■ 上達しない8つの原因
 
1. 最初からできっこないと思い込んでいる。
 
2. イメージが描けない。
 
3. やる気、情熱が長続きしない。
 
4. 具体的な行動に移せない。
 
5. 練習に努力や苦痛を伴う。
 
6. 効果の上がらない方法を繰り返している。
 
7. 習慣化できない。
 
8. 成果が出るまで信頼して待てない。
 
 
自分の未来を思い浮かべて、自分自身を信頼して、その過程を楽しみながら結果を待つ
 
ボイトレだけでなく、何事においてもこういう姿勢は大切ですね。
 
 
次回は、「声と心を成長させる5つのキーワード」をお届けします。
今日、スターウォーズエピソード3を見に行きました。
 
 
スターウォーズといえば最新のテクノロジーを駆使した
 
映像に目がいきがちですが、物事を学ぶ教訓や含蓄のある
 
言葉がところどころにちりばめられています。
 
 
ボーカルマスターを目指す人は要チェックです。
 
 
前回は「上達しない8つの原因」をお届けしました。
 
今日は、その中の1つ「イメージが描けない」にも関係することです。
 
 
「声と心を成長させる5つのキーワード」
 
1、 Open (広がり)
 
2、 Flexibility (柔軟性、素直さ)
 
3、 Bright (輝き、明るさ、快活)
 
4、 Warm (暖かさ 熱心)
 
5、 Free (解放、自由、自主的)
 
 
上の5つのキーワードをイメージしながら
ボイトレに励んで下さい。
 
声の音色もそうですが、心のあり方も大切です。
 
声と心は車輪の両輪のようなものです。
 
柔軟で、明るい、軽い、解放された声と心が結びついたとき
 
上達への扉が開きます。
 
応用の段階では、様々なスタイルに対応したり、歌によっては
 
Heavy、Darkなど様々なオプションが必要な場合もあります。
 
 
でも、練習のときは(特にはじめの段階)
 
5つのキーワードを原則として下さい。
 
そうじゃないと、ダークサイド(誤った方向)
 
にたやすく堕ちていくことになります。
 
(スターウォーズの影響の受けすぎ?)
年が明けたと思ったのもつかの間、もう2月
 
皆さん、それぞれお忙しいことでしょう。
 
仕事、勉強、日常の雑務などやらなければならないことが
 
山ほどあります。
 
「なかなか思うように練習時間がとれない」とお悩みのあなた
 
このアイディアを試してみては
 
当たり前のことですが、1日は24時間です。
 
これは、誰でも平等に与えられています。
 
 
この限られた時間を有効に使うも、使わないも、あなた次第です。
 
 
では、時間を有効に使うとは、どういうことでしょうか?
 
次のような時間の分類の仕方があります。
 
1. 緊急で、重要なこと
 
2. 緊急でないが、重要なこと
 
3. 緊急であるが、重要でないこと
 
4. 緊急でも重要でもないこと
 
 
あなたは1〜4の中で、どこに一番時間を費やしていますか?
 
例えば、差し迫ったライブや仕事は、緊急かつ重要です。
 
そこにエネルギーを集中させることは言うまでもありません。
 
でもライブ以前に2.の時間をいかに有効に使ってきたか、否かによって
ライブの結果がきまります。
 
2.の時間とは、この場合、練習や準備です。
 
つまり、緊急でないが、重要なことを積み重ねてきた結果
 
ライブの成功をもたらします。
 
 
ただでさえ少ない睡眠時間を削って練習する人もいます。
 
とても熱心、とほめてあげたいのですが、そのうち無理がきます。
 
一見、有効に時間を使っているように思えますが、
 
睡眠不足は免疫力を低下させ、風邪をひきやすくします。
 
風邪をひいたら最後、風邪を治すために全エネルギーを
 
集中することになります。
 
 
つまり1.の緊急で、重要なことになってしまいます。
 
治るまで、練習も満足にできませんし、クオリティーも落ちます。
 
大切なライブが散々なものになってしまいます。
 
 
また、筋肉は活動と充分な休息の繰り返しによってつくられます。
 
ボイトレも一種の筋肉トレーニングです。
 
トレーニングと睡眠がセットになって効果があがります。
 
それでは、どうやって練習と睡眠の時間を確保するか?
 
それには、3.の緊急であるが、重要でないこと
(先輩や上司からの突然のさそい、無意味なおつきあいなど)
 
それと、4.の緊急でも重要でもないこと
(目的もなく、だらだらTVをみることなど)
 
などの時間をなるべく排除していくことです。
 
 
もうおわかりかと思いますが、
 
いかに、2.の緊急でないが、重要なことに時間を費やすかによって
 
あなたの人生は大きく変わります。
 
 
私の場合、何かをするときの基準として、自分にいつもしている質問は
 
それをすることで自分は成長できるのか?ということです。
 
 
そうすれば、おのずと3.と4.の時間は少なくなっていくはずです。
 
これで、もう「時間がない」なんて、あなたも言い訳できませんよ。
 
 
ちょっとカッコよすぎました?
 
昨年、部屋にかざったクリスマスツリー、そのままにしていました。
 
さすがに、1.の緊急で、重要なことになってしまいました。
 
昨日の節分、やっと片付けました。(汗)
オリンピック盛り上がっていますね
 
 
華やかな舞台にだけに感動があるのではなく
 
その裏で、わき目もふれず、ひとつの目標に
向かって努力をしてきたその姿にこそ
 
人々は感動するのではないでしょうか?
 
 
4年に1度の「緊急で重要」な瞬間のために日々
 
「緊急ではないが、重要なこと」に時間を集中する。
 
まさに、よいお手本です。
 
 
私は根性や、体育会系ののりは大の苦手ですが、
 
そんな私でも、歌の世界は、あまいなあ〜と思います。
 
 
もし歌があなたにとって、本当にやりたいことであるなら、
 
1日たった1時間程度のボイトレの練習時間も
とれないというのは、いかがなものかと・・・
 
前回お話した時間の使い方をもう一度ためしてください。
 
えっ、それでもまだ時間がとれない?
 
それは、あなたにとって歌を歌うことは、
 
それほど大切なことではないということです。
 
 
もっと、大切な他のことに時間を使いましょう!
 
あなたにとって、歌うことは
 
「緊急でも、重要でもないこと」ですから。
 
 
「3つの言い訳」というのがあります。
 
1つは、今回お話した「時間がない」という言い分けです。
 
残り2つは、次回お話しします。
■ 3つの言い訳とは
 
1、 時間がない。といういい訳
 
2、 自信がない。できない。といういい訳
 
3、 お金がない。といういい訳
 
 
あなたが本当にやりたい!と望むものがあるなら
「3つのいい訳」をしないと心に決めましょう。
 
1の時間がない。といういい訳は、以前お伝えしましたね。
 
今日は、2つめの自信がない。できない。といういい訳です。
 
 
練習をしていると、自分には難しい、できないと思うような
壁が必ずたちはだかります。
 
そういうときは、必ずできる!やる!と心に誓って下さい。
 
できる!やる!と決めれば、100%望みは叶うとはいいませんが、
自信がない。できない。と思っているうちは、実現の可能性は限り
なく低くなります。
 
もし、自信がない。できない。
 
という否定的な言葉が口をついたら、あるいは頭によぎったら、こうして下さい。
 
 
自信がない。できない。 → でも、できるようになるにはどうしたらいいか?
 
 
脳は前にある言葉より、後にくる言葉を重要だと認識します。
 
だから、すぐさま肯定的な言葉、しかも、自分自身に問いかける
言葉に変換してあげて下さい。
 
そうすれば脳というコンピューターは、自分にとって必要な情報
や行動を高速スピードで探し始めます。
 
 
「そうはいっても、なかなかできないんだよね〜」
「それができれば苦労しないよ。」
 
そんな声が聞こえてきそうです。
 
「人間だもの」といったのは、相田みつをさんだったでしょうか?
 
人間は頭だけでなく、心を持ち合わせた生き物ですからね。
 
ときには弱い心が顔をのぞかせます。
 
頭ではわかっても、なかなか思い通りにならないのが常です。
 
練習のとき、できない悔しさがこみ上げてきてもいいです。
 
 
「もうボイトレなんて、やめてしまいたい!」
 
「涙がでるほど悔しい。」
 
「自分自身が腹立たしい。」
 
 
それらの感情をを無理に抑えよとすると、心に破綻をきたす人もいます。
 
時には悔し涙を流しても、それは、それでいいんです。
 
それだけ、大好きで、一生懸命やっているという証拠です。
 
どうでもいいことだったら、涙なんてでやしません。
 
一度、素直にその感情を認め、涙した後は、すっきりするはずです。
 
そうしたら、この言葉を思いだして下さい。
 
 
「今できていないだけであって、将来もそうである必要はまったくない。」
 
 
そうすれば、またやっていこうという気持ちにもなります。
 
実は、私もレッスンで一度、涙したことがあります。
 
どうしてもできない課題がありました。
 
いろんなことを犠牲にして、アメリカまできて、自分はいったい
何をやっているんだ、そう思ったとたん涙が頬をつたいました。
 
人前で泣いてしまったのです。
 
しかも女性の先生の前で・・・
 
子供の頃、ケンカしても絶対に泣きませんでした。
 
悔しいことや、悲しいことがあっても、
決して人前では涙は流しませんでした。
 
男は涙を見せたら負けだと知らず知らずのうちに思っていたようです。
 
19歳のとき、親父が死んだ時でさえ泣きませんでした。
 
そんな私が不覚にも、レッスンで涙をこぼしてしまったのです。
 
多くのことをあきらめ、挫折の連続だったけど、
歌だけはあきらめられなかったのです。
 
だから悔しくて、やるせなくて・・・
 
もし、あなたにとって、ゆずれないものがあれば、
悔しいときは、悔しがればいい。
 
泣きたいときは、泣けばいいです。
 
素直になっていいのです。
 
でもいつまでも、その感情を引きずらないでください。
 
そのままでいないでください。
 
涙のあとは、明日の練習のために、スイッチを切り替えて下さい。
 
そう。それでいいんです。
 
ほら、未来のあなたが微笑んでますよ!
「3つのいい訳」
以前にお話しましたね。
 
その中の1つ、「お金がない」という
言い訳をまだお伝えしていませんでした。
 
私は、自分がどうしてもゆずれないものには決して
「3つのいい訳」をするまいと心に誓いました。
 
私が最初にアメリカへ行ったときの話です。
 
少しでも多くのレッスンを受けようと、余計なものは一切買わ
ないで、全てボイストレーニングのレッスン費にまわしました。
 
そのために、Studioと呼ばれる狭いワンルームの部屋を借りました。
 
ワンルームとはいえ、1人で住むには高くつくのでルームメイトを探し、
その狭い部屋をさらにカーテンで区切り、スペースをシェアしました。
 
家具もテレビも買いませんでした。もらってきた空き箱でテーブルを
つくったりして節約できるものは節約しました。
 
ベットを買うのももったいなくって、床の上に直にシーツを敷き寝ました。
 
安アパートには、それなりの理由があるとわかるのに、
さほど時間はかかりませんでした。
 
寝入りばな、うとうとしながらも、なにかモゾモゾ足元に感じるのです。
 
眠い目をこすりながら、何かと思って見てみると
 
ギャ〜!ゴキブリでした!
 
そうです、ゴキちゃんが大発生しているのです。
 
身の毛がよだち、眠気は一気に吹き飛びました。
 
 
それだけではありません。
 
「安い」というだけの理由で選んだアパートは、ロサンゼルスで
最も治安の悪いといわれるところの1つにあったのです。
 
毎晩のように、どこかでパーンという乾いた音の銃声が響きます。
 
警察のヘリコプターがサーチライトを照らしながら、
数時間おきに低空飛行で轟音とともにやってきます。
 
闇を切り裂くサーチライトが無慈悲に部屋に差し込まれ、
それは真昼の明るさに匹敵するくらいです。
 
これは夢か幻か?まるでアクション映画のワンシーンに
紛れ込んでしまったかのような錯覚をしました。
 
 
ルームメイトは、フランス出身のピアニストだったのですが
その彼がこれまた朝が早い。
 
太陽が昇るころ、ヘリコプターの巡回パトロールが終わるのを
見計らったように、彼の日課が始まります。
 
どうやら日本の某宗教団体の信者みたいで朝早くから南無妙法蓮華経を
フランス語なまりの妙なイントネーションで唱えるのです。
 
今でも耳にこびりついて離れません。(笑)
 
お経が一通り終わると、今度はキーボードの練習が始まります。
 
 
そんな状況でしたが、人間というのは環境に適応する生き物
のようで、1週間もすればそれほど気にならなくなりました。
 
昼間の疲れもあったせいか、泥のように眠れるようになりました。
 
ゴキブリ、ヘリコプター、ルームメイトの日課、
シーツを敷いただけの硬い床。
 
三重苦ならず、四重苦を克服したとき、
どこでも眠れることが私の特技になりました。(笑)
 
 
話が長くなりましたが、以前お話したミュージカルの「レント」並み、
いや、それ以下の暮らしでしたが、それでもレッスンを全てに優先しました。
 
でも、それを苦労とは思っていませんでしたし、むしろ幸せに感じていました。
 
だって、好きなこと、自分のやりたいことがやれていたから!
 
 
今の日本は、なんだかんだいっても恵まれた国です。
 
まず食べることに困りません。
 
あなたが本当にやりたいことにお金をつかえるのです。
 
それは、歌であろうと何であろうと関係ありません。
 
あなたが、心から求めること・・・
 
そこに、時間やエネルギー、お金を投入しなくてどこにするのでしょう?
 
 
私たちが、今の時代、そしてこの日本に生まれたのは
何らかの意味があると思うのです。
 
まず、やりたいことはほとんどできます。
 
こんなことができる国は世界でもごく一部です。
 
そんな環境にありながら言い訳ばかりしている。
 
昔の私がそうでした。
 
可能性のあった多くのことをあきらめてきました。
 
だから、アメリカに行くとき、自分がどうしてもゆずれない
ことには、決して3つのいい訳をするまいと心に決めました。
 
たまに、
「ボイトレを受けたいんですけど、学生なのでお金がないんです・・・」
 
「レッスンに行きたいのはやまやまですが、地方に住んでいるので、交通費が・・・」
 
といった内容のメールをいただくと「あっ、昔の自分と同じようなこと言ってるな」と
ある意味なつかしく感じます。
 
そういう時期があってもいいと思いますが、そのままでは、先には進めません。
 
どこかで言い訳をしないと決断するまでは。
 
 
会員さんの中には、学生さんもたくさんいますし、大阪、京都、山形、滋賀などから、
レッスン費を上回る交通費をかけて、月2回、東京まできていただいている方も
実際いらっしゃるのです。
 
その方々は、自分に向かってささやき続ける、
言い訳をクリアし、己に勝った人たちです。
 
自ら、背水の陣をしいているのですから
もうその段階で、二歩も三歩もリードしています。
 
 
せっかく日本に生まれたんだから、そのメリットを最大限に
生かすのが天から与えられた、私たちの義務ではないでしょうか?
 
その義務を果たさなきゃ罰が当たるような気がします。
 
自分がゆずれないものなど、人生の中でいくつもあるものではありません。
 
その限られた本当にやりたいことに、全ての資源を集中しましょう。
 
それが後悔のない生き方だと思うのです。
 
 
■ 実は先日、歌には直接関係はないのですが
  あるコンサルティングをお願いしました。
 
それは1時間12万円でした。
 
1万2千円じゃないですよ、12万円!!!
 
でも、それだけの価値があると思うから、迷わず投資しました。
 
それが自分にも、会員さんにも、投資した以上の価値として
帰ってくることを確信しているからです。
 
表面上はわからないかもしれませんが
バードビークは日々進化し続けています!
■ シンプル イズ ベスト
 
いきつくところ、このキーワードにたどり着きます。
 
デジタルな音楽が巷にあふれている昨今
シンプルな音楽を聴くと心が洗われます。
 
過剰な編曲、すきまなく音を詰め込んだ音楽
それも1つの方法です。
 
一方、その揺り返しで、心を癒す音楽が求められています。
 
今日、ご紹介するアーティストは、
元祖、癒し系ミュージックともいえる
 
包み込むような歌声と超絶ギターテクが特徴の
 
夫婦デュオ
 
 
■ タック アンド パティー
 
ギターと歌だけ。
 
逃げることも、隠れることもできません。
 
まさに、真剣勝負。
 
タックの多彩なギターワークとパティーの深みのある声があいまって、
 
声とギターだけですが、決して薄さを感じさせません。
 
いや、これだけで充分です。
 
ノーモア、ノーレス。
 
先日まで、来日ツアーをおこなっていた彼ら
残念ながら、今回はスケジュールが合わず
 
ライブにいけませんでした。
 
でも、以前に何度もいっています。
 
そのたびに、たくさんの学びと気づきがあります。
 
そうそう、バードビークでは、会員さんとアメリカへいって
 
昼間はアメリカ人ボイストレーナーによるレッスン、
 
そして夜はロック、R&B、ポップス、ジャズなどライブを
 
はしごする音楽三昧な日々をおくる、
 
ボイトレ、レッスンツアーなるものを以前やったのですが
(またやるかも)
 
タック アンド パティーもスケジュールに
 
半強制的に、無理やり組み込みました(笑)
 
彼らのことをまったく知らなかった会員さんが
 
その後の自分のスタイルを変えてしまうほどの衝撃的な
 
ライブだったといっていました。
 
 
パティーの歌い方の特徴は
 
基本的に、声門(声帯の間のすきま)を広げ気味にして、
 
息を多めに使います。
 
テクニック的な見地から言えば、多少息を使い過ぎかなともいえますが、
 
それが彼女の特徴ですし、完全にコントロールしきっているので
 
彼女にとっては、それが正解です。
 
息の流れが聞こえますので是非CDでチェックしてみて下さい。
 
 
今日のおススメCD
低音で、喉頭を下に押し付けすぎることが、たまにきずです。
 
セオロイドマッスッルグループ(低音を出すときに必要な喉頭の中の筋肉)
 
がもともと発達している人ですので、喉頭を無理に押し付けなくても
 
充分に低音はでるはずなのですが・・・
 
でも、そんな表面的なことはどうでもいいのです。
 
夫婦としての愛、信頼感が音楽に深みを与え
 
優しく、あたたかく、人の心に入り込みます。
 
そんなテクニックを越えた、本質的な部分を聞き取って下さい。
 
「本質」 私たちも、この域まで達したいですね。
12月に入り、だいぶ空気が乾燥してきました。
 
空気の乾燥は、喉にとって大敵です。
 
ボイトレの練習中には、喉に潤いを与える
ことが大切です。
 
そのためにも加湿器は必須です。
 
また、ある程度の湿度があると風邪の
予防にもなります。
 
その他、私は吸入器を使っています。
 
私が使っている吸入器はこれ
ボーカリスト必携です!
↓↓↓↓↓↓↓
伝説のバンドが来日しました。
 
私の大好きな、あの名ボーカリストが参加
すると聞いたときは、耳を疑いました。
 
それって、ミスマッチじゃない?って。
 
どういう化学反応をおこすか、
怖いものみたさと好奇心でいってきました。
 
■ クイーン + ポールロジャース
 
うーん、それなりに楽しかったです。
 
ただ、いまひとつ釈然としない。
 
消化不良というか、なんというか
 
やはり、クイーンというバンドは、
フレディーマーキュリーあってのクイーンで、
 
これはもはやクイーンではない。
 
当たり前といったら当たり前で、そんなこと
初めからわかっていたつもりでしたが・・・
 
といっても、決してポールロジャースがだめだとかそういうことではなく、
むしろ、実力かたいったらポールロジャースのほうが上です。
 
ただ、クイーンの曲には、フレディーの繊細で、ときには危うい
声があいまって、はじめて成り立つものだと再認識しました。
 
ポールロジャースは、上手いです。
 
ロックボーカリストのなかで、名実とも5本の指に入るボーカリストです。
 
クイーンの曲に、彼の黒っぽいフレーズが絡むことも想定内でした。
 
それはそれでいいんです。
 
だれも、フレディーのものまねをを期待しているわけではありません。
 
消化不良と感じた理由は、数曲フリーやバッドカンパニー時代の曲をやったこと、
 
もう1つは、ブライアンメイ(ギター)や、ロジャーテイラー(ドラム)が
歌いすぎたことも、完全に流れをこわしました。
 
全曲クイーンの曲で、ポールロジャースが全て歌い通したら、
また新たな展開になったかもしれません。
 
でも、所詮これはフェスティバルと割り切れば、
それぞれのファンの、それぞれの思いを満たそうとした
メンバーたちのやさしい心遣いだったのでしょう。
 
ライブレポートが長くなりましたが、今日のおススメアーティストは
 
■ ポールロジャース
 
20歳そこそこで、早熟な才能を見せつけていた彼も
すでに55歳は過ぎているはず。
 
そして、今回のクイーン公演でも、衰えることのない声を披露してくれました。
 
今回、ライブにいけなかった人も、彼の歌の上手さの秘訣を、
DVDで研究してみて下さい。
 
いろいろチェックポイントはありますが、
誰でもすぐわかるところでは、
 
彼の表情筋(顔の周りの筋肉)の使い方です。
是非、あなたのボイトレ、歌にも生かしてみて下さい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
そして、今日のこの一枚。
 
これを聞かずして、ロックを語るなかれ、という名盤中の名盤です。
 
これを発表した当時、彼らは20歳前後だったはず、
 
それで、この味わい!
 
奇跡としかいいようがありません。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
5〜6年前にLAでバッドカンパニーのライブをみました。
 
彼と同世代のアーティストが、才能を食いつぶして消えていくなか
 
紆余曲折もありながら、今も現役で頑張っている彼を見つめ、
ひとり感慨にふけってしまいました。
 
そして「こんなカッコいいおやじになりたい」と心に誓った私でした。
先日、LAとハワイに行ってきました。
 
ハワイを代表するバンドといえば、
 
■ カラパナ
 
ハワイの音楽といえば、ハワイアンミュージックを思い浮かべる人が
多いと思いますが、私の中でハワイといえばカラパナです。
 
大好きなバンドの1つです。
 
ロック、ポップス、ソウル、ジャズなどのエッセンスに加え
ハワイの大自然で培われた、透明感あふれるサウンドからは、
波の音、風のにおい、肌をさす日差しが感じられます。
 
ビーチで聴いていると最高です。
 
曲のよさもさることながら、それぞれのメンバーの
テクニックも聴きどころです。
 
個人的には、初期のカラパナより、
わりと最近のカラパナのほうがスキです。
 
今日のおススメの一枚はコレ!
もう、かなり在庫は少ないはずです。
廃盤になる前に即ゲット!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
新作をひっさげ、ようやく来日してくれました。
 
もちろん行きましたよ、彼のライヴ
 
しかも、ブルーノートで彼がみれるとは・・・
 
今日のおススメアーティストは
 
■ エリック ベネイ
 
実力とカッコよさを兼ねそろえたボーカリストといったら
彼をおいて他にはいないでしょう。
 
天はニ物を与えず、と言いますが、
ニ物どころか彼には何物与えられているのでしょう?
 
神様ちょっと不公平じゃない!?(笑)
 
歌がうまくて、フェロモン出しまくりときたら
女性がほうっておくわけがありません。
 
みんなメロメロになってました。
 
他の公演はわかりませんが、少なくとも私が観た初日の
ファーストステージはパーフェクトな歌を披露していました。
 
というよりCD以上のクオリティーで歌っていました。
 
口パクのシンガーが少なくない中、これはすごいことです。
 
ボイトレのテクニックを彼から多くを学べますが、特に声の
サイズを完璧にコントロールしていたことが印象的でした。
 
この重要性は、バードビークのレッスンでも
耳にタコができるほど強調していることです。
(具体的には、いずれ解説しようと思います。)
 
今回の新作は、単なるR&Bやソウルの枠にとどまらず
ポップス、JAZZ、ラテン風の曲など、様々な
スタイルを取り入れたものになっています。
 
この方向性は私も大歓迎です。
 
デヴィッド・フォスターのプロデユースということで
彼の新たな一面を引き出すことに成功しています。
 
バックミュージシャンもツワモノぞろいです。
是非聴いてみてください。
今日ご紹介するアーテイストは、追悼の意味もこめて、
今月、7月1日に54歳という若さで逝った
 
■ ルーサー ヴァンドロス
 
最近、具合が悪いということは、聞いていたのですが、まさかこんな早く、
逝ってしまうとは・・・
 
また、一人、R&B界の巨人がこの世を去ってしまいました。
 
歌はもちろんのこと、アメリカでは、バラエティー番組にもよく出演していて、
お茶の間でも大人気な彼でしたが、日本では知名度はイマイチのようです。
 
R&Bというより、ブラックコンテンポラリーにカテゴリーされますが、
そんなことはどうでもいいでしょう。
 
あえていうなら、彼自身がカテゴリーです。
 
力強さと繊細さのバランスはピカイチ!
 
もともと、かなりキャパの広い人です。
 
チェストボイスをかなり多めに使うため、全ての人が彼と同じように
歌うことは難しいでしょうが、ボイトレ、テクニック的に学ぶこと大です。
 
また、ときおり声帯をすこしラフに使うことで味をだしています。
 
ルーサー ヴァンドロスのおススメCDはこれ。
彼のご冥福をお祈りするとともに、彼の歌が永遠に受け継がれますように。
■ 上達への4つの段階
 
第一段階 できていないことすら、わからない段階
 
第二段階 できていないことはわかったが、できない段階
 
第三段階 できるようになったが、余裕がない段階
 
第四段階 頭で考えなくても、無意識にできる段階
 
 
第一段階は、わけもわからず、バンドやカラオケで、
ワイワイ楽しく、ただ歌っている状態です。
 
何もわかってないので、一番楽しい時期かもしれません。
 
自分で違和感を感じたり、人に指摘されたりして、
このままじゃいけないと思い、レッスンに通い始めたり、
ボイトレ教材などで勉強し始めるのが第二段階です。
 
頭ではわかったが、体がついてこない状態です。
 
イメージを明確にもち、筋肉の動きが新しい習慣
になるまで練習します。
 
その段階を越えると、自分がイメージすることを
コンスタントにできるようになる第三段階に入ります。
 
自分にもできる!と確信がもてるようになり、
もっと学びたいという意欲が高まります。
 
そして、ついに第四段階、無意識で、
自然にできるようになります。
 
いままでテクニックのことで、大半を占めていた
頭のキャパシティーに余裕ができます。
 
この段階では、テクニック的な制限から開放されて、
大きな自信をもって歌えます。
 
その分、一番大切な部分、歌の内容、オーディエンス
とのコミュニケーションなど本質的なことにエネルギー
が集中できるようになります。
 
さて、あなたは今どこの段階にいますか?
ボイトレ雑学 「今日のおススメアーティスト」
 
今回は、第一回目ということで、誰をおススメしようか、正直迷ったのですが、
独断と偏見で、私の好きなアーティストをご紹介しようと思います。
 
■ジョージ マイケル
 
若い方は知らないかなー、80年代にアイドルユニット,ワムで
一躍有名になったアーティスト、その後、ソロに転身したのですが、
 
元アイドルと侮るなかれ!
 
その確かなテクニックと声の艶やかさは右に出るものはいません。
 
様々なスタイルを取り入れ、曲によって自由に声を操る能力は学ぶ価値あり。
 
ジョージ マイケルを初回のおススメに挙げたことを、変にかんぐって、
Bird Beakのやすだって、そうだったんだー、と思ったあなた
(Bird Beakのスタジオも新宿二丁目の隣町だし・・・)
 
それは断じてないです!キッパリ(笑)
 
純粋に彼の歌にほれ込んでいるだけです。
 
初めての人は、まず2枚組みのベスト版CDを聞いてみると良いでしょう。
最近リリースしたCDは残念ながら・・・
 
もう彼の時代は終わったのかなー、と思いつつ
もう一花咲かせてほしいところです。
ボイトレ雑学
 
■ 焦点をあわせる。
 
みせかけの声量を求めて、効率の悪い歌い方をしている人がいかに多いことか、
 
それより、声の焦点を集めることで、もっと楽に、しかもエネルギッシュに
歌えるようになります。
 
地球にまんべんなく降り注ぐ、太陽の光で火事になることはありませんが、
虫眼鏡でエネルギーを一点の集めると簡単に火をおこすことができます。
 
それと同じことです。
 
その焦点を合わせるポイントは、サウンドビーム、サウンドコラムの頂点と
顔の前面にあるフォーカルポイントと呼ばれるところにあります。
 
もちろん、他の部分との協調が必要ですので、
そこだけ意識すればよいということではありません。
 
それについては別の機会にお話します。

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John Novello

「やすだともあき氏は最高のボーカル・インストラクターとしてお薦めできる方です。
彼は歌唱という特殊な技術を完璧に理解している。」

ジョン・ノヴェロ(ナイアシン)

マーク・バクスター

マーク・バクスター

"Tomoaki is a gifted and dedicated teacher of singing.
His knowledge of technique is outstanding.
Anyone looking to improve their vocal skills would be well served by this inspiring teacher." 
Mark Baxter

「ともあき氏は才能に満ち溢れているだけでなく、情熱を持ったボイストレーナーだ。
彼は飛び抜けた知識と技術を持ち合わせている。
自分のボーカル技術を上達したいと思っている人は必ず彼から多くを学べるはずだ。」

マーク・バクスター

トレーシー

トレーシー・ミェン・ルイス
▼最新動画
http://youtu.be/7bpwCA171vA

"Tomoaki Yasuda's passion for teaching is rare. 
He
is dedicated to bringing the best in vocal technique to his students,
insuring the student has a complete understanding of their instrument
and how to use it.
He is a wonderful instructor and an great asset to the vocal community as a whole."
- Tracee Meyn

「やすだともあき氏がボーカル・トレーニングに注ぐ情熱は他に類を見ないほどだ。
彼はその情熱的な姿勢で会員に最高のテクニックを伝授する。
また、その技術を完全に理解するよう丁寧な指導を心がけている。
氏は優れたインストラクターだけでなく、ボーカル界にとって大きな財産である。」

トレーシー・ミェン・ルイス

会員さんの声

■ 数多くあるボイストレーニングの学校の中から、BBを選んだのは、先生の声に対する考え方に深く共感したからです。

是非入会したい!と思った時は、生徒の募集をお休みしていたため、他のスクールに通っていました。

 
以前通っていたスクールでは、お腹で支える!の一辺倒で教えていたので、講師の方々が、どうしても喉に力が入ったような声を出していましたし、習っている生徒さんたちもみな同じでした。
 
納得できずに、結局辞めてしまい、歌うことも止めてしまいました。
 
しかし、偶然にまたBBのHPにたどり着いたとき、再度生徒の募集をしていたので、慌てて入会しました。
 
実際にレッスンを受けてみて、の私の感想ですが、まず、とても信頼できます。
 
これが一番大切で、そして全てです。
 
先生が、確かな耳を持ってらっしゃる。
 
そして確かな技術を持ってらっしゃる。
 
だから私の声の出し方のどこが悪くて、どうしたら改善できるのか、的確なアドバイスをすることができる。
 
もう本当にこれが全てです。
 
毎回、声の出し方について、少しづつ理解が深まって、レッスンの後は、とてもハッピーな気持ちになります。
 
一度は歌うことをやめてしまいましたが、安田先生と出会って、また基礎から習い始めることができて、本当にラッキーだと思っています。
 
少しづつですが、理想の声に近づけるよう、これからも頑張っていきたいです。
(K,Eさん 千代田区)
 
 
■ 喉に力が入ってしまって、1曲すら歌いきることが困難というのが私の悩みでした。
 
HPでbirdbeakの存在を知り、体験カウンセリングに行くことに決めました。
 
無料体験レッスンというものがたくさんあるなか、そうではない有料のレッスンに惹かれたのは、HPから何らかの力、引き寄せる力を感じたからだと思います。
 
体験カウンセリングに私は1分半ほどのデモ曲を持参しました。
 
自分の出来るすべてを、すべての知識をそこに凝縮して録音しました。
 
そして、そのたった1分半のデモを安田さんに聴いていただきました。
 
そしたらなんと、即座に4つ5つとアドバイスの言葉が私の耳に届きました。
 
今まで悩んでいて、何をしたらうまくなるのかわからずにいたのに、一瞬にして解決の方法を見出した安田さんには本当に驚きました。
 
そして感動しました。
 
本物に出会えたと思いました。
 
レッスンに通い始めの頃は、正直、新しいアイディアに戸惑いました。
 
頭ではわかっていても、実際に出来るかといったらそうでなかったからです。
 
頭でわからないことすらありました。
 
固定観念があったからです。
 
わからないことは何でも、そして何度も同じ質問をわかるまで質問しました。
 
その都度、安田さんは丁寧に様々なアイディアで教えてくださいました。
 
今私は、レッスンに通い始めて約1年になります。
 
頭でわかっていることと、出来ることのギャップがやっと埋まってきているところです。
 
以前のように何をしたら良いのかという悩みは無く、日々正しい方向に努力できるくらいにまでなりました。
 
もちろんまだレッスンによるアドバイスが必要な段階ですが。
 
昔、力いっぱい歌って録音したものと、今、力を抜いて歌ったものを比べると、明らかに変化があります。
 
今のほうが聴きやすい、そして何より歌いやすい。
 
いかに無駄なことしていたかがわかります。
 
しかも喉を痛めていました。
 
今は、歌っても疲れない、喉が痛くならない、ということが嬉しくて仕方ありません。
 
入会前の悩みはもちろん無く、今の悩みは歌いすぎによる近所迷惑を心配するくらいです。
(M,Iさん 千葉市)
 
 
■ Bird Beakで安田先生のレッスンを受けるようになって3か月半になります。
 
たったそれだけの期間なのに、自分の口の中や喉における意識が格段に上がりました。
 
具体的に言うと、固まりだったものが、現在10くらいにパーツ分けされて、それをある程度ばらばらに動かせるようになってきた、という感じです。
 
これからもっともっと細分化していくんですよね?楽しみです。
 
以前のボイトレでは「お腹から声を出せ」以外に、どこをどうすればいいとはちゃんと教えてもらえず、まぐれでいい声が出ると「その状態をおぼえておくように」・・・。
 
それを習いに行ってるんじゃん!!
 
のどを壊す前に、安田先生に出会えて本当によかったです。
 
1日も早く、今歌っている声と、ここで学んでいることが歩み寄って、素敵な歌が歌えるようになることを祈りつつ、今日も練習します^^
 
そうそう、この三日坊主の私が、ほぼ毎日、安田先生に習ったことを復習してるんです。
 
そうさせる何かも、ここのレッスンにはあるんですね。
(ウクレレリンコさん 市川市)
 
 
■ 大阪から毎月2回通っています。
 
交通費のほうがレッスン料を上回りますが、それでも通う価値があります。
 
こちらが一生懸命に練習し、成果を出せば出すほど、無限のアイディアと方法を与えてくれ、先生の引き出しの多さにはいつもビックリさせられます。
 
おかげさまで、自分の夢の実現まであと一歩のところに来ました。
 
本音を言えば、今いる会員だけで独り占めしておきたいです。
 
だからあまり多くの人に入会してもらいたくありません。
 
やる気のない人は来てもあまり意味はないでしょう。
(Y,Sさん、大阪)

ボイストレーニング教室

世界標準の
ボイストレーニング・ボーカル教室 Bird Beak

東京、横浜、大阪、名古屋、京都、福岡、札幌などに会員がいらっしゃいます。

代表プロフィール

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やすだ ともあき

ボイストレーニング・ボーカル教室Bird Beak 代表2度に渡る長期アメリカ滞在(3年)でアメリカ人プロシンガー、ボイストレーナーのレッスンを受け、トレーニングの教授法も学ぶ。
多くのプロミュージシャンとのセッション、ライブ活動を経て帰国。アメリカ人ミュージシャン、音楽関係者との親交も深い。
渡米ライブ、アメリカ人ボーカリストへの指導経験もある。 NATS(全米歌唱指導者協会)会員

アメリカに20年は後れている日本のボイストレーニングに、新しい価値を伝えることを使命とする。

ボイストレーニング、ボーカルスクールの裏事情を知り尽くした「やすだ」が、いま本物の情報を提供する!