らを真似することはおススメしません。)
 
精神的、内面的な部分が、表面的なテクニック
以上に、人を惹きつけ力となって現れます。
 
そして、華やかな部分だけでなく、見えない陰の努力
もまた積極的にマネしたいところです。
 
なんでもそうですが、結局いきつくところは
本質的なことです。
パレートの法則って知っていますか?
80:20の法則ともいわれるのですが、
イタリアの経済学者パレートが提唱した法則です。
 
「成果の80%は、20パーセントの
原因や努力からうまれる」というものです。
 
例えば、売り上げの80%は、
優秀な20%の社員の働きで得られるとか、
 
仕事の成果の80%は、費やした時間の20%で決まるとか、
 
さまざまな分野で、この法則が適用できるそうです。
 
確かにそう思います。
 
ボイストレーニングも、成果の80%は
効果的な20%のトレーニングで決まる。
 
ボーカリストに必要な80%のテクニックは、
厳選した20%のエクササイズで身につけられる、
 
これらは、経験上うなずけます。
 
でも、この20%をわかってない人があまりにも多いことか、
あまり効果が期待できない残りの80%を
必死になってトレーニングしている。
 
もったいないですね、
腹筋のトレーニングなんていうのもその1つです。
 
バードビークでは、20%のエクササイズを
集中しておこないます。
 
だから成果が出るのは当たり前なのです。
一切のムダを排除した、ボイストレーニングです。
先日、こんな記事を目にしました。
 
イギリスのリバプール・ジョン・ムーアズ大学の
研究チームが、英医学誌に発表したところによると
 
北米と欧州で1956〜99年に有名になったミュージシャン
100人の享年や死因を調べたところ、
 
売れてから5年以内の死亡率が、同じ年齢、性別、
人種の一般人の約3倍に上ることが分かったそうです。
 
酒や麻薬類の過剰摂取が19%、事故死が16%、
酒や麻薬類の常習による慢性疾患が8%、
暴力の犠牲が6%もあったそうです。
 
特に、60〜70年代にロックのイメージがドラッグ、
アルコールと結び付いていたり、
 
一部のラップが暴力をあおる内容だったりするほか、
常に強いストレスにさらされる環境も原因のようです。
 
しかし、これからの時代、シンガーには健康と自己管理
が求められます。
 
それは、ある意味、才能より大切なことかもしれません。
 
いくら才能があっても、声の乱用、軽視はおろか、
上の報告のように、自堕落な生活は、ボーカリスト
としてだけでなく、彼らの命まで奪ってしまいました。
 
類まれな体力と喉の強さで歌い続けているボーカリストも
いますが、彼らは、例外中の例外で、お手本として見習う
ことはできません。
 
もし、彼らのようになりたくないのであれば、心と体と喉
の健康を保ち、そして正しい練習をすることです。

老いてなお盛ん! いや変な意味ではありません(笑)

ミスターAORことボビー・コールドウェル、御歳57歳
今も張りと艶のある声で、往年の彼を知るファンの期待を裏切りません。

あまりにも有名なので、私ごときがくどくど説明することもないと思いますが、
「風のシルエット」「ハート・オブ・マイン」などの大ヒット曲を持ち、

ソングライターとしても抜群のセンスでシカゴやボズ・スキャッグスなどの
一流アーティストに曲を提供するなど、世代を問わず多くのファンを魅了
し続けています。

彼のことを知らない人も、テレビCMで彼の歌声が流れているので、
知らず知らす耳にしている方も多いと思います。

流行が去れば見向きもされない、数回も聞けばもう十分、
最近はそんな音楽が量産され、そして瞬く間に忘れ去られていきます。

しかし、良いものは時代を超えて人の心に深く刻み込まれます。
まさに、ボビー・コールドウェルの歌がそれです。

私が彼の音楽を聴くようになってから20年以上、
いまだに私のフェイバリット・アーティストの一人です。

恒例の今日のおススメの1枚を挙げるにしても、どれを選べばいいか
迷ってしまうほど、全ての作品が秀逸です。

本当はデビュー作から、順を追って全てお聴きいただきたいのですが、
初めての方は、手軽ということで、まずはこの1枚から聴き始めては
いかがでしょうか?

今日のおススメの1枚

只今来日中のボビー・コールドウェル、東京公演は既に終了しましたが、
今週は大阪と福岡のビルボードライブで彼の生の歌声を聴くことができます。
お近くにお住まいの方は是非行かれてみてください。

そして、今日のおススメアーティストに彼を紹介したということは
勘のいいあなたなら、もうお気づきだと思いますが、

そう!ボビー・コールドウェルへの独占インタビューを
メルマガの記事として取り上げる予定です。

メルマガにご登録いただいていない方は、この機会に是非どうぞ!

http://www.vocal-lesson.jp/article/13152485.html

ボイトレ 雑学 「アーティストインタビュー」
 
前回に続き、世界最高峰の実力派R&Bシンガー、
ティム・オウエンズのインタビュー4回目をお届けします。
 
■(やすだ)
セス・リグスさんから具体的にどんなテクニックを学びましたか?
 
★(ティム)
テクニック的に彼から具体的に学んだこと、それは
母音をいかに扱うかということだね。
 
高音域で母音が広がってしまうと、とても扱いにくくなるし
喉を痛める危険性もある。
 
例えば、高音でAH(ア)※のような母音を歌うときは、
音が広がって潰れたようになるので、UH(ウ)のような
母音をブレンドすることで上手くまとめることができるんだ。
 
もちろんリスナーに気づかれないように、
うまくブレンドする必要はあるけどね。
 
※ 日本語の母音のアは1つしかありませんが、
英語ではアに対応する母音が複数あります。
 
便宜上ここではAH(ア)と表記します。
他の母音でも同じことが言えます。
 
■ そうですね。それは大変重要なコンセプトですね。
 
私も15年以上前になると思いますが、
セス・リグスさんのメソッドに出会ったとき、
これは、チェザリーのメソッドと共通するなと思いました。
 
後に知ったのですが、実はセスさんもチェザリーのメソッドを
学んでいたとのことです。
だから共通点が多いのもうなずけました。
 
★ なるほどね。
他にリップロールなど声のウォームアップの仕方も教えてもらったんだ。
今は練習や歌う前は必ずやっているよ。
 
いきなり、ハードに歌い始めるシンガーもいるけど
絶対やめたほうがいいね。
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★ アーティストインタビュー ティム・オウエンズ No3
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前回に続き、世界最高峰のR&Bシンガー、
ティム・オウエンズのインタビュー3回目をお届けします。
 
■(やすだ)ボーカリストにとって気をつけることは何ですか?
 
★(ティム)最も大切なこと、それは疲れているときは歌うなということ。
本当に休息は必要だ!特に睡眠は欠かせないね。
 
ツアーで1日2ステージこなすときは、ライブのあとホテルに直行して寝る!
もし、飲んで、バカ騒ぎしたら翌日声なんて出やしない。
クラブで叫んだり、大声で話すのも禁物だね。
 
まず睡眠をしっかりとること、そして水をたくさん飲むこと
この2つは忘れないで欲しい。
 
それから、先も言ったけど、リスナーは誰も完璧な発声なんて
求めてなんかいない。
 
かといってテクニックが必要でないということでもない。
 
間違ったところにプレッシャーをかけると、すぐ喉をやられる。
 
喉を締め付けたり、お腹を硬くしてもダメだね。
テクニックと個性のコンビネーションが大切だと思うよ。
 
■ あなたもセス・リグスさんのレッスンを受けたことがありますよね?
彼から何を学びましたか?
 
★ 僕がロサンゼルスに引っ越してから彼のレッスンを受けたんだ。
声の健康の維持、声をいかに守るかということを彼から学んだ。
セスは歌い方を教えないからね。
 
ボイストレーニングの先生は、ほとんどクラッシック出身の人だけど、
クラッシックの先生はポップスを軽蔑し下に見ている人が多い。
 
そのなかでセスはクラッシックの先生にもかかわらず、
ポップワールドに理解と尊敬を示してくれたんだ。
 
それが、彼がポップスのボイストレーナーとして成功した要因だね。

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173858.html

 
テクニック的に彼から具体的に学んだことそれは・・・(次回に続く)

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★ アーティストインタビュー  ティム・オウエンズ No2
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本日は前回に引き続き、ティム・オウエンズの
インタビューをお届けします。

■(やすだ)人は自分にないものを求めがちですよね。

★ (ティム) そうなんだよ。
知り合いのシンガーの話しなんだけど、どうすればもっと
大きな声が出せるのか、そればかり考えてるんだよ。

でも、彼女の声はシャーデーのようにとても美しいんだ。
シャーデーはそんな声量はないけど、みんな彼女の声を愛している。

誰も彼女にパワフルな声なんか求めていない。
それが彼女のスタイルだからだよ。

だから、僕は誰もが自分自身のスタイルを確立すべきだと思っている。

ボイストレーナーの多くが、もっとパワーを、もっと声量をといった
指導をするから、みんな混乱するんだよ。

もちろん、ミュージカルなどそれを追及しなくてはいけない
ジャンルもあるけど、基本的には、自分の良さを見つけ、
それを磨いていくことが大切だと思うよ。

例えば、僕は声だけでなく、顔もマイケル・ジャクソンに似ていない。
彼より黒いし、鼻も高くない。整形もしていない(笑)

毎日、マイケルに似せようと頑張っても、決して彼のようにはならない。
なぜなら、僕はマイケルじゃないから・・・

歌も同じことだよ。彼の兄弟でさえ同じ声や顔じゃないしね。

■ そうですよね。でも誰かのような声になりたくてボイストレーニング
をする人って案外多いんですよ。

★ ボイストレーニングをすれば誰でも世界一のシンガーに
なれるわけではないけど、確実に今よりはベターなシンガーになれるね。

他の誰かになるのではなく、もっと自分自身を知る、そのために
トレーニングに励むべきだよ。

それに誰も完璧な発声なんて聞きたくないからね。
もちらん間違った発声はダメだけど

声を守るためにもボイストレーニングは大切だね。

この続きは、また次回・・・

以下、ある会員さんとのやりとりです。

「浮気して、あるサイトで売られている教材を買ってしまいました。
1週間でプロ級になれるって書いてあったので・・・」

「聞くまでもないと思いますが、それでどうでした?」

「はい。自分がバカでした。
やつぱり甘い話はないなと改めて実感しました。」

「そうですよね。●●さんが上手くなりたいレベルは
そんなんで身につくようなものじゃないですよね。」

ちょっと冷静に考えてみれば、ボイストレーニングや歌に限らず、
英語やスポーツなど、どんなことだって“すぐにプロ級”
なんてありえないことはわかります。

上達するにしても、それは低レベルでの話しです。

そして、そんな甘い話はないことくらい、誰でも心の
奥底では薄々気づいているはずです。

私自身を含め、人間はときに安易な方法を求めます。
それを求めるのは、楽をしたいという心の弱さからきます。

でも、物事を極めようと思ったらそこから抜け出さない
といけません。

私も、長い年月をかけて、ありもしない幻想を探し回りました。

そして、いきついた結論は

魔法はない

しかし

当たり前のことを
当たり前にやれば
当たり前の結果がついてくる。

という、当たり前の真実を発見しました。

でも、この当たり前のことが
当たり前になっていない

そして、当たり前じゃないことが、
当たり前になっている現実をみると

お伝えしていかなければならないなと
改めて思いました。

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★ アーティストインタビュー
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先日ご案内した、アル・マッケイ オールスターズ
のティム・オウエンズ
 
ライブへいった方々から、
「私も打ちのめされました。」
「メルマガで言っていた意味がわかりました。」
「世界のトップとの差に愕然としました。」
 
などの声が届きました。
 
ティム・オウエンズ
知名度を問わず、R&B,ソウル、ファンクの分野で
世界最高峰の実力の持ち主です。
 
世界のトップを間近で触れる機会はそうはないから、
ライブへ行ける人は是非とオススメしたのです。
 
そして、今日はそのティム・オウエンズへの
インタビューをお届けします。
 
■(やすだ)
まず、あなたが歌を学んだ経歴を教えていただけますか?
 
★ (ティム)
最初はテキサスのダラスにあるパフォーミングアートスクールで学んだよ。
それからロサンゼルスに引越しセス・リグスのやり方も少し勉強した。

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173858.html

 
どちらも、楽器としての体作りをしたんだ。
スタイルは身近なアーティストや、独学で学んだよ。
 
楽器としての体作りと、スタイルを学ぶことは全く違うことだからね。
 
■ スタイルを学ぶというと、好きなアーティストのマネをすればいいと
思う人がいますが、そのへんのことについて話していただけますか?
 
★ まず、言っておきたいことは、CDから学ぶときは
気をつけないといけない。
 
勝手にこんな風に声を出しているのかなと、自分で勝手に誤った
解釈をして練習すると、まったく違うことをやりかねない。
 
大切なことは、自分自身の声とは何か、それを見つけ発展させることだよ。
 
アメリカンアイドルという番組があるけど、せっかく声を鍛えたのに、
曲の選択を間違えてオーディションに挑む人が結構多いんだよ。
 
まったく向いていない曲を歌ったりしているんだけど、
彼ら自身はそうは思っていないんだ。
 
彼らが曲を選ぶ基準は、単に自分の好きなアーティスト
のものばかりなんだ。
 
自分もそのシンガーのように歌えると思っているけど、
実際、彼らの声には合っていないことが多いんだ。
 
この続きは、また次回・・・

今日のオススメアーティストは
アース・ウインド&ファイヤーの元メンバーである
名ギタリスト、アル・マッケイが率いる

アル・マッケイ オールスターズ

グルービーなギターといったら彼の右に出るものは
いないといっていいほどの凄腕です。

そして、あの名曲ファンタジーやセプテンバーなども
作曲しており、彼の存在なくしてはアースの黄金期は
なかったといっても過言ではないでしょう。

メンバーの多くがロサンジェルス在住で、そこを中心に活動し
ていることから、私がアメリカに住んでいたころは
LA ALLSTARSというバンド名でした。

現在はアル・マッケイの知名度を生かしてか、
AL McKAY ALLSTARSと呼ばれているようです。

そして3人の超強力ボーカル陣の中でテナーパートを
担当するのがティム・オウエンズ

彼はこのバンド以外でもソロ活動、そして
K-CI & JOJOのプロデューサーもしています。

実は私は、アメリカで彼のレッスンを受けたことがあります。

ティムは、このボイストレーニングのメソッドを
中心に学んだ人ですが

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173858.html

私が彼から学んだのはボイストレーニングのテクニック
ではなく、どのように歌うかスタイル的なアドヴァイス
が中心の実践に即したものでした。

ティムのライブを初めて観たときは、
正直打ちのめされました。

何に打ちのめされたかって?
それは直接ご自身で体感して下さい。

ブルーノート東京 本日〜23日まで

あなたも必ず打ちのめされますから(笑)

都合がつかない方は
今日のオススメの1枚を聴いてください。

とにかく凄いです。
完全に本家を食っています。

できたら是非ライブへ足を運んで下さい!!

打ちのめされながらも、
楽しまずにはいられなくなります。

そして彼らの音楽に身を任せれば、
勝手に体が動き出すこと請け合いです。

★ マーク・マクミレン・インタビュー 3回目
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やすだ: 
マークさんは長いこと歌っていらっしゃいますが、
今でも緊張することはありますか?

マーク:
そうだね、もう長いこと人前で歌っているけど、
いまでも緊張することはあるよ。
大きなギグになるほどね。

でも場数を踏んでいくうちに少しずつ良くなっていくよ。
緊張しないためには、まず十分にウォームアップをすること

そして、しっかり歌詞を覚え、曲を把握しておくこと
それらができていれば自信につながる。

僕が緊張するときは、あまり準備ができないで
新曲を歌うときだね。

メローディーはどうだったかな?
チャートは大丈夫だろうか?
失敗したらどうしよう?
心配が緊張を引き起こすんだ。

準備がしっかりしているほど、気持ちも楽に歌える。
でも一度ステージに上がったら、いまやるべきことに
フォーカスする。

できる限り自分の力が発揮できる環境を自ら整えていく
ことも大事だね。

若いころはそんなことは全く考えていなくて、
行き当たりばったりでライブをしていた。

でも少しずつ、先言った準備は勿論のこと、心と体の
準備の大切さを実感するようになってきたんだ。

ライブのときエネルギーが必要だからね。
今はライブに向かう前に、軽く昼寝をしたりしているよ。
疲れた状態では集中できないし、歌いたくないからね。

マーク・マクミレン「スペシャルクリニックDVD」
お蔭様で好評です!!
ただ、数日中に売り止め、または値上げします。

なぜって?
正直、あまり買っていただきたくないからです。

わかる人には、表面的なテクニックより
このDVDに収録されている内容のほうが
これから長いボーカリスト人生を送る上で
何倍いや何百倍も大切だということを知って
います。

実は、彼の一言が、私の琴線に触れ

ある迷いが確信そして自信に変わりました。

そのことが、私自身そして今後のレッスンの
方針にも影響を及ぼすでしょう。
それほどのインパクトがありました。

今わからなくても時期が来たらわかります。
もし、わからないようでしたら
そのときは・・・・

http://www.vocal-lesson.jp/article/13227023.html

お蔭様で、マーク・マクミレン、スペシャルクリニックDVD
本質を求める、芯の通った方々にお申し込みいただきました。

ありがとうございました。もうそろそろお手元に届く頃です。

その一方で残念なこともありました。

「遠くに住んでいるのでクリニックにいけません。」という
メールをいただいたので、じゃあビデオに撮ってDVDとして
ご覧いただこうと思ったのですが、

DVDつくりますよとご連絡したら、今度は「お金がないので
買えません」というお返事が・・・

以前に「3つの言い訳」ということをお伝えしました。

いろいろなご事情がおありのことと思いますが、
この言い訳をやめないうちは、前には進めません。

私だったら、本当にいいものがあれば、
迷わずアメリカでもどこでもいきます。

そして、飢えをしのいでも歌のためには
惜しみなくつぎ込んできました。

そして、せっかく直感に従って、お申し込みいただいたのに、
後になって「やっぱりやめます。」とキャンセルされる方

実は、直感には大切な意味があります。
(ここでは書きませんが)

それを後から理性が言い訳を考え始めます。
そして論理的に、正しく直感を説得します。

直感は論理的な話に弱く、
最後には言いくるめられてしまいます。

本当は直感にこそ従うべきだったのに・・・

そして、「次の機会に・・・」という言葉

次はありません。
例えあったとしても、ないつもりでいたほうがいいです。

私のポリシーとして、ボーカリストにとって
ためになることしかご案内しません。

オススメしていた本にしても、もうすぐ絶版だから、
早く手に入れた方がいいですよとお知らせしていましたが、

素直な方は、迷わず手にされました。
3千円程度の本がいまや30万円以上の
超高値で取引されています。

このように、手をこまねいているうちに条件は
悪くなっていきますし、選択肢も少なくなっていきます。

これらのことがわかっている人は、確実にこういう機会を
最大限利用し、確実に自分のものにしていきます。

一方、本当に利用して欲しい方に限って見逃してしまう・・

ああ、なんという矛盾!

是非、言い訳をやめ、素直になり、直感を大切にしてください。

愚痴っぽくなってスミマセン。
でも、それにはこんな悲しいことがあったからなのです。
(後半に続く・・・)

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★ マーク・マクミレン・インタビュー 2回目
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■(やすだ)ライブの前に風邪をひいたときどうしていますか?

★(マーク)それが一番恐れることだね。なかには風邪をひいても
あまり声に影響が出ないシンガーもいる。

ボビー・コールドウェルなんかそうだね。
いったいどうなっているのかと思うよ。

■その秘密をしりたいですね。

★ その通りだね。

でも多くのシンガーは声がかれたりするよね。

僕もそうだけど、風邪で声がかすれて上手く歌えなかったな
と思っていると、お客さんは今日良かったねというんだ。

多くのリスナーは枯れたハスキーな声が好きなんだね(笑)

風邪のとき歌うと、いつもと違った感覚になるよね。
高い声が出なければメローディーを変えてみて歌ったり
インプロ(即興)することも大切だね。

いつも同じように歌う必要はまったくないんだよ。
臨機応変に対処することだ。

偉大なシンガーはいつも同じようには歌わない。

いままでの自分の癖に気づいたり風邪のときも
学ぶことはあるよ。

ついに、マーク・マクミレン「スペシャルクリニックDVD」
が完成しました!

まやかしでない、本質をついた骨太なDVDです。

http://www.vocal-lesson.jp/article/13227023.html

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■ 早いもので、今年も残すところあと5日。

あなたは、この1年やり残したことはありませんか?

先日、私がアメリカに住んでいたころの仲間だった
韓国人のボーカリストが亡くなったと、人づてに聞きました。
まだ30代の若さでした。

焼肉パーティーにも招いてくれたこともありました。
いつも笑顔を絶やさない人でした。
そんな彼がまさか・・・

私は知らなかったのですが、彼は病気と闘いながら、
アメリカまできたそうです。

でも病気の素振りなんかぜんぜん見せませんでした。
いや、それどころか人一倍パワフルでした。

今になって思えば、自分の残された時間を
知っていたのかもしれません。
だからこそ、自分の可能性を試そうと精一杯生きていた

健康上の問題だけでなく、地理的なこと、お金のこと、
たくさんの問題を抱えていたはずです。

それなのに、彼は言い訳をしなかった。

直感にしたがって最後の最後まで自分の持てる力を
試し続け、そして生き続けた

彼の生涯は短かったかもしれません。
しかし、人の何倍もの密度の濃い時間を過ごした
ことに違いはありません。

そうはいっても、まだまだやりたかったこと、
やり残したこともあったろうに・・・

星になった彼の冥福を祈りながら、
志半ばで逝った彼の分まで、精一杯生きようと誓いました。

それがいま生かされている自分のできることだから・・・

少し湿っぽくなりましたが、
今年もお世話になりました。

よいお年を!

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歌の悩みが解決! どうせやるなら本場のボイトレ
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ジョン・ノヴェロ(ナイアシン)

"I highly recommend Tomoaki Yasuda as an excellent vocal instructor.
He really knows his craft!"
John Novello

「やすだともあき氏は最高のボーカル・インストラクターとしてお薦めできる方です。
彼は歌唱という特殊な技術を完璧に理解している。」

ジョン・ノヴェロ(ナイアシン)

マーク・バクスター

マーク・バクスター

"Tomoaki is a gifted and dedicated teacher of singing.
His knowledge of technique is outstanding.
Anyone looking to improve their vocal skills would be well served by this inspiring teacher." 
Mark Baxter

「ともあき氏は才能に満ち溢れているだけでなく、情熱を持ったボイストレーナーだ。
彼は飛び抜けた知識と技術を持ち合わせている。
自分のボーカル技術を上達したいと思っている人は必ず彼から多くを学べるはずだ。」

マーク・バクスター

トレーシー

トレーシー・ミェン・ルイス
▼最新動画
http://youtu.be/7bpwCA171vA

"Tomoaki Yasuda's passion for teaching is rare. 
He
is dedicated to bringing the best in vocal technique to his students,
insuring the student has a complete understanding of their instrument
and how to use it.
He is a wonderful instructor and an great asset to the vocal community as a whole."
- Tracee Meyn

「やすだともあき氏がボーカル・トレーニングに注ぐ情熱は他に類を見ないほどだ。
彼はその情熱的な姿勢で会員に最高のテクニックを伝授する。
また、その技術を完全に理解するよう丁寧な指導を心がけている。
氏は優れたインストラクターだけでなく、ボーカル界にとって大きな財産である。」

トレーシー・ミェン・ルイス

会員さんの声

■ 数多くあるボイストレーニングの学校の中から、BBを選んだのは、先生の声に対する考え方に深く共感したからです。

是非入会したい!と思った時は、生徒の募集をお休みしていたため、他のスクールに通っていました。

 
以前通っていたスクールでは、お腹で支える!の一辺倒で教えていたので、講師の方々が、どうしても喉に力が入ったような声を出していましたし、習っている生徒さんたちもみな同じでした。
 
納得できずに、結局辞めてしまい、歌うことも止めてしまいました。
 
しかし、偶然にまたBBのHPにたどり着いたとき、再度生徒の募集をしていたので、慌てて入会しました。
 
実際にレッスンを受けてみて、の私の感想ですが、まず、とても信頼できます。
 
これが一番大切で、そして全てです。
 
先生が、確かな耳を持ってらっしゃる。
 
そして確かな技術を持ってらっしゃる。
 
だから私の声の出し方のどこが悪くて、どうしたら改善できるのか、的確なアドバイスをすることができる。
 
もう本当にこれが全てです。
 
毎回、声の出し方について、少しづつ理解が深まって、レッスンの後は、とてもハッピーな気持ちになります。
 
一度は歌うことをやめてしまいましたが、安田先生と出会って、また基礎から習い始めることができて、本当にラッキーだと思っています。
 
少しづつですが、理想の声に近づけるよう、これからも頑張っていきたいです。
(K,Eさん 千代田区)
 
 
■ 喉に力が入ってしまって、1曲すら歌いきることが困難というのが私の悩みでした。
 
HPでbirdbeakの存在を知り、体験カウンセリングに行くことに決めました。
 
無料体験レッスンというものがたくさんあるなか、そうではない有料のレッスンに惹かれたのは、HPから何らかの力、引き寄せる力を感じたからだと思います。
 
体験カウンセリングに私は1分半ほどのデモ曲を持参しました。
 
自分の出来るすべてを、すべての知識をそこに凝縮して録音しました。
 
そして、そのたった1分半のデモを安田さんに聴いていただきました。
 
そしたらなんと、即座に4つ5つとアドバイスの言葉が私の耳に届きました。
 
今まで悩んでいて、何をしたらうまくなるのかわからずにいたのに、一瞬にして解決の方法を見出した安田さんには本当に驚きました。
 
そして感動しました。
 
本物に出会えたと思いました。
 
レッスンに通い始めの頃は、正直、新しいアイディアに戸惑いました。
 
頭ではわかっていても、実際に出来るかといったらそうでなかったからです。
 
頭でわからないことすらありました。
 
固定観念があったからです。
 
わからないことは何でも、そして何度も同じ質問をわかるまで質問しました。
 
その都度、安田さんは丁寧に様々なアイディアで教えてくださいました。
 
今私は、レッスンに通い始めて約1年になります。
 
頭でわかっていることと、出来ることのギャップがやっと埋まってきているところです。
 
以前のように何をしたら良いのかという悩みは無く、日々正しい方向に努力できるくらいにまでなりました。
 
もちろんまだレッスンによるアドバイスが必要な段階ですが。
 
昔、力いっぱい歌って録音したものと、今、力を抜いて歌ったものを比べると、明らかに変化があります。
 
今のほうが聴きやすい、そして何より歌いやすい。
 
いかに無駄なことしていたかがわかります。
 
しかも喉を痛めていました。
 
今は、歌っても疲れない、喉が痛くならない、ということが嬉しくて仕方ありません。
 
入会前の悩みはもちろん無く、今の悩みは歌いすぎによる近所迷惑を心配するくらいです。
(M,Iさん 千葉市)
 
 
■ Bird Beakで安田先生のレッスンを受けるようになって3か月半になります。
 
たったそれだけの期間なのに、自分の口の中や喉における意識が格段に上がりました。
 
具体的に言うと、固まりだったものが、現在10くらいにパーツ分けされて、それをある程度ばらばらに動かせるようになってきた、という感じです。
 
これからもっともっと細分化していくんですよね?楽しみです。
 
以前のボイトレでは「お腹から声を出せ」以外に、どこをどうすればいいとはちゃんと教えてもらえず、まぐれでいい声が出ると「その状態をおぼえておくように」・・・。
 
それを習いに行ってるんじゃん!!
 
のどを壊す前に、安田先生に出会えて本当によかったです。
 
1日も早く、今歌っている声と、ここで学んでいることが歩み寄って、素敵な歌が歌えるようになることを祈りつつ、今日も練習します^^
 
そうそう、この三日坊主の私が、ほぼ毎日、安田先生に習ったことを復習してるんです。
 
そうさせる何かも、ここのレッスンにはあるんですね。
(ウクレレリンコさん 市川市)
 
 
■ 大阪から毎月2回通っています。
 
交通費のほうがレッスン料を上回りますが、それでも通う価値があります。
 
こちらが一生懸命に練習し、成果を出せば出すほど、無限のアイディアと方法を与えてくれ、先生の引き出しの多さにはいつもビックリさせられます。
 
おかげさまで、自分の夢の実現まであと一歩のところに来ました。
 
本音を言えば、今いる会員だけで独り占めしておきたいです。
 
だからあまり多くの人に入会してもらいたくありません。
 
やる気のない人は来てもあまり意味はないでしょう。
(Y,Sさん、大阪)

ボイストレーニング教室

世界標準の
ボイストレーニング・ボーカル教室 Bird Beak

東京、横浜、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌などに会員がいらっしゃいます。

代表プロフィール

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やすだ ともあき

ボイストレーニング・ボーカル教室Bird Beak 代表2度に渡る長期アメリカ滞在(3年)でアメリカ人プロシンガー、ボイストレーナーのレッスンを受け、トレーニングの教授法も学ぶ。
多くのプロミュージシャンとのセッション、ライブ活動を経て帰国。アメリカ人ミュージシャン、音楽関係者との親交も深い。
渡米ライブ、アメリカ人ボーカリストへの指導経験もある。 NATS(全米歌唱指導者協会)会員

アメリカに20年は後れている日本のボイストレーニングに、新しい価値を伝えることを使命とする。

ボイストレーニング、ボーカルスクールの裏事情を知り尽くした「やすだ」が、いま本物の情報を提供する!