ボイストレーナー ブログ
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■ 「行動 」 その5

あなたにとって本当に大切なものはなんでしょう?

今回の震災で、誰もが自分自身の生き方を見つめなおす

大きなきっかけを与えられたと思います。

人の命は、はかないも。そして、いま命をつなぎとめている

私たちだって、いつどうなるかわからないという当たり前の

事実に直面しました。

それなら、悔いのないようにやりたいことをやる。 やりたいと思っていたけど、やっていなかったことをする。

自分が今できる最大限の事をする。

そんな思いが多くの人の心に芽生えました。

しかし、その気づきと行動との間には大きな距離があります。

せっかく気づいたのに、身動きがとれない人、

その一方で、気づきを実際の行動におこせる人

これからこの2種類の人の間には、大きな差となって

目にする世界、そして体験する世界が変わってきます。

震災後に福島、宮城、北海道から参加表明をいただき新たに

会員になられた方々も気づきをすぐ行動に移されました。

大切なことは、自粛することではなく、行動することです。

その行動こそが本当の意味で、自分のためになり、人の役に立ち、

そして、世の中を良くしていくのではないでしょうか?

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■ 「行動 」 その4

ミネラルウォーターやトイレットペーパーを
買い占めている人を横目に、私は、

震災の翌々日に、ギターや家具、旅行用スーツケース
など耐久消費材を買いまくりました。

そうした理由はいろいろありますが、その中で触れて
おきたいことが

「エネルギーの解放」 です。

こういうことがおこると人間は、多かれ少なかれ
躁鬱状態になります。

それを事前に予防するための方法が
エネルギーの解放です。

その1つが、思い切った消費活動です。

地震というエネルギーに対して、人の心のエネルギー
が乱されました。

それを、ある人は歌のエネルギーで
またある人は、ボランティアというエネルギーで
そして、募金や消費活動といったお金のエネルギー

などで乱れたエネルギーのバランスを調整しました

私のとった行動、他にもありますが、自分のことだけ
くどくど言うのもなんですので、

次回、新しい会員さんのとった行動をご紹介します。

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■ 「行動 」 その3

「アーティストは大衆を相手にしても、

自らが大衆になってはいけない」

そのためには、自らの視点を高く持つ、

視野を広くすることです。

(これらについては以前のブログにも書きました。)

シンプルなものは、大衆のとらない行動をとる。

つまりは逆張りです。

地震直後、私のとった行動の1つがこれです。

出先で震災にあい、歩いて帰ることになったのですが、

大衆のとらない行動をとったことで、他の人が4、5時間

かかったところを、2時間ほどで戻ることができました。

この裏技は、お勧めできるものではないので言及しませんが、

ヒントは

1、集団行動をとらない。

2、人がフリーズしている間がチャンス

ということです。

私のとった行動その2は、

(次回に続く・・・)

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■ 「行動 」 その2

世の中、自粛ムード一辺倒です。

もちろん被災地の方々のことを思えば、
そういう気持ちも当然わかります。

しかし、国民全員が、何から何までも 自粛したらいったいどうなるのでしょう?

ここでもアーティストとしての物の見方、 考え方、生き方が問われます。

自粛と言っていればとりあえず安心、 誰からも叩かれません。

しかし、それは人の目を気にして、
後ろ指をさされないための自己保身
の場合が多いのではないでしょうか?

人と違うことをしたり、世の中の流れに逆行
するようなことをすると非難もされますし、
誤解もされます。


当然それは辛く苦しいことです。

お互いが顔色をうかがいながら、監視し合って、

言いたいことも言えない。したいこともできない。

そして身動きが取れなくなる。

結局、今の日本は、戦時中とほとんど変わらない
ような気がします。

国民性といってしまえばそれまでですが・・・

以前にも言いました。「アーティストは大衆を相手にしても、

自らが大衆にはならない」

それには・・・(次回に続く)

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(行動 その2 は次回にまわします。)
 
■ 頑張ろう!なんて言えない。
 
一昨日、闘病中の義父を見舞った。
駅から病院まで、徒歩15分くらいの道のり
 
ここは東京でありながら、昔の町の面影を残す。
それは、子供時代の思い出の景色に近かった。
 
私の生まれ育った町は、高度経済成長時代から
バブルにかけ開発が進み、今では見る影もない。
通っていた小学校、中学校もなくなった。
 
思い出は、私たちの心と身体をつなぐ架け橋になり、
心を癒してくれるものだと気づいた。
 
地震は、それらを破壊し、津波は、それらをのみ込んだ。
思い出の景色が、一瞬にして消え去った。
そこに残ったのは、断絶だけ・・・
 
喪失の体験は、未体験の者には決してわからない。
だから「頑張って」なんて、気軽に言えない。
 
しかし、こんな時でも春はやってくる。病院からの帰り道、
満開の桜が、しばし心を癒してくれた。
 
自然とはなんと優しく、そして残酷なのだ。
 
街角の電気屋さんのテレビから「頑張れ・・・」
という言葉が、空しく響いた。
 
義父に「頑張って!」とは言えなかった。
今年の桜は、少し悲しげなピンク色に見えた。

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■ 行動

 

3月11日の地震の後、本や書類、CDなどで散乱したスタジオ

を片付け、翌日には通常通りレッスンをしていました。


そして、このブログにその旨、お知らせをしました。

 

すると、「震災の翌日にレッスンをするとは、いかがなものでしょう?

自粛すべきじゃないですか?入会を考えていたけどやめました。」

といった内容のクレーム?をいただきました。

 

サイトを一通りご覧頂いている方なら、私の意図を推測いただけると

思いますが、確認のためにも改めて触れておきたいと思います。

 

まず、レッスンの有無を、お問い合わせいただいた会員さんには、

 

「私の方は、レッスンを受けられるように皆さまをお待ちしていますが、
それぞれ状況、ご事情に合わせてお決めください。

 

お越しいただく場合は、十分な備えと、細心の注意をはらって

お気を付けてお越しください。」と個別にお返事しました。

 

皆さん、自己判断できる大人であり(会員さんには未成年の方

もいらっしゃいますが、精神的な意味で)、そして、アーティストです!

 

依存心を取り除き、自分で判断、そして行動することが、

この出来事に限らず、練習をするうえでも役立ちますし、

アーティストの素養として求められることです。

 

そして、なによりもレッスンを大切なものとして、こういう状況でも

レッスンを受けたいと思ってくださっている方が多いのも事実です。

 

それを、私の方がレッスンできないとお断りする方がどうかしていると

思うのですが・・・

 

そして、自粛をしない理由。

 

これについては次回お話します。

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■ 旅立ち その5 

下記、「旅立ち その1」からの抜粋です。

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いま時代は、混沌から秩序に向かっていく狭間にあります。

この両方が共存する、あるいはどちらでもない
混沌と秩序の境界線が最も創造的な場でもあります。

何事も今までの形、価値観が通用しない
時代になることは間違いないでしょう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 

そして、大震災

数ヶ月前に書いたことが、こんな形で現実になってしまうとは・・・

そして、先日、原発に携わった方の情報を、ある会員さんからいただきました。
その時の返信メールです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こちらこそ不安な状況の中、レッスンにお越しいただき

ありがとうございました。

また情報のご提供ありがとうございます。

まだ軽く目を通しただけですが、

私たちは矛盾の中で生活をしているということを

改めて強く感じました。

そして、矛盾を矛盾のまま矛盾なく取り入れる。
この無理難題を単に解決するというより
それに挑んでいく姿勢が大切なのではないかと思いました。

いずれにしても、いまのままじゃダメだよ。というお知らせ
ですね。

裏を返せば、人類がより賢くなるためのチャンスでもあります。

ボイトレにしても、何にしても、今回の出来事の縮図だと
思いました。

思いつくままの乱文失礼しました。

次回のレッスンまでに状況が好転していることを祈って

やすだ

東北地方太平洋沖地震により、被災された皆様に
心からお見舞い申し上げます。

仙台や茨城からお通いの会員さんもいらっしゃいます。
被災地の皆さまのご無事であることを願うばかりです。

当日、私は出先で大きな揺れを感じました。
交通機関がストップしていたため数時間かけて
歩いて帰ることになりましたがお陰さまで無事でおります。

書籍が落下をしたり、書類が散乱したり・・・と多少の被害は
ありましたがレッスンができる状態になっております。

ご心配いただきました皆さま、本当にありがとうございます。

まだ交通機関の制限や計画停電などあるようなので
レッスンご予定の方はどうぞお気をつけてお越しください。

取り急ぎご連絡まで


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■ 旅立ち その4

いただいたメールの続き・・・
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ボイストレーナーの人も、なかなか本物の人は少ないと思います。

 

歌手の方もそうです。 デビューしたら私利私欲におぼれ、

ピュアだった人も堕落して、最悪の人生に陥る方も少なくありません。

 

清らかに、蓮華のように生き抜いた人が本物の勝利者でしょう。

 

私は何かやすだ先生は、他のボイストレーナーにない魅力を感じました。

 

私もまだまだ未熟ですが、精進したいです。

 

皆、どこで生まれようとも、どの業界にいようとも、どの宗教にいようとも、

功徳を積むために生まれてきます。善行ですね。

 

歌の仕事なら歌で、清き心で善き活動ができることだと思います。

 

(中略)

 

声とは人の心、生き方そのものが出るといいますが、そのとおりだと思います。

自分を磨けば素晴らしい声になりますね。

 

先生の精進を祈ります。 どうかこの日本のためにも、歌による清き活動で、

少しでもより良くしていただければと思う次第であります。

 

えらそうに語ってしまい申し訳ありませんでした。

 

違う立場ではありますが、求めているものが本物ならば、お互い嬉しいですね。

 

先生のご活躍期待しております。

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上記、いただいたメールを単に宗教のお話しと、

拒否反応を起こす人のではなく

 

世の中の仕組み、本質、普遍的なことを、この

メールの内容から抽出していただけたらと思い

あえて掲載させていただきました。

 

私のまわりの方たちも、それぞれの旅立ちに向け

準備をされているようです。

 

※ 私は特定の宗教の信仰はありません。

また、宗教を勧める意図もありません。

 

次回に続く・・・

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■ 旅立ち その3

いただいたメールの続き


> 今の日本は荒廃しています。
> 私利私欲のために、宗教活動や、平和運動、政治など、
> 神、仏、あらゆるものを道具にして活動しています。
> 様々な団体がありますが、ほとんどが利権を握るためです。
>
>
本物の人はあらゆる業界でもほんのわずかです。
>
>
私はそんな汚い生き方は最低なことであり、
>恥ずかしいことだと思います。
>
>
ですから、まず己が正す。ミャンマーで修行して、
>真の仏教を広めたいと思っています。
>
>
仏教は解脱すること。善行をなし悪行はなさず。
> 命がけでこの信念を貫くことにあります。
> > 精進すること、慈悲の心で生きる、人に親切にする、
>状況によれば無視をすることもある、嫌がらせに耐え、
>しかし、己は仕返しをしない・・・さまざまありますが、
> 全て善行をなし、悪行はなさず。となります。
>
>
私もこのように生きようと思っています。

私も時折迷いの心が顔を覗かせますが、このお言葉を肝に銘じ
今後の自らのありかたを再度見つめなおしたいと思います。

> 先生とは短い間でしたが、これも御縁だと思います。
> 本当はあのとき、京都のお土産、お漬け物を持って
>いったのですが、
> 恥ずかしい気持ちと、媚びを売ってるなと思われたら
>嫌だったので渡せませんでした。

そうでしたか、どうもありがとうございます。
でもこのメールで十分すぎるほどのものを頂戴しました。
感謝しております。

> 何かこのように最後に礼儀として、メールを送ろうと
>前から思っていましたが、今日になりました。(中略)

> やすだ先生の善き人生になることを願っております。
> このメールは私の純粋な気持ちと思います。
> そう受けとっていただければ幸いです。

お互い進む道は違いますが●●さんと同じようなことを
求めているような気がします。

私も●●さんに恥じぬ生き方をしていきたいと思います。
どうぞ、お体を大切に信じる道を邁進してください。

 次回に続く・・・

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■ 旅立ち その2

以前、体験カウンセリングにお越しいただいた方から

下記メールをいただきました。そのやりとりです。

(メールの内容に宗教についてのお話がありますが、

私は特定の宗教の信仰はありません。念のために)

> 2
年前ぐらい体験レッスンを受けさせていただいた●●ですが、
>
覚えておられますでしょうか??

はい。お顔ははっきり思い出せなにのですが、珍しいお名前だったことと、
確か、声区のつながりはよかったものの、高音域が弱いというお悩みを
もたれていたことは覚えております。

>
私はあれから、一度クラシックの歌をはじめました。
>
しかし、やめました。 そして、二度目またはじめまたやめました。
>
>
私は仏教者で、ミャンマーで出家して修行するためにも、
>
歌はやめなければならないものでした。
>
>
もしあれから、やすだ先生のもとで習わせていただいても、
>
やめていたことでしょう。
>
>
ですから、落としていただいて感謝しております。
>
ありがとうございました。 嫌みではありません。
>
>
よく見てくださったのかと思います。

そうでしたか、あの時は、大変失礼致しました。
歌ではないほかのことを追求すべきお方だと感じ
お断りしたように思います。

(次回続く・・・)

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■ 旅立ち


前回、旅立ちということをお話ししたところ、旅立ちって何なの?
どこへ旅立つの?といったご質問がちらほらとありました。

私の言う「旅立ち」にはいろいろな意味が含まれていて、
まだ具体的には言えないのですが、


いま時代は、混沌から秩序に向かっていく狭間にあります。

例えば、氷という秩序が温められると、混沌に向かい、
ついには水という新たな秩序ができあがります。

今、まさに氷から水に変わろうとするその真っ只中に
私たちは生きています。

そして、この両方が共存する、あるいはどちらでもない
混沌と秩序の境界線が最も創造的な場でもあります。

言葉にするとそんなことなのですが、数年前から
その兆しを直感的に感じていました。

そして、なぜ旅立ちかというと、この創造の場である混沌に
自ら飛び込むことで、Bird Beak、そして自分自身を新た

な秩序に向けての再構築するためです。

果たしてどんな形になるのやら。

いずれにしても、何事も今までの形、価値観が通用しない

時代になることは間違いないでしょう。

(次回続く・・・)

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■ 変わるもの、変わらないもの その5


たった1時間半位の映画でしたが、私にとって
アメリカで観たパート1からこの瞬間までの
15〜16年の時が駆け抜けました。


進歩するのは技術だけでない。

時はかならず人を育ててくれる。

単にアメリカの上辺をなぞっていた昔、
そして、それだけじゃダメなんだと思い
知らされたほろ苦い思い出。

それが、私の「旅立ち」のきっかけでした。

そして今、その旅立ちから今日までの集大成が
プレミアムコースの資料に注ぎ込まれています。

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■ 変わるもの、変わらないもの その4


そして再び「トイ・ストリー3」

この映画を貫いている2つのテーマは
(私が勝手に感じたことですが)

「変わっていくことと、変わらないもの。」
そして「旅立ち」

変わるもの、それは人間の成長、時代の変化、
そして技術の進歩

「トイ・ストリー3」もそうですが、
3Dが当たり前の時代になりました。

ボイストレーニングも進歩しています。

それは、真っ先にレッスンに取り入れます。
間もなくご案内する新教材もそうです。

そして、変わらないもの、「トイ・ストーリー3」
では愛や友情ということでしょうか?

ベタな表現しかできませんが、まぁ〜そんなようなものです。

しかし、愛なんて言葉にした時点で意味を失いますね。
本当にわかっている人は安易に口にしないですからね。

話が横道にそれましたが、変わらないものとは、
流行に関係ないもの、目立たなかったり、
ついつい忘れてしまうこと、

それを言いかえれば本質といってもいいでしょう。

歌とかかわってきて学んだこと、そして私の奥深く
に根ざしているゆるぎない確信、それは

「変わるものと、変わらないもの」
どちらかではなく、両方が大切だということ。

そんなこともプレミアムコースの資料に盛り込んでいたりします。
(次回に続く・・・)

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■ 変わるもの、変わらないもの その3


やはり、自分では頑張っているつもりはないのですが、
傍からそう見られることがあるようです。

やること、やりたいことが多すぎるせいかもしれません。
その中でも、今はプレミアムコースの資料作成にかなり

時間がとられます。(内容はテクニック〜本質的な
ことまで多岐にわたります)


そういう意味では大変かもしれません。

なにせ言語化しにくい感覚や本質的なこと、そして
歌だけでなく全てに通じることをお伝えしようと格闘
しているからです。

いままでの経験や学びを通して、わかってきたこと、
気づいたこと、是非知っていただきたこと、

それらをまとめ、伝える力がようやく私にも備わってきた
と感じ、チャレンジすることにしました。

そして今、スカスカになるまで絞り出しています。

たぶんこの作業を終えたとき、燃え尽きて
真っ白な灰になっているでしょう。(笑)

そして、その時が私にとって1つの区切りになるだろう
という予感があります。

「旅立ち」です。 (次回に続く・・・)

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■ 変わるもの、変わらないもの その2


「トイ・ストーリー1」が公開された頃、
私はアメリカで音楽活動と修行の日々をおくっていました。

そういえば、その頃よく言われた言葉を思い出しました。

「頑張ってるね!」

えっ?自分って頑張ってるんだ!?

人に言われて、初めて気づきました。

自分では頑張っているつもりはなかったので、
そう言われても、なんかしっくりきませんでした。

確かに、楽しいこと嬉しいことばかりではありませんでした。
むしろ苦しいこと、辛いことのほうが多かったし、消えてなく
なりたくなるほどの経験もありました。

しかし、それでも自分の選んだ道、好きな道、
やめようと思っても、結局やめられないことだから、
努力とか頑張るとかではなく、気づいたらやっていた、
というのが正直な感じでした。

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■ 「変わるもの、変わらないもの」

久しぶりの投稿になってしまいました。


「ボイストレーナーは見えていない!」シリーズは
もう少し続くのですが、気分転換にテーマを変えて

レッスン、新教材の翻訳と契約関連、新サイトの準備、
アーティストのコーディネート、4月からスタートした
プレミアムコースの資料作成、日常業務やらでここ数カ月
休みもなく、1日18〜20時間労働です。とにかくやることが多い!!


労働基準法もなにもあったもんじゃありません。まぁ、自分がオーナー
であり、好きでやっているので。半分遊びのようなものですが・・・


とはいっても、たまには気分転換ということで、
数時間ですが強制オフしました。


数時間でできること・・・
結局、映画鑑賞くらいしか思いつかず、すぐ検索、

目に留まったのは、なつかしい映画「トイ・ストーリー3」

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■ ボイストレーナーは見えていない! その8
   ※ その1から順を追ってお読み下さい。

人は、見たいものだけを見、聞きたいものだけを聞く
といった偏ったものの捉え方をする傾向があります。

これを社会心理学では確証バイアスといいます。

今回のテーマである「見えていない」状態です。


人はある信念を獲得すると、その信念を確証するもの
を探そうとします。

恐ろしいことに、たとえそれが間違っていたり、
自分自身に不利益をもたらすことでさえも!

そして、その信念に反することがらを黙殺したり、
あるいは過小評価したりします。


以前、アメリカでボイストレーナーが集まる、
ある会合に出席した時の話です。


皆さんそれぞれ素晴らしい結果をだされている方たちでした。

しかし、その中の何人かは、自分のメソッドの素晴らしさに
ついては雄弁に語るのですが、

他の人のやり方については、まったく聞く耳をもたないのです。

優れた異質なものがぶつかりあうからこそ、新しいよりよいものが

生み出されるはずなのに、ちょっと残念な出来事でした。

しかし、その人たちの気持ちもわからないではありません。

なぜなら昔の私も、確証バイアスにかかっていたからです。

ある先生のボイストレーニングが正しくて、その他の先生の方法
は間違っていると勝手に思い込み、全て排除していたのです。

そして、その顛末はというと、サイトで何度もお話しした
結果に至ります。

やっかいなことに、確証バイアスにかかっている
まさにその時は、気づかないということです。

私の過去の経験、そして反省点から、視野が狭くならない
ように、様々な方法、メソッド、

そして歌に限らず、他の分野からも積極的に学び、物事を大局的
に見る目を養うよう心がけるようになりました。


確証バイアスにかからないためには、

幅広く学び続けて、偏らない視野の広さと柔軟性を身につける。

そして、依存しない。
これらが大切なことだと思います。

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■ ボイストレーナーは見えていない! その7
   ※ その1から順を追ってお読み下さい。

人は同じようで、それぞれが違うということは既に話しました。

ということは、ある人にとって薬になるものが、
別の人には毒になりかねないということも当然ありえます。

その人にとってよいことは何か?それを見極めるには
3つの視点が必要であるということを「象と弟子」
というお話を用いて説明してきました。


実は、それとはまた違う、判断の仕方がいくつかありますが、
今回のテーマとは違ってきますので、また別の機会にでも
お話したいと思います。

いずれにしても、ボイストレーナーは1つの側面だけでなく、

多方面から物事をとらえる能力が必要です。

だから、〜式、〜法などと謳っているメソッドの多くは


「自分はそのやり方しか知りませんよ」
「私はアイディアの引き出しが少ないですよ」

と自ら喧伝しているようなものです。

その、〜メソッドを開発した人がうまくいった方法だから
といって、全ての人にその方法が上手くいくとは限りません。

いや、むしろ上手く行かない人のほうが圧倒的に多いはずです。

つまり偏った一面でしかとらえていないやり方では、個体差のある
生徒さんの様々な症状、問題に対応できないのです。

私が1つのメソッドに固執したり、特定の組織に所属することに対して

慎重になる理由がここにあります。

ボイストレーナーは、目隠しをされた弟子たちと同じかもしれません。
(自戒の念をこめて)

「見えていない」人の口から飛び出した無責任な言葉には、
くれぐれも注意しましょう。

次回に続く・・・

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■ ボイストレーナーは見えていない! その6

そこでボイストレーナーが持つべき3つの視点があります。

1つ目は、先の目隠しをされた弟子の状態です。
諺で言う「木をみて森を見ず」というやつです。

自分の手の届く範囲は詳細にわかりますが、
それだけでは判断が偏ってしまいます。

2つ目が、遠くから象の全体を俯瞰する目、

目隠しをはずしたときの弟子の視点がこれにあたります。

自分だけの狭い視野から飛び出した高い視点で判断できます。

しかし「森を見て木を見ず」にもなりかねず、細部がおろそか
になる恐れがあります。

そして最後に、欠かすことのできない大切な視点。
注意深く細部に目を凝らしながらも、同時に全体
を見渡す目、

どちらか一方ではダメ「木と森を同時に見る」

つまり、全てお見通しの高僧の視点です。


これらの3つの目を、必要に応じて自由に使い分けられてこそ
初めて的確な判断を下せ、問題解決につながっていくのです。

だから、●●●メソッドは使えないのです。

次回に続く・・・

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ジョン・ノヴェロ(ナイアシン)

"I highly recommend Tomoaki Yasuda as an excellent vocal instructor.
He really knows his craft!"
John Novello

「やすだともあき氏は最高のボーカル・インストラクターとしてお薦めできる方です。
彼は歌唱という特殊な技術を完璧に理解している。」

ジョン・ノヴェロ(ナイアシン)

マーク・バクスター

マーク・バクスター

"Tomoaki is a gifted and dedicated teacher of singing.
His knowledge of technique is outstanding.
Anyone looking to improve their vocal skills would be well served by this inspiring teacher." 
Mark Baxter

「ともあき氏は才能に満ち溢れているだけでなく、情熱を持ったボイストレーナーだ。
彼は飛び抜けた知識と技術を持ち合わせている。
自分のボーカル技術を上達したいと思っている人は必ず彼から多くを学べるはずだ。」

マーク・バクスター

トレーシー

トレーシー・ミェン・ルイス
▼最新動画
http://youtu.be/7bpwCA171vA

"Tomoaki Yasuda's passion for teaching is rare. 
He
is dedicated to bringing the best in vocal technique to his students,
insuring the student has a complete understanding of their instrument
and how to use it.
He is a wonderful instructor and an great asset to the vocal community as a whole."
- Tracee Meyn

「やすだともあき氏がボーカル・トレーニングに注ぐ情熱は他に類を見ないほどだ。
彼はその情熱的な姿勢で会員に最高のテクニックを伝授する。
また、その技術を完全に理解するよう丁寧な指導を心がけている。
氏は優れたインストラクターだけでなく、ボーカル界にとって大きな財産である。」

トレーシー・ミェン・ルイス

会員さんの声

■ 数多くあるボイストレーニングの学校の中から、BBを選んだのは、先生の声に対する考え方に深く共感したからです。

是非入会したい!と思った時は、生徒の募集をお休みしていたため、他のスクールに通っていました。

 
以前通っていたスクールでは、お腹で支える!の一辺倒で教えていたので、講師の方々が、どうしても喉に力が入ったような声を出していましたし、習っている生徒さんたちもみな同じでした。
 
納得できずに、結局辞めてしまい、歌うことも止めてしまいました。
 
しかし、偶然にまたBBのHPにたどり着いたとき、再度生徒の募集をしていたので、慌てて入会しました。
 
実際にレッスンを受けてみて、の私の感想ですが、まず、とても信頼できます。
 
これが一番大切で、そして全てです。
 
先生が、確かな耳を持ってらっしゃる。
 
そして確かな技術を持ってらっしゃる。
 
だから私の声の出し方のどこが悪くて、どうしたら改善できるのか、的確なアドバイスをすることができる。
 
もう本当にこれが全てです。
 
毎回、声の出し方について、少しづつ理解が深まって、レッスンの後は、とてもハッピーな気持ちになります。
 
一度は歌うことをやめてしまいましたが、安田先生と出会って、また基礎から習い始めることができて、本当にラッキーだと思っています。
 
少しづつですが、理想の声に近づけるよう、これからも頑張っていきたいです。
(K,Eさん 千代田区)
 
 
■ 喉に力が入ってしまって、1曲すら歌いきることが困難というのが私の悩みでした。
 
HPでbirdbeakの存在を知り、体験カウンセリングに行くことに決めました。
 
無料体験レッスンというものがたくさんあるなか、そうではない有料のレッスンに惹かれたのは、HPから何らかの力、引き寄せる力を感じたからだと思います。
 
体験カウンセリングに私は1分半ほどのデモ曲を持参しました。
 
自分の出来るすべてを、すべての知識をそこに凝縮して録音しました。
 
そして、そのたった1分半のデモを安田さんに聴いていただきました。
 
そしたらなんと、即座に4つ5つとアドバイスの言葉が私の耳に届きました。
 
今まで悩んでいて、何をしたらうまくなるのかわからずにいたのに、一瞬にして解決の方法を見出した安田さんには本当に驚きました。
 
そして感動しました。
 
本物に出会えたと思いました。
 
レッスンに通い始めの頃は、正直、新しいアイディアに戸惑いました。
 
頭ではわかっていても、実際に出来るかといったらそうでなかったからです。
 
頭でわからないことすらありました。
 
固定観念があったからです。
 
わからないことは何でも、そして何度も同じ質問をわかるまで質問しました。
 
その都度、安田さんは丁寧に様々なアイディアで教えてくださいました。
 
今私は、レッスンに通い始めて約1年になります。
 
頭でわかっていることと、出来ることのギャップがやっと埋まってきているところです。
 
以前のように何をしたら良いのかという悩みは無く、日々正しい方向に努力できるくらいにまでなりました。
 
もちろんまだレッスンによるアドバイスが必要な段階ですが。
 
昔、力いっぱい歌って録音したものと、今、力を抜いて歌ったものを比べると、明らかに変化があります。
 
今のほうが聴きやすい、そして何より歌いやすい。
 
いかに無駄なことしていたかがわかります。
 
しかも喉を痛めていました。
 
今は、歌っても疲れない、喉が痛くならない、ということが嬉しくて仕方ありません。
 
入会前の悩みはもちろん無く、今の悩みは歌いすぎによる近所迷惑を心配するくらいです。
(M,Iさん 千葉市)
 
 
■ Bird Beakで安田先生のレッスンを受けるようになって3か月半になります。
 
たったそれだけの期間なのに、自分の口の中や喉における意識が格段に上がりました。
 
具体的に言うと、固まりだったものが、現在10くらいにパーツ分けされて、それをある程度ばらばらに動かせるようになってきた、という感じです。
 
これからもっともっと細分化していくんですよね?楽しみです。
 
以前のボイトレでは「お腹から声を出せ」以外に、どこをどうすればいいとはちゃんと教えてもらえず、まぐれでいい声が出ると「その状態をおぼえておくように」・・・。
 
それを習いに行ってるんじゃん!!
 
のどを壊す前に、安田先生に出会えて本当によかったです。
 
1日も早く、今歌っている声と、ここで学んでいることが歩み寄って、素敵な歌が歌えるようになることを祈りつつ、今日も練習します^^
 
そうそう、この三日坊主の私が、ほぼ毎日、安田先生に習ったことを復習してるんです。
 
そうさせる何かも、ここのレッスンにはあるんですね。
(ウクレレリンコさん 市川市)
 
 
■ 大阪から毎月2回通っています。
 
交通費のほうがレッスン料を上回りますが、それでも通う価値があります。
 
こちらが一生懸命に練習し、成果を出せば出すほど、無限のアイディアと方法を与えてくれ、先生の引き出しの多さにはいつもビックリさせられます。
 
おかげさまで、自分の夢の実現まであと一歩のところに来ました。
 
本音を言えば、今いる会員だけで独り占めしておきたいです。
 
だからあまり多くの人に入会してもらいたくありません。
 
やる気のない人は来てもあまり意味はないでしょう。
(Y,Sさん、大阪)

ボイストレーニング教室

世界標準の
ボイストレーニング・ボーカル教室 Bird Beak

東京、横浜、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌などに会員がいらっしゃいます。

代表プロフィール

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やすだ ともあき

ボイストレーニング・ボーカル教室Bird Beak 代表2度に渡る長期アメリカ滞在(3年)でアメリカ人プロシンガー、ボイストレーナーのレッスンを受け、トレーニングの教授法も学ぶ。
多くのプロミュージシャンとのセッション、ライブ活動を経て帰国。アメリカ人ミュージシャン、音楽関係者との親交も深い。
渡米ライブ、アメリカ人ボーカリストへの指導経験もある。 NATS(全米歌唱指導者協会)会員

アメリカに20年は後れている日本のボイストレーニングに、新しい価値を伝えることを使命とする。

ボイストレーニング、ボーカルスクールの裏事情を知り尽くした「やすだ」が、いま本物の情報を提供する!