━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ ボイストレーニング ワンポイントレッスン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■ 喉頭を下げる その6
 
今回は喉頭の5つのポジションの中から、
ローポジション1について説明します。
 
豊かな声、ふくよかな声をつくるには、
ローポジション1が適しています。
 
下咽頭のスペースが拡がることにより、
低音成分が強調され、深い響きを得る
ことができます。
 
つまり、共鳴するスペースが広い狭いか
によって音色が変わってきます。
 
わかりやすい例を挙げれば、共鳴する空間が
小さいバイオリンがハイポジション1の響き
だとしたら、
 
よりボディーの大きいチェロがローポジション1
になります。
 
また喉頭の真上にある下咽頭が広いという
ことは、声帯が自由に伸縮するスペースも
確保しやすくなり、
 
声帯の伸縮を最大限引き出すことができる
ポジションでもあるといえます。
 
クラッシックの歌唱は、ほぼこの位置で歌われますが
ジャンルを越えて使われるポジションです。
 
R&Bではダニー・ハサウェイ、アニタ・ベイカーなど
 
ジャズではジョニー・ハートマン、カサンドラ・ウイルソン
などがローポジション1を多用しています。
 
次回に続く・・・
ボイストレーニング 方法
 ワンポイントレッスン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■ 喉頭を下げる その5
 
前回、喉頭のポジションを大きく5つに分類
してみました。
 
ハイポジション2 
ハイポジション1 
フローティングポジション 
ローポジション1 
ローポジション2 
 
今日は、その中の3つのポジションについて
お話します。
 
ハイポジション2は、引き上げ筋を過剰に働かせ
喉頭を上げすぎた状態です。
 
ローポジション2は、逆に引き下げ筋で喉頭を
無理に下に押し付けたポジションです。
 
いずれも過緊張発声といわれるもので、喉の健康
そして音質面からいっても、歌を歌うには好ましく
ないものです。
 
ただ、フレーズの一部を表現や感情の発露として
意図的に用いることはあります。
 
アニメの声優さんなども、この喉頭の位置をよく
使いますね。
 
ハイポジション1は特にロックなどを歌うときに
使われます。
 
咽頭下部のスペースが狭くなるため、より高音成分
が強調されます。
 
ただし、少しでも加減を誤ると、ハイポジション2
に移行してしまいますので十分注意が必要です。
 
次回は残りの2つのポジションと、ポジションについて
のエクササイズについて説明していく予定です。
ボイストレーニング 方法
 ワンポイントレッスン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■ 喉頭を下げる その4
 
前回は、基本的なポジション(フローティングポジション)
についてお話しました。
 
ただ実際、歌う段階で、わずかに喉頭を上げ下げすることは
よくあることです。
 
それは、スタイルによる違いであったり、感情表現やフレーズに
よって声のカラーを変えるために喉頭を上げたり下げたりします。
 
但し、その前に必ずフローティングポジションを身につけてください。
そうすれば、喉頭を上げすぎなのか、下げすぎなのか、
 
緊張しているのか、していないのか、それらを判断する
基準がわかるようになります。
 
それでは次ぎに、喉頭のポジションを大きく5つに分類
してみましょう。
 
ハイポジション2 
ハイポジション1 
フローティングポジション 
ローポジション1 
ローポジション2 
 
次回は、これらの5つのポジションについて、どのスタイルを
歌うとき、どのポジションを使うのかなど、具体的にお話し
していこうと思います。
ボイストレーニング 方法 
ワンポイントレッスン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■ 喉頭を下げる その3
 
引き下げ筋が働いている感覚を覚えるために、練習ではおおげさ
に喉頭を低い位置に保つエクササイズをすることがあります。
 
しかし実際、歌うときの喉頭の位置は基本的には、低からず、
高からず、お互いがつりあった状態が理想的です。
 
綱引きでいうと、引き上げ筋チームと引き下げ筋チームの力が
互角で勝負がつかない状態です。
 
つまり、引き上げ筋=引き下げ筋 
 
しかし、決して固定化してはいけません。
常に遊びをもっておくことが大切です。
 
この状態を、フローティングポジションといい
歌うときの理想的な喉頭の位置です。
 
ただし、基本的なポジションがあるということは、
例外的なポジション、応用的なポジションも存在するということ
 
そのポジションとは? ・・・(次回に続く)
 
喉頭を下げるエクササイズはこちらの2つに収録

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173857.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■ 史上最強のスーパースター マイケル・ジャクソンが逝って
しまいました。彼のような革新的で人々に衝撃を与える天才はもう
でてこないのではないでしょうか?
 
そのマイケルのボーカルコーチで、87年以降のアルバム、
そしてツアーにバックグラウンドボーカルとして参加してきた
 
私が教わった先生の一人でもあるドリアン・ハレー
 
予定されていたファイナルツアーでもマイケルのボーカルコーチ、
そしてバックグラウンドボーカル陣のボーカルディレクターとして
その総指揮をまかされていたドリアン
 
そのドリアンがCNNニュースのインタビューで最後のリハーサル
の状況とマイケルの人柄を語っていました。
 
噂ではいろいろな憶測が飛び交っているようですが、リハでのマイケルは
とてもエネルギーに満ちていて、ジョークをとばしながらとてもハッピー
な様子だったそうです。
 
そしてドリアンいわく、マイケルはいままで会ってきた人の中で一番
スイートだったとも語っていました。
 
そのマイケルはもうこの世にいません、私の青春時代とともにあった
マイケル・ジャクソンに心よりの冥福をお祈りします。

ボイストレーニング 方法 ワンポイントレッスン

■ 喉頭を下げる その2

引き上げ筋が過剰に働き、喉頭が持ち上がる主な原因
は3つあります。

この状態を防ぎ、引き下げ筋が働いてくれるように導く
方法も合わせて説明していきましょう。

1、 母音を変形させる

母音は高音域で明るくなりすぎる、
または開きすぎる傾向があります。

これが喉頭を引き上げる原因の1つです。

それを防ぐには、純粋な母音で歌い通す
のではなく、微妙に変化させていきます。

母音を丸める、暗くするといったテクニックを
使うのですが、これを母音の修正といい、

正しく行うことで喉頭を正しい位置に保つ
ことができます。


2、声はサウンドビームに従う

自然な状態で声をだすと、音が高くなるにつれ
声は後ろへ傾いていくものです。

これを無理に前に押し付けようとすると、引き上げ筋
を含めた収縮筋が喉を硬く締め付けます。

これを防ぐには、サウンドビーム、サウンドコラム
といったテクニックを学ぶ必要があります。

3、サポートシステムの意識をもつ

サポートシステムとは、よくいわれる「支え」
に近い意味ですが、厳密に言うと違います。

まず、おヘソの下の丹田のあたりに、船の錨や
振り子のようなイメージをもち重心を下げます。

ただし、決してお腹に変な力を入れたり
硬直させてはいけません。

また、それだけでは声を押し下げ重々しくなって
しまうため、同時にソフトパレット(軟口蓋)
または、その上にも意識を持つ必要があります。

この2点を同時に意識することが正しい
サポートシステムの理解です。

そして、このサポートシステムができると、
引き上げ筋と引き下げ筋も吊りあいます。


但し、歌うときに常に喉頭が正しい位置に
あるとは限りません。

次回はこのあたりについて、お話しようと思います。

喉頭を下げるエクササイズはこちらの2つに収録

チェザリー教則CD

セスリグス教則CD,Book

ボイストレーニング 方法     ワンポイントレッスン
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■ 喉頭を下げる その1

まず、喉頭の位置を確認してみましょう。

喉仏またはアダムのリンゴといわれる部分が喉頭です。
そこに指先で軽く触れてください。

次ぎに、あくびをしてください。
(あくびをするマネでも結構です)
喉頭の位置が下がったのがわかるでしょうか?

これは、あくびにより、引き下げ筋という喉頭
周辺の筋肉群が働くことによっておこります。

今度は、つばを飲み込んでみましょう。
喉頭が跳ね上がったのを感じられますか?

これは、飲み込むときに引き上げ筋という
筋肉群が働いた結果です。

多くの人が、特に高い声をだすときこの引き上げ筋が
過剰に働き、喉頭が持ち上がった状態で歌いがちです。

これは、キンキン声、首が絞められたような声の
原因になり、音質云々ということもさることながら
喉を痛める危険性もあります。

ボイストレーニングでやってはいけないリストの
ワースト3に入ります。

この現象がおきる原因はいくつか考えられますが、
多いパターンは、引き上げ筋に比べ、引き下げ筋が
弱いケースです。

その場合、両方の筋肉がつりあうように、引き下げ筋
を鍛えなおす必要があります。

(次回に続く)

元祖、喉頭を下げるエクササイズ、母音をつなげることで
矯正するエクササイズが収録されています。



子音と母音を組み合わせるアプローチをとる教材は

ここ最近、女性ボーカリストのカバーアルバムのリリースや、
MR.BIGの再結成など、何かと話題のロックボーカリスト

エリック・マーティン

子育てで数年音楽から遠ざかっていたようですが、
ブランクを感じさせない力強い声は健在です。


彼自身チェザリーメソッドを学び、この教材を使っています。

今日のおススメの一枚
レッスンにお越しになっていた、お二人の曲も
収録されています。それをエリックが歌うと・・・

★  世界が認める、ボーカルコーチ、マークバクスター氏のQ&A
 
■ 質問
 
 効果的な一日の練習の流れを教えて下さい。
 
■ お答え
 
私がいつも生徒に言っている「4W」に従って
練習するといいでしょう。
 
4Wとは、Water(水)、Warm up(ウォームアップ)、
Work out(ワークアウト)、Warm down(ウォームダウン)
のことを指します。
 
今日はWaterの重要性についてお話しましょう。
 
水を多めに取り、喉だけでなく、体をいつも
潤しておくことが大切です。
 
お茶やコーヒーから水分を摂ろうとする人
がいますが、カフェインの作用で逆に水分
を奪う結果になります。
 
ボーカリストにとってベストなものは、
室温の水です。
 
ただ、声帯に水分が行き渡るまでかなり時間
がかかるので
練習や歌う30分前には水を飲みましょう。
 
水をとらないと、声帯が乾きます。
その結果、伸縮性がなくなります。
 
例えるなら、エンジンオイルなしで
走る車と同じです。
 
摩擦から熱が生じエンジンが焼きつきます。
 
次第に声帯は腫れ、ポリープや結節の原因
にもなりかねません。
 
もう1つ、水で大切なことは、
空気中の湿度です。
 
特に、乾燥している地域や季節
では加湿器は手放せません。
 
ツアー中、加湿器のないホテルに泊まるなら
しばらくの間、シャワーを流し、部屋を蒸気
で満たすとよいでしょう。
 
いずれにしても体と、空気中の水分を保つことは
シンガーにとって必須です。

マーク・バクスター

さんについては
ボイストレーニング方法
世界が誇るボーカルコーチ、マークバクスター氏のQ&A
 
■ Q.ビブラートについて悩んでます。
 
声がかなり震えているように聞こえるのですが、
どうしたらいいでしょうか?
 
■ A.ビブラートのエクササイズはいくつかありますが、
その前に、していただきたいことがあります。
 
まず、息のプレッシャーを減らして下さい。
 
いつも、あなたがしている発声練習より、
かなりソフトに声をだして下さい。
 
あなたの声域を通して、
AH(ア)、EE(イ)、OO(ウ)
を単音のロングトーンでのばす練習をして下さい。
 
それらの単音ができるようになったら、
シンプルなスケール練習をゆっくりとした
テンポでおこないます。
 
そのときも、まだボリュームは
落し気味にして下さい。
 
それから少しずつボリュームを
上げていきます。(数ヶ月かけて)
 
それができるようになったら、
ビブラートをかけるのも簡単になっているはずです。
 
以上が自然なビブラートをおこすベストな方法です。
 
それでもできないようであれば、まだ、
どこかに力が入っている可能性があります。
 
別のアプローチ方法もありますので、
その時、またご相談下さい。

「ブレイクを埋める」とはどういうことですか?

前回の記事について、ご質問をいただきました。

前回の記事は

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173853.html

■ お答え

音が上がっていくと、声が不安定になり、切り替わる
部分に出くわします。

このエリアを、パッセージエリア、パッサージョ、ブリッジ、
トランジッションあるいは、ブレークポイントなどといいます。

男性、女性の違いや、個人差も多分にありますが、
アバウトにF前後、そしてB♭前後に存在するとして
おきましょう。

そのエリアを中心に、ざっくりいうと声帯と息のバランス
が崩れ、声が上手くつながらず、ひっくり返ったり、
裏返ったりすることをブレークといいます。

そして、ブレイクを埋めるとは、このブレークが
おきないように、上手く橋渡しすることをいいます。

それには、前回のインタビューにあったように、

チェストボイス、ヘッドボイス、フェリンジャルボイス、
ミックボイスなどを練習して身につけた結果、ブレイク
は埋まっていきます。

そのエクササイズを収録してありますので
よろしければ、ご利用下さい。

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173857.html

友人であるシンガー、カーメル・ヘレン

へのインタビュー2回目です。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ アーティストインタビュー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
■(やすだ) ステージで気をつけていることはありますか?
 
★(カーメル) パフォーマンスの間は、
 出来不出来をジャッジしないこと。
 
 ステージの上では、事実より悪く
 解釈しがちだからね。
 
 それよりお客さんに想いを伝える
 ことに集中すべきだわ。
 
■ 風邪をひいたときはどうしますか?
 
★ 喉に痛みがあるときは歌うなって
  いつもグロリアが言っていたわ。
 
 でも、ライブの前やレコーディング前には
 そうもいかないときがあるのが現実ね。
 
 そうなったら何とか乗り切るしかないけど、
 まずは風邪をひかないように日ごろから
 注意することが大切だわ。
 
 なによりも予防ね。
 うがい、手洗いは常識。
 
 そして完全に風邪をひく前にその兆候を
 体でキャッチすることが大事だわ。
 
 もしもおかしいなって感じたら、私は
 ビタミンC、にんにく、エケネシア、
 それらを同時にすぐさま摂取するわ。
 
 そしてやはり睡眠。
 それから、たくさん水を飲むといいわ。
 
■ 私もよく質問されることですが、
  ブレイクを埋める方法について教えて下さい。
 
★ それはプレイスメント(声を置く位置)
  にかかっているわ。
 
 前にも言ったけど、エクササイズによって
 筋肉に正しい動きを記憶させることが大事だわ。
 
 スポーツ選手と同じね。
 
 ポイントは、高音になるとチェストボイスと
 ヘッドボイスをミックスさせるの。
 
 でもいきなりは無理だから、
 まず声帯のエッジを鍛えていくの。

チェザリーメソッドには、フェリンジャルボイス
 というテクニックがあるけど⇒

 

 これが、声帯のエッジを開発するのに
 優れた効果があるの。
 
 ある有名なボイストレーナーは、
 このフェリンジャルボイスに
 自分の解釈を加えただけね。
 
 だから、このフェリンジャルボイス
 が元祖になるわ(笑)
 
 それから、ミックスさせるために大切なことは、
 あくびをしたときに感じる喉の奥の方を拡げ、
 
 それと同時にソフトパレット(軟口蓋)を開けるの。
 
 ヘッドボイスに移行する空間を確保するためにね。
 
 それからもう1つ大切なことは、
 顔の前にもプレイスメントを持つことね。
 
 それがミックスボイスのコツだわ。
 練習によってその2つの感覚をつかむこと。
 
 もし、いい先生が見つかれば、
 その手伝いをしてくれるわ。
 
 でも、このことを分かってない先生は
 やめておいたほうがいいわね。
 
 
グロリアが教えていたチェザリーメソッドを習得し、
彼女は自分の声や歌が変わったといいます。
 
リニューアルしたばかりのこのサイトで
彼女の歌が聴けます。

チェザリーメソッドを習得すると・・・

そして、フェリンジャルエクササイズを収録してある
チェザリーメソッドについては、こちらから

 

次回は、カーメルへのインタビュー最終回です。
 
シンガーにとって大切なこととは?
 
それを再確認させてくれたインタビューです。
ボイストレーニング方法 Q&A
 
「世界に誇るボイストレーナー、マークバクスター氏のQ&A」
 
■ 質問 
 
私はキーボードなどの楽器を持っていないのですが
楽器を使わなくてもできる練習方法はありますか?
 
■ お答え
 
すぐにキーボードを購入することをおススメします。
 
そうすることで音に対する感覚が研ぎ澄まされます。
 
あるいは私の教則CDを使って、それにあわせて
練習するのもよいでしょう。
 
とりあえずキーボードがないときの練習方法の一例
をあげましょう。
 
まず、あなたにとって自然な話し声のピッチを探します。
 
見つけたら母音のイを使って、少しずつ高い声に移って
いきます。
 
常に声帯が柔軟であることを忘れないで下さい。
またこの段階では高音を小さな声で出すことです。
 
無理のない一番高い声に達したら、そこから
サイレンや爆弾を落とすときのような音で
声をスライドダウンします。
 
その際、顔の筋肉に力が入っていないように注意しましょう。
 
もし表情がこわばっているなら、本来使うべきでない筋肉が
働いているということです。
 
そうであれば母音のイではなく、Z(ズー)という音に
変えて練習します。
 
Z(ズー)で無駄な力がとれてきたと感じたら、また
母音のイに戻り練習を続けて下さい。
 
キーボードを持っていない場合、まずはこの練習から
始めてみてはいかがでしょうか?
 

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173856.html

ボイストレーニング方法 Q&A 
 
「ミックスボイスって何?」
 
 
ミックスボイスという言葉がかなり
認知されるようになってきました。
 
でも、はっきりと定義されているわけ
ではなく、その解釈は人さまざまです。
 
頭声と胸声にはさまれた、中声を
ミックスボイスといったり
 
頭声と胸声を結びつける声
 
あるいは、ファルセットと胸声の間に
挟まれた声
 
といったところが一般的でしょうか、
 
確かに、それも一理あります。
 
しかし、それだけでは不十分です。
 
 
ここでは、私の解釈でのミックスボイス
についてお話します。
 
実は、ミックスボイスは1つだけではなく
ある意味、無限に存在します。
 
その組み合わせは、声帯の使い方と
共鳴のコンビネーションで決まります。
 
これらのブレンドを微妙に変えることで、
それこそ無限につくりだすことが可能です。
 
ただ、最初から、それらのブレンドを
コントロールしようとしても無理があります。
 
その前にまず、ミックスボイスのバリエーションの一部である
 
スクワーキーファルセット
 
フェリンジャルボイス
 
チキンノイズ
 
キティーキャット
 
ウイッチボイス
 
クライ
 
ワイニー
 
などを使って、ミックスボイスのきっかけを探っていきます。
 
 
これらの声質は、なかなか言葉で説明しにくいものですが
わかりやすいものは、チキンノイズ(鶏の鳴き声)
 
キティーキャット(子猫ちゃんの声)あたりでしょうか。
 
ただし、ベースができていないと喉を痛める可能性があるので、
一人で練習するときは、充分気をつけて下さい。
 
フェリンジャルボイス、これは説明しずらいですね、
 
百聞は一見にしかず、もとい、一聴にしかずですので、
あなたの耳で、じかに確かめて下さい。
 
フェリンジャルボイスは、この教材に収録してあります。
このエクササイズだけでも値千金です!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 
バードビークのレッスンでは、先ほど述べたチキンノイズ
ウイッチボイスなどをはじめ、このフェリンジャルボイス
をそのうち嫌でもやらされることになります。(笑)
 
これらが、できるようになる前に、いくらミックスボイスを
練習しても、効果が薄いどころか、喉を痛める危険があります
ので、充分注意して下さい。
ボイストレーニング方法 Q&A
 
「世界に誇るボイストレーナー、マークバクスター氏のQ&A」
 
■ ご質問
 
最近、のどにタンがからんで困っています。
 
私は、週に2回位のペースでライブをしている
のですが、歌いにくくて困っています。
 
喉の奥の方、声帯の辺りにタンが詰まっているような感じです。
 
なにかこの問題を解決する、よい方法はないでしょうか?
 
ちなみに、私はタバコを吸いません。
 
■ お答え
 
私の場合、お湯の中に塩を少しいれ、うがいをしたり、
Echinacea and Golden Seal root comboの濃縮液を使います。
 
でも、もっと大切なことは、タンの原因がなにかを探ることです。
 
アレルギー、逆流性食道炎、ストレス、睡眠不足、水分不足、
間違った練習による喉への負担などが考えられます。
 
まずは、これらのことが自分にあてはまらないか質問してみて、
もし、ここらあたりあるのであれば、
 
1、生活習慣を改善する。
 
2、正しい練習方法を教えてくれる指導者を見つける。
 
3、アレルギー、耳鼻咽喉科、消化器系などの専門医に相談する。
 
以上参考にして下さい。
ボイストレーニング方法 Q&A
 
「世界に誇るボイストレーナー、マークバクスター氏のQ&A」
 
■Q. 声域を広げるには、ファルセットを練習するといいと、
   マークさんは教則ビデオで強調されていましたが、
 
声量を上げて歌うと、ミドルCの上のAあたりで
ブレーク(声がひっくり返ること)がおきます。
 
ソフトに歌うときは、ブレークがおきません。
 
ビデオのマークさんのデモンストレーションは
強く歌っても、ソフトに歌ってもブレークが
起きませんがなぜでしょう?
 
■A. ファルセットを歌うときは、声帯が薄くなります。
 
高音では、声帯をストレッチ(伸ばす)する必要があります。
 
厚く使うよりは、薄く使った方が声帯を伸ばしやすくなります。
 
声帯をストレッチできる能力を身につけたら、チェストボイス
と結びつけるために、少しずつ声帯の厚みを増す練習をします。
 
低音域で、チェストボイスに移っても、なるべくファルセット
のとき使われる声帯の薄い膜の組織を残して練習します。
 
大きく歌うときと比べ、ソフトに歌うとき、ブレイクポイントは、
やや低い音でおこります。
 
あなたの声がブレークしなかった理由は、その時、適度な
エアープレッシャー(息の圧力、及び量)を使っていたからです。
 
大きく歌おうとした時、Aの音あたりでブレークがおきました。
 
なぜなら、必要以上のプレッシャーを送り込んでいたからです。
 
そうすると、喉頭の周りの筋肉が緊張して、硬直を引き起こします。
 
この状態を続けていたら、絶対上達しません。
 
そうならないためにも、ファルセットの練習をしましょう。
 
以上のことに気をつけて、段階を踏めば、いずれ、あなたの声から
ブレークが消えるときがきます。
 
ブレークがなくなるエクササイズはコレ!

■ リップロール ボイストレーニングの方法

「ミスタープッシュ」

それは、私がアメリカにいったばかりの頃、
つけられたニックネーム。

これを訳すと「力ずくで声をだす奴」
とでもいうのでしょうか。


なぜ、そう呼ばれていたかというと前にもお話しましたが、
日本で教えられた悪い癖を引きずったままアメリカに行って
しまったからです。

1に腹筋2に腹筋、3,4がなくて5に腹式呼吸!
そんな感じでした。

お腹を使って低いときと同じ太さの声を高音まで
力でもっていく

呆れ顔のアメリカ人の仲間を横目に、パワーだけは
負けていないと自分だけ得意になっていました。


あ〜無知とはなんと恐ろしい!


思い出すだけでも、恥ずかしくて
いたたまれない気持ちになってきます。

できることなら消し去ってしまいたい
人生の汚点です。


そんな私をみかねてか、先生に与えられた
課題の1つがリップロール。

最近でこそ日本のボイトレでもかなり
メジャーなエクササイズになってきました。

しかし、このエクササイズの本来の目的を
わかっている人がどれくらいいるのでしょうか?

なんてことはない、ただ音にあわせて
唇を回転させるだけなのですが

シンプルなエクササイズだからこそ
実は奥が深かったりします。

このエクササイズの効用は多いのですが
今日はそのいくつかをご紹介しましょう。


まず、先ほどの私のよう力で押しまくる人に
とってプレッシャーを静めるのに適しています。

それなのに、力ずくで唇を回転させている人を
見かけますが、これでは火に油を注ぐだけです。

なるべく必要最小限の力で、ゆったり
惰性で回転させるようにして下さい。


そして、息、声帯、共鳴そして表情筋の
リラックス(この場合は唇とその周りの筋肉)

この4つのバランスをとることが
このエクササイズの最大の目的です。

このバランスは音程によっても変わってきます。

高い音では子音をコンパクトにする
テクニックも大切な要素のひとつです。

このテクニックについては、本筋からはずれるので
また改めて説明したいと思いますが、

力ずくで高音を出そうとすると、決して
子音をコンパクトにすることができません。

これではバランスがとれず、それどころか
大きなトラブルを招く原因になります。


話は戻って、しばらく試行錯誤の日々が続きましたが、

私がこのバランスとは何か頭でも体でもわかったとき
いつのまにか「ミスタープッシュ」という蔑称を
耳にしなくなりました。


このリップロールは、その振動によりマッサージ効果、
喉頭まわりの血流が良くなるなどの利点などもありますので、

ウォームアップやウォームダウン
にも適しているエクササイズです。

超一流ボーカリストの中にも、歌う前には
リップロールだけは絶対欠かさないという
人も結構いるのです。

一流のボーカリストがやっているのに、
なぜあなたはしないのですか?

このリップロールのエクササイズが
収録されている、ボイトレ教材はコレ!

■ カストラートが使っていたテクニック
 
「カストラート」という言葉を聞いたことがありますか?
 
カストラートとは、17,18世紀に活躍した女性と
同じ音域を歌うことができる男性歌手のことです。
 
当時、女性は教会や舞台で歌うことが禁止されていました。
 
そのため女性の音域を補うためボーイソプラノを訓練しましたが
いよいよ、というところで変声期になってしまい結局使えず・・
 
かといって男性の弱々しいファルセット
では観客を満足させることができない。
 
そこで登場したのが、大人になっても少年の頃の
声を維持できるように変声期前の少年を去勢して(痛っ)
人工的につくり上げたカストラートの誕生です。(怖ゎ)
 
それでは、一時期話題となったカウンターテナー
とはなにが違うのか?
 
それは基本的には彼らがファルセットを多用した
歌い方であるのに対して、カストラートは単に
高い声がでるだけでなく、強い響きのある声も
兼ねそろえていたことです。
 
そして、それと同様の効果をだせるように開発されたのが
今日ご紹介するフェリンジャルボイスです。
 
それは、ちょうどチェストボイスとファルセットの間に
位置する特定の声です。
 
男性は高音域、女性は中低音域にフェリンジャルボイスが
存在しますが、男性だけでなく女性もこのテクニックを
身につけることは必須です。
 
特に声に芯がない方にとっては・・・
 
その他、男性とほぼ同じ効果が
得られます。詳細は下記に
 
 
以前にもご説明したミックスボイスは、実は1種類だけではなく、
チェストボイスとファルセットの間に無限に存在するものです。
 
フェリンジャルボイスはあくまでもミックスボイスの
バリエーションの1つにしかすぎません。
 
別の言い方をすると、フェリンジャルボイスを習得することで
それにチェストボイスとファルセットを混ぜ合わせ、ブレンド
を変えるだけで様々な種類のミックスボイスを作り出すことが
可能になるのです。
 
 
また、純粋なフェリンジャルボイスは金属的な鋭さの響き
をもつため、特定のスタイルや表現以外にそれ単体で歌に
使われることはめったにありません。
 
私がアメリカでレッスンを受けていたとき
 
「魔法使いのお婆さんのような声が
フェリンジャルボイスの音色をつくるコツ」
 
と先生にいわれボイストレーニングに励んでいました。
 
但し、練習場所に気をつけましょう!
 
何も知らない他人が見たら、危ない人に
みられること間違いなし!
 
確実にあなたの周りから人がいなくなります。(笑)
 
こんなへんてこな、フェリンジャルボイスですが、
一度チェストボイスとファルセットに絶妙な
バランスでブレンドすると力強いパワーを
兼ねそろえたヘッドボイスがだせるのです!
 
 
ここでフェリンジャルボイスを身につけることで
得られるメリットのいくつかをあげておきましょう。
 
1、 声のブレーク(ひっくり返り、割れ)がなくなる。
 
2、 メッサ・ディ・ヴォーチェ(声をだんだん大きくしていき、
  そして小さくしていくテクニック)が身につく。
 
3、 様々な声のバリエーションをみにつけることができ表現の幅が広がる。
 
4、 高音をだすことへの恐怖心がなくなる。高音に対して自信がつく。
 
5、 ただ高いだけでなく芯のある強い声がだせる。
 
6、 本来使うべき声帯の筋肉が鍛えられる。
 
7、 声の震えを改善できる。
 
8、 声の出だし、アタックが楽になる。
 
9、 声が疲労せず、長時間歌えるようになる。
 

この本当のミックスボイスを身につける、フェリンジャルボイスが収録されている教材はコレ!

おはようございます。
 
東京は、今日も朝から暑いです。
 
夏の暑さをしのぐには、アイスクリームが一番!
 
 
昨日、アイスクリームを食べながらふと思いました。
(けっこう甘党です。笑)
 
「アイスクリームはなぜとけるんだろう?」って
 
(後半に続く・・・)
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
ボイストレーニング方法 Q&A
「世界に誇るボイストレーナー、マークバクスター氏のQ&A」
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
質問:
 
声にパワーがなくて困っています。
かといって、力で声をだそうとすると喉がすぐ痛くなります。
 
なにかよい方法はありませんか?
 
回答:
 
ひとつ気をつけてほしいことは、パワフルに歌うということと
大きく歌うことは意味が違います。
 
声を大きくだそうとすればするほど、皮肉にも声は弱くなります。
 
それは、体の各パーツの機能にはそれぞれ限界があるように、
力で声をだすことは、声帯の機能を無視したやり方だからです。
 
それは無理に関節を曲げようとすることと同じです。
 
もし、強い息のプレッシャーで喉に負担をかけると、声帯が腫れ
本来、歌とはなんの関わりもない筋肉も一緒に動いてしまい硬く
緊張します。
 
喉が痛くなる原因はここにあります。
 
声を強くする効果的な方法は、ヒ(Hi)を使ったエクササイズです。
 
この子音の声帯が開閉する動きは、本当に必要な喉の小さな筋肉を
内側から鍛えるのにもってこいです。
 
まず、お腹に手をあて、リラックスした状態を保ちます。
 
首の筋肉が緊張していると、声帯の開閉の動きを感じられません。
息を激しく流しすぎないことがコツです。
 
まず、ボリュームを落とし気味にし
腹筋を使ってリズムを刻まないようにしましょう。
 
そして、ヒ(Hi)をなるべく正確に発音します。
 
このエクササイズをこなせるようになると
喉を痛めずパワフルに歌う能力が身につきます。
 
このエクササイズが収録されている教材はコレ! 
その他にも、ボーカリスト必須テクニックが盛りだくさん。
 

マーク・バクスターのボイストレーニング・ボーカル教材

 
■ アイスクリームがとける理由。
 
あなたは、なぜだと思います?
ちょっと考えてみて下さい。
はい。
 
それでは答え合わせの時間です。
 
「暑いからとけるに決まっているじゃないか。」
そう思ったあなたはストレートな方ですね。
 
「アイスクリームの温度と気温の温度差でとける。」
 
「アイスクリームに含まれる成分が・・・・」
 
知的なあなたはそう答えたかもしれません。
 
 
他に思いつきませんか?
アイスクリームはなぜとけるのか?
それは
 
「早く食べないからです!」
 
私がここでいいたいことは
「すぐに行動することが大切」ということです。
 
これはHPでも繰り返しお伝えしていることです。
 
先日こんなメールをいただきました。
 
「入会募集の打ち切りなんて知りませんでした。1年前から迷って迷って
来月入会しようと思っていたのに定員になってしまいとてもショックです。」
 
本当に申し訳なかったのですが、食べようか、どうしようか
迷っているうちにアイスクリームはとけてしまうのです。
 
私もいままで数え切れないほどアイスクリームをとかしてきました。
 
その反省から
 
「目の前においしいアイスクリームがあるならいますぐに食べましょう!」
 
と声を大にしていいたいのです。
 
あなたにとってのアイスクリームとは何ですか?
 
 
アイスクリームがとけちゃう前に今すぐゲット!

http://www.vocal-lesson.jp/category/1173856.html

ボイストレーニング方法 Q&A
 
■「本物の声量、偽者の声量」その1
 
 
「声量がないんですが、どうしたらよいでしょうか?」
 
といった内容のご質問をいただきました。
 
 
逆に質問したいのですが、あなたのいう声量って何ですか?
 
実は、そのことをはっきりさせておかないと、
解決策を見出すことはできません。
 
単にうるさくて、耳障りな、近くでしか大きく聞こえない
見せかけの声量であれば、簡単です。
 
体を硬くして、力で声を振り絞ればいいだけの話しです。
 
案外このようやり方で、声量を出している人多いんじゃないかな?
 
そんな声量に限って体に負担があり、引っかかるような感覚があるため
いかにも声がでているという錯覚をおこしやすいのです。
 
しかし、私たちが、習得すべき本当の声量とは、体に負担がない
まるで体がないかのような、開放された外側に向かった声なのです。
 
それは、近くではそれほど大きく聞こえないかもしれませんが、
遠くまで響き、はっきりと聞こえるものです。
 
倍音に富み、深みを伴った柔軟な音色です。
 
こういう声のほうが、マイクのりも良いですし、
最小限のエネルギーで、最大限の効果をだせる、
まさに省エネシンギングのキモなのです。
 
一言で言えば共鳴を使うか、使わないかということです。
音叉(楽器のチューニングのときに使う鉄の棒)を例にあげて
説明しましょう。
 
音叉だけで大きな音をだそうとするのが先ほどの前者のやり方です。
 
つまり、音叉を鉄板や石などに、力いっぱいたたきつける
すると、確かに大きい音がでる、でもその音はキツク粗いはずです。
 
今度は、音叉を軽く膝にたたいてみて下さい。
 
音が鳴ってるんだかわからないようなかすかな音ですが
それを、机の上にのせるや否や、音が大きく拡がります。
 
これは、音叉の響きが、机という媒体をかりて増幅された結果です。
 
これこそが、後者の声量、共鳴を生かした声量のからくりなのです。
 
 
ギターだって、ピックを硬く握り締めて、弦が切れんばかりに
力でガシャガシャ弾くより、ピックを軽く握り、手首のスナップ
をいかして弾いたほうが、ギター本来の性能を最大限引き出せます。
 
ただ、人間の声は音叉やギターほど単純な仕組みでないので
一筋縄にはいきません。
 
 
では、人間の声量とは?
 
 
(続きは、次回に・・・)
ボイストレーニング方法 Q&A
 
■「本物の声量、偽者の声量」その2
 
 
前回の話を、簡単にまとめてみると
 
「体を硬くして、力で大きな声をだすことは、ブレーキを踏みながら、
同時にアクセルをふかすようなもの」
 
 
といったことでした。
 
 
そして今日のテーマ
 
人間の声量の仕組みとは?
 
 
実は声量とは、下記のコンビネーションによって決まります。
 
1.共鳴
2.声帯の厚み(振動する部分)+息の量
3.声帯の開閉
 
 
そして、1〜3の声量の種類をそれぞれ一言で表現すると
 
1.共鳴 → 拡がり
2.声帯の厚み(振動する部分)+息の量 → 重量感
3.声帯の開閉 → 密度
 
 
この3つの輪が重なった部分それこそ
バランスの取れた声量なのです。
 
しかし、たいていの人は3つのうち、どれか1つ、あるいは2つ
はてまた、3つ全てに改善が必要なケースもあります。
 
 
「密度」という種類の声量が少ない人は
頼りない、ぼやけた声になりがちです。
 
その場合、声帯を閉じる筋肉を強化します。
 
「拡がり」に関わる声量が足りない人は
声がこもったり、声質が硬く単調な傾向があります。
 
改善するには、共鳴に特化したエクササイズをします。
 
 
「重量感」に関係する声量に問題がある人は
声が薄い、迫力がないなどです。
 
息のプレッシャーが声帯の能力を超えない範囲で
声帯を振動させるエクササイズをしましょう。
 
 
常に、息と声帯は対の関係にあります。
 
くれぐれも、そのバランス崩さないよう気をつけて下さい。
 
このように、症状が違えば、重点的にやるエクササイズも違ってきます。
 
まず、あなたにとって、3つの部分のどこに問題があるか把握して下さい。
 
それがわからないまま練習をすると、自分ではできている
つもりでも、まったく逆のエクササイズをするはめになります。
 
よくなるどころか、かえって悪くります。
 
例えば、もともと息のプレッシャーの強い人が
さらに、強い息を流すトレーニングをするといったことです。
(結構いるんですよね。こういう人。)←昔の私・・・
 
そうすると、声帯に過度な負担がかかりダメージを受けます。
 
そうならないためにも、自分で見分けられない場合は、以上のことを
判断できる第3者にアドヴァイスしてもらうのがベストです。
 
 
近くに、そのような人がいない?
 
その場合は、3つのバランスを考え、偏らないように練習をして下さい。
 
そうすれば、リスクは少なくなります。
 
 
喉を痛めず、無理なく安全に声量アップしたい方は
この教材に収録されているエクササイズを試して下さい。
 
歌には、使うべき筋肉と、使ってはいけない筋肉があります。
 
その本来使うべき喉頭の内部の筋肉をピンポイントで鍛えていく
エクササイズが収録されています。

声量にお悩みがある方は今すぐゲット!

お問合せはこちら

少人数で運営しております。
お問い合わせは送信フォームをお使い下さい。

歌の悩みが解決! どうせやるなら本場のボイトレ
アメリカのボーカルレッスン、ボイストレーニングの方法、教えます。
ポップス,R&B,Rock(ロック),Jazz(ジャズ)のボイストレーニング教室

対応エリア
東京、横浜、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌などに会員

お気軽にお問合せください

無料メルマガ!
「ボイストレーニング革命」いますぐ登録!

メールアドレス(半角)
お名前

推薦者の声

s-Rachel App Novello Pics 002 small.jpg

ジョン・ノヴェロ(ナイアシン)

"I highly recommend Tomoaki Yasuda as an excellent vocal instructor.
He really knows his craft!"
John Novello

「やすだともあき氏は最高のボーカル・インストラクターとしてお薦めできる方です。
彼は歌唱という特殊な技術を完璧に理解している。」

ジョン・ノヴェロ(ナイアシン)

マーク・バクスター

マーク・バクスター

"Tomoaki is a gifted and dedicated teacher of singing.
His knowledge of technique is outstanding.
Anyone looking to improve their vocal skills would be well served by this inspiring teacher." 
Mark Baxter

「ともあき氏は才能に満ち溢れているだけでなく、情熱を持ったボイストレーナーだ。
彼は飛び抜けた知識と技術を持ち合わせている。
自分のボーカル技術を上達したいと思っている人は必ず彼から多くを学べるはずだ。」

マーク・バクスター

トレーシー

トレーシー・ミェン・ルイス
▼最新動画
http://youtu.be/7bpwCA171vA

"Tomoaki Yasuda's passion for teaching is rare. 
He
is dedicated to bringing the best in vocal technique to his students,
insuring the student has a complete understanding of their instrument
and how to use it.
He is a wonderful instructor and an great asset to the vocal community as a whole."
- Tracee Meyn

「やすだともあき氏がボーカル・トレーニングに注ぐ情熱は他に類を見ないほどだ。
彼はその情熱的な姿勢で会員に最高のテクニックを伝授する。
また、その技術を完全に理解するよう丁寧な指導を心がけている。
氏は優れたインストラクターだけでなく、ボーカル界にとって大きな財産である。」

トレーシー・ミェン・ルイス

会員さんの声

■ 数多くあるボイストレーニングの学校の中から、BBを選んだのは、先生の声に対する考え方に深く共感したからです。

是非入会したい!と思った時は、生徒の募集をお休みしていたため、他のスクールに通っていました。

 
以前通っていたスクールでは、お腹で支える!の一辺倒で教えていたので、講師の方々が、どうしても喉に力が入ったような声を出していましたし、習っている生徒さんたちもみな同じでした。
 
納得できずに、結局辞めてしまい、歌うことも止めてしまいました。
 
しかし、偶然にまたBBのHPにたどり着いたとき、再度生徒の募集をしていたので、慌てて入会しました。
 
実際にレッスンを受けてみて、の私の感想ですが、まず、とても信頼できます。
 
これが一番大切で、そして全てです。
 
先生が、確かな耳を持ってらっしゃる。
 
そして確かな技術を持ってらっしゃる。
 
だから私の声の出し方のどこが悪くて、どうしたら改善できるのか、的確なアドバイスをすることができる。
 
もう本当にこれが全てです。
 
毎回、声の出し方について、少しづつ理解が深まって、レッスンの後は、とてもハッピーな気持ちになります。
 
一度は歌うことをやめてしまいましたが、安田先生と出会って、また基礎から習い始めることができて、本当にラッキーだと思っています。
 
少しづつですが、理想の声に近づけるよう、これからも頑張っていきたいです。
(K,Eさん 千代田区)
 
 
■ 喉に力が入ってしまって、1曲すら歌いきることが困難というのが私の悩みでした。
 
HPでbirdbeakの存在を知り、体験カウンセリングに行くことに決めました。
 
無料体験レッスンというものがたくさんあるなか、そうではない有料のレッスンに惹かれたのは、HPから何らかの力、引き寄せる力を感じたからだと思います。
 
体験カウンセリングに私は1分半ほどのデモ曲を持参しました。
 
自分の出来るすべてを、すべての知識をそこに凝縮して録音しました。
 
そして、そのたった1分半のデモを安田さんに聴いていただきました。
 
そしたらなんと、即座に4つ5つとアドバイスの言葉が私の耳に届きました。
 
今まで悩んでいて、何をしたらうまくなるのかわからずにいたのに、一瞬にして解決の方法を見出した安田さんには本当に驚きました。
 
そして感動しました。
 
本物に出会えたと思いました。
 
レッスンに通い始めの頃は、正直、新しいアイディアに戸惑いました。
 
頭ではわかっていても、実際に出来るかといったらそうでなかったからです。
 
頭でわからないことすらありました。
 
固定観念があったからです。
 
わからないことは何でも、そして何度も同じ質問をわかるまで質問しました。
 
その都度、安田さんは丁寧に様々なアイディアで教えてくださいました。
 
今私は、レッスンに通い始めて約1年になります。
 
頭でわかっていることと、出来ることのギャップがやっと埋まってきているところです。
 
以前のように何をしたら良いのかという悩みは無く、日々正しい方向に努力できるくらいにまでなりました。
 
もちろんまだレッスンによるアドバイスが必要な段階ですが。
 
昔、力いっぱい歌って録音したものと、今、力を抜いて歌ったものを比べると、明らかに変化があります。
 
今のほうが聴きやすい、そして何より歌いやすい。
 
いかに無駄なことしていたかがわかります。
 
しかも喉を痛めていました。
 
今は、歌っても疲れない、喉が痛くならない、ということが嬉しくて仕方ありません。
 
入会前の悩みはもちろん無く、今の悩みは歌いすぎによる近所迷惑を心配するくらいです。
(M,Iさん 千葉市)
 
 
■ Bird Beakで安田先生のレッスンを受けるようになって3か月半になります。
 
たったそれだけの期間なのに、自分の口の中や喉における意識が格段に上がりました。
 
具体的に言うと、固まりだったものが、現在10くらいにパーツ分けされて、それをある程度ばらばらに動かせるようになってきた、という感じです。
 
これからもっともっと細分化していくんですよね?楽しみです。
 
以前のボイトレでは「お腹から声を出せ」以外に、どこをどうすればいいとはちゃんと教えてもらえず、まぐれでいい声が出ると「その状態をおぼえておくように」・・・。
 
それを習いに行ってるんじゃん!!
 
のどを壊す前に、安田先生に出会えて本当によかったです。
 
1日も早く、今歌っている声と、ここで学んでいることが歩み寄って、素敵な歌が歌えるようになることを祈りつつ、今日も練習します^^
 
そうそう、この三日坊主の私が、ほぼ毎日、安田先生に習ったことを復習してるんです。
 
そうさせる何かも、ここのレッスンにはあるんですね。
(ウクレレリンコさん 市川市)
 
 
■ 大阪から毎月2回通っています。
 
交通費のほうがレッスン料を上回りますが、それでも通う価値があります。
 
こちらが一生懸命に練習し、成果を出せば出すほど、無限のアイディアと方法を与えてくれ、先生の引き出しの多さにはいつもビックリさせられます。
 
おかげさまで、自分の夢の実現まであと一歩のところに来ました。
 
本音を言えば、今いる会員だけで独り占めしておきたいです。
 
だからあまり多くの人に入会してもらいたくありません。
 
やる気のない人は来てもあまり意味はないでしょう。
(Y,Sさん、大阪)

ボイストレーニング教室

世界標準の
ボイストレーニング・ボーカル教室 Bird Beak

東京、横浜、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌などに会員がいらっしゃいます。

代表プロフィール

side.jpg
やすだ ともあき

ボイストレーニング・ボーカル教室Bird Beak 代表2度に渡る長期アメリカ滞在(3年)でアメリカ人プロシンガー、ボイストレーナーのレッスンを受け、トレーニングの教授法も学ぶ。
多くのプロミュージシャンとのセッション、ライブ活動を経て帰国。アメリカ人ミュージシャン、音楽関係者との親交も深い。
渡米ライブ、アメリカ人ボーカリストへの指導経験もある。 NATS(全米歌唱指導者協会)会員

アメリカに20年は後れている日本のボイストレーニングに、新しい価値を伝えることを使命とする。

ボイストレーニング、ボーカルスクールの裏事情を知り尽くした「やすだ」が、いま本物の情報を提供する!